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バガヴァッド・ギーター第5章第7節

2012.11.05 Monday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

योगयुक्तो विशुद्धात्मा
yogayukto viśuddhātmā
ヨーガユクトー ヴィシュッダートマー
ヨーガに専心し、自己を浄め


yogayuktas【男性・単数・主格、限定複合語 yogayukta】[~は、~が]瞑想に専心したもの、ヨーガを行ずるもの
viśuddha【過去受動分詞 vi√śudh】清浄にされた
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[~は、~が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→viśuddhātmā【男性・単数・主格、所有複合語】[~は、~が]自己を浄めたもの、自我を浄化したもの

विजितात्मा जितेन्द्रियः ।
vijitātmā jitendriyaḥ |
ヴィジタートマー ジテーンドリヤハ
自己を制し、感官を統御し


vijita【過去受動分詞 vi√ji】征服された、獲得された
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[~は、~が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→vijitātmā【男性・単数・主格、所有複合語】[~は、~が]自己を征服したもの、自我を制御したもの
jita【過去受動分詞 √ji】勝利された、獲得された、征服された;捨てられた
indriyas【男性・単数・主格 indriya】[~は、~が]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
→jitendriyas【男性・単数・主格、所有複合語】[~は、~が]感官を制したもの、感官を制御したもの

सर्वभूतात्मभूतात्मा
sarvabhūtātmabhūtātmā
サルヴァブータートマブータートマー
その自己が万物の自己となった者は


sarva【男性】すべての、一切の、各々の;全体の
bhūta【男性】存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界
ātma【男性 ātman】気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
bhūta【男性】存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界
ātmā【男性・単数・主格 ātman】気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→sarvabhūtātmabhūtātmā【男性・単数・主格、所有複合語】[~は、~が]自己が万物の自己となったもの、自我が万物の自我と一体化したもの、自他の区別がないもの

कुर्वन्न् अपि न लिप्यते ॥
kurvann api na lipyate ||
クルヴァン アピ ナ リッピヤテー
行為をしても穢されない


kurvan【男性・単数・主格 kurvat√kṛの現在分詞)】[~している]為す、動作する;現在の、活動する
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
na【否定辞】~でない
lipyate【三人称・単数・現在・受動活用 √lip】[彼は~される、それは~される]油を塗る、(対格)に(具格)を塗る;汚す、穢す、不潔にする、染める

योगयुक्तो विशुद्धात्मा विजितात्मा जितेन्द्रियः ।
सर्वभूतात्मभूतात्मा कुर्वन्नपि न लिप्यते ॥७॥

yogayukto viśuddhātmā vijitātmā jitendriyaḥ |
sarvabhūtātmabhūtātmā kurvannapi na lipyate ||7||
ヨーガに専心し、自己を浄め、自己を制し、感官を統御し、
その自己が万物の自己となった者は、行為をしても穢されない。

光の祭典-ディーワーリー(ディーパーヴァリー)

2012.11.05 Monday

2012年11月13日(インド時間。日本時間では14日。)は、ヒンドゥー教の三大祭のひとつであるディーワーリーの祝日です。このお祭りは、別名ディーパーヴァリーともよばれ、サンスクリット語では「光の列、夜のイルミネーション」を意味します。
この祭典期間中は、ろうそくや煌びやかな照明がインド全国の街中で灯され、その美しさはおおくの人々を魅了します。

このお祭りは、以下のように解説されています[1]。

「ディーパーヴァリーは「光の祭典」として知られ、正義が悪に打ち勝った象徴である。ランプには、その勝利の祝福と人類の希望の記として、灯が点される。ディーワーリーまたはディーパーヴァリー(陶器製のランプの列)を祝う理由は、ラーマが宮殿から追放され14年間を森で暮らす間に、シーターを奪った羅刹王ラーヴァナを殺し、凱旋したラーマを祝福するためである。ラーヴァナを殺した日は、ダシャラー(ディーワーリーの19~21日前日)として祝われる。祭典は、光とランプに焦点がおかれ、地域によっては、花火が打ち上げられるところもある。

ディーパーヴァリーは、ヒンドゥー暦のアーシュヴィン月に6日間連続で祝われる。おおよそ10月あるいは11月に行われるが、インドでは、もっとも人気があり、待ち望まれている祭典のひとつである。ヒンドゥー教徒、ジャイナ教徒、シーク教徒は、この祭典を、人生の祝福、そして家族と社会の絆を深めるために祝う。ジャイナ教徒にとっては、もっとも重要な祭典であり、ジャイナ教暦では新年にあたる。またシーク教徒にとっても、信仰上重要な祭典である。

・ヒンドゥー教における意義
祭典は、悪に対する正義の勝利を象徴する。サンスクリット語のディーパーヴァリーは、光が暗闇に勝利したことをあらわす光の列を意味する。サンスクリット語の知識が廃れるにしたがい、特に北インドでは、名称が一般にディーワーリーと変化した。

ディーワーリーの日は、多くの人は新しい服を身につけ、お菓子を分け合い、爆竹を鳴らす。北インドの経済界では、事業年度はディーワーリーの日に開始され、新しい商業帳簿はこの日から付けられる。

ヒンドゥーでは、この祭典を祝う理由を、次のようにいくつか挙げている。

・スカンダ・プラーナによると、女神シャクティは、シヴァ神の半身を手に入れるために、シュクラ・パクシャのアシュタミー(月が満ちる時)から21日間の苦行を行った。この誓願(ヴラタ)は、ケーダラ・ヴラタとして知られる。ディーパーヴァリーは、この苦行が完了した日である。この日、シヴァ神は左半身にシャクティを受け入れ、アルダナーリーシュヴァラとして顕現した。熱心な帰依者は、空間を意味するカラシャと呼ばれる容器に21本の紐を入れ、35日間21種類の供養を行う。最終日はケーダラ・ガウリー・ヴラタとして祝われる。

・ディーワーリーは、アヨーディヤの王ラーマが羅刹王ラーヴァナを殺し、シーターと弟のラクシュマナとともに、アヨーディヤへと凱旋した祝いでもある。道に沿ってオイルランプに灯りを点すことで、暗闇にある人々の道を照らすと信じられている。北インドでは、祭典はヴィクラム暦の最終日に行われる。次の日は北インドの新年にあたり、アンナクットと呼ばれる。

・クリシュナの妻のひとりであるサティヤバーマーによって、大破壊をもたらした悪鬼ナラカースラ(地獄のアスラの意味)が倒された祝日。クリシュナのアヴァターの時代であるドゥヴァーパラ・ユガにもたらされた。別の解釈では、悪鬼はクリシュナ自身に倒されたともいわれる。南インドでは、シャリヴァハナ暦にしたがうため、ディーワーリーの新年は一致しない。
(以下略)」

地方によっては、女神ラクシュミーをお祀りするところなどもあるようです。この日はインドの習慣にならって、ランプに灯を点し正義の復興を願ったり、日頃お世話になっている人々に贈り物をしてみるのもよいかもしれませんね。

※新月と重なるディーワーリーは、インドでは11月13日となりますが、日本時間では11月14日に祝福されます。

出典
[1] Wikipedia "Diwali", http://en.wikipedia.org/wiki/Diwali

光の源

2012.11.05 Monday

一年中でもっとも光に包まれる時を迎えようとしているインドは、この光の祭典であるディーワーリーの祝福のために、今、多くの喜びに満ちている頃かもしれません。新年にも重なるこの日を盛大に迎え入れようと、嬉しそうに準備に追われる大人たち、そしてはしゃぎ回る子どもたちの姿が、微笑ましいほどに毎日を彩っていたことを思い出します。

このディーワーリーを迎えようとする喜びに満ちた日々の中で、生きることがこんなにも美しく喜ばしいものであると感じたことはないと、そうある師に伝えると、師はふと言いました。「光があるところに暗闇は存在できないことを覚えておきなさい。」と。

何気ないその言葉も、インドの神聖な雰囲気の中で悠々と述べる師の深いまなざしが共にあると、心の奥までぐっと深く入り込んできたことを覚えています。自分という存在なしに光そのものを認識することができないように、完全な暗闇は、自身の存在がある限り存在しないものであることを、師のその言葉を通じて実感したように思います。

ディーワーリーは新月の夜、そのもっとも暗い夜に祝福されるものです。暗闇を照らす人々の喜びは何よりも輝くものであり、沸き起こる至福と、そして光の在る真の場所を見つけたのも、その時だったように思います。

そして、闇の中で光を見つめる人々にとってこの日に欠かすことができないものが、悪に対する善の勝利への祝福と歓喜です。ただ目の前に存在する瞬間を、心を突き動かされるほどに祝い喜ぶ人々の姿を目にし、それがどんなものにも変えられない勝利となり得ることを思い知らされたのは言うまでもありません。この世界を明るく照らすものは、人々の内に存在する一つ一つの灯りであること、それに一人一人が気づいていられれば、この世に暗闇は存在できないと、あの時師は述べたのだと理解しています。

光の在る所、喜びの在る所、善の在る所、真実の在る所、その、自分自身の在るべく場所を、この時に改めて気づいていたいと強く願っています。そしてこの新しい年が、多くの喜びに満ちた光溢れるものとなりますよう、心からお祈りしております。

(文章:ひるま)

クンブ・メーラ・ツアーについて

2012.11.05 Monday

来年(2013年)の1~2月にかけて、インドのアラハバードでクンブ・メーラ(壺祭)が行われます。
世界最大の宗教的祝祭といわれるこの祭は、アラハバード、ハリドワール、ナースィク、ウッジャインの街で持ち回りし、4年に1度づつ行われます。つまり1つの街で12年に1度づつ行われる祭りです。

この中でもガンジス川とヤムナー川(と伝説ではサラスヴァティー川)が交わるアラハバードのクンブメーラは特に大規模なものになります。
私は、前回2001年のアラハバードのクンブメーラに修行者として参加しました
が、その時の参加者は6000万人に達しました。まさに世界最大の祭です。

この祭は、占星術的に最もいい時期に行われます。
そしてその中でも、最も素晴らしい日にサンガム(川の合流点)で沐浴すると、生まれ変わりの輪から抜け出ることができる(解脱する)とも言われています。
その日はヒマラヤから降りてきたたくさんのサドゥ(出家修行者)達や参加者達が川に入るのです。

私も12年前の占星術的に一番いい日に、川に入りました。
実は入ったというよりは、溢れる人たちに押されて川に落ちたのですが、とてもいい体験ができました。

数年後、インドでもっとも凄腕と言われる占星術家に運命を観てもらった時、「君は、2001年に何か、死にそうな体験をしたか?」と聞かれました。「はい2001年1月24日、アラハバードのクンブメーラで、押されて川に落ち、結果的に沐浴しました。」
そう答えると、老占星術家は「うーん。君はおそらく来世に高い転生をするだろう。ホロスコープにそう出ている。」と言われました。

その時、やはりクンブメーラでの沐浴は何かいい影響を与えるのだと確信しました。

来年2月に私が同行するクンブメーラ・ツアーを実施します。クンブメーラは普通外国人は、(宿がとれないため)参加できない環境なのですが、今回は旅行社が1年近く前から宿をおさえてくれました。また大物サドゥと交渉もし、最も聖なる日に安全に沐浴できるように取り計らってもらえるようになりました。
またインド政府観光局の後援もいただきました。

おそらく2度とないだろう貴重な機会です。よかったら一緒にクンブメーラに行きましょう。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

クンブメーラーツアーにつきまして、詳細は以下のホームページよりご覧いただけます。
http://www.tairikuryoyu.co.jp/special/ganesh-giri/2013-kumbhmela/

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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バガヴァッド・ギーター第5章第6節

2012.11.03 Saturday

संन्यासस् तु महाबाहो
saṁnyāsas tu mahābāho
サンニャーサス トゥ マハーバーホー
しかし、(行為の)放擲は、アルジュナよ


saṁnyāsas【男性・単数・主格 saṁnyāsa】[~は、~が](属格、―゜)の放棄;契約;寄託、委託
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
mahābāho【男性・単数・呼格 mahābāhu】[~よ]強大な腕力を持つ(者)、長い腕を持つ(者)、強い臂を持つ(者)。ここではアルジュナのこと。

दुःखम् आप्तुम् अयोगतः ।
duḥkham āptum ayogataḥ |
ドゥフカム アープトゥム アヨーガタハ
(行為の)ヨーガなしでは達成し難い


duḥkham【中性・単数・対格 duḥkha】[~に、~を]不安、心配、苦痛、悲しみ、悲哀、困難、苦しみ
āptum 【不定詞 √āp】[~すること]到達する、獲得する、成し遂げる;遭遇する、蒙る、関係する、耐え忍ぶ;起こる
ayogatas【副詞】奮励せずに、勉励せずに;ヨーガなしで

योगयुक्तो मुनिर् ब्रह्म
yogayukto munir brahma
ヨーガユクトー ムニル ブラフマ
ヨーガに専心した賢者は、ブラフマンに


yogayuktas【男性・単数・主格 yogayukta】瞑想に専心した、ヨーガを行ずる
munis【男性・単数・主格 muni】[~は、~が]霊感を得た人;賢人、予言者、苦行者、隠者、沈黙の誓約をした者
brahma【中性・単数・対格 brahman】[~に、~を]聖智に満ちた者、婆羅門;祭官とくにヴェーダ祭式を総監する祭官;ブラフマンを神格化した最高神、梵天、宇宙の創造者として保持者ヴィシュヌおよび破壊神シヴァとともにトリムルティを形成する神格;理性

नचिरेणाधिगच्छति ॥
nacireṇādhigacchati ||
ナチレーナーディガッチャティ
遠からず達する


nacireṇa【副詞】まもなく、やがて
adhigacchati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 adhi√gam】[彼は~、それは~]~に行く、近づく、達する;出会う、遭遇する;見出す、発見する;完成する;学習する、研究する、読む

संन्यासस्तु महाबाहो दुःखम् आप्तुम् अयोगतः ।
योगयुक्तो मुनिर्ब्रह्म नचिरेणाधिगच्छति ॥६॥

saṁnyāsastu mahābāho duḥkham āptum ayogataḥ |
yogayukto munirbrahma nacireṇādhigacchati ||6||
しかし、アルジュナよ、行為の放擲は、行為のヨーガなしでは達成し難い。
ヨーガに専心した賢者は、遠からずブラフマンに達する。

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