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グランティ(結節)の話とヨーガのすすめ

2013.08.19 Monday

「クンダリニー」という言葉がありますが、クンダリニーとは、尾てい骨の先端あたりに眠っている根源的生命エネルギー(シャクティ)が目覚めて動き出した時の状態のエネルギーのことをいいます。
このクンダリニーが脊柱を駆け登り、頭頂から抜けると、人は超人になると言われています。

クンダリニー系のヨーガを修行されておられる方もいらっしゃると思いますが、結節の問題にぶつかれる方もおられると思います。

結節とは、スシュムナー・ナーディ(クンダリニーのエネルギーが上がる脊柱内に位置するとされるルート)の中に3カ所あると言われるストッパーのことです。
これはクンダリニーエネルギーが事故などで覚醒し、暴走することを防ぐために、生物として自然についているのですが、逆にこれがあるためにクンダリニーの覚醒に成功できない、という問題の種にも成りえます。

結節の存在や位置にかんしては、諸説があり、実は指導者や流派によって微妙に違う位置が示されることがあります。
ただし2番目の結節に関しては、胸の中心(いわゆるアナハタ・チャクラ)あるという説が有力です。

経験されている方もおられると思いますが、いわゆるハタヨーガ系の修行を積んで、ここの結節が通るようになり始めると、行法などの際、人によっては胸椎の骨が「コキン。」とかなり大きな音を立てるようになります。
(もちろん、通った感じはしますが、音はならないという方の方がはるかに多いかもしれません。)

これはこの結節をエネルギーが通れるルートが開きだしたしるしなのだと思いますが、同時に非常に気持もすっと通った気がします。

ヨーガの師からお聞きしたことがるのですが、昔の日本人はこの胸の結節が通った状況を「腑に落ちる。」と言ったそうなのです。
日本人は昔からそういう感性を持っていたのですね。

話は少し飛びますが、ヨーガを始めて日本伝えたのは、およそ1200年前の空海だと言われています。(空海は「喩伽」と言っています。)

今のハタヨーガのようなものとは、形は違うと思いますが、ヨーガのエッセンスはその時初めて日本に伝わったのだと思います。
そう考えると日本は、欧米などよりはるかに古い歴史を持つ、ヨーガ大国だとも考えられます。

そのような歴史と抜群の感性を持つ日本人は実にヨーガ向きの人種だと思います。

ヨーガをまだ経験したことがない皆様、よろしかったら何かの機会にヨーガを体験してみてください。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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蛇の象徴

2013.08.12 Monday

神聖なシュラヴァナ月における祝祭の一つが、本日も祝福されています。ナーガ・パンチャミーと呼ばれる蛇神を讃える祝祭です。蛇にまつわる神話は世界に広く存在しますが、インドでもまた、その存在が深遠な意味合いを映し出しています。

インドでは広く、蛇は多産や豊穣の象徴とされ、また脱皮を繰り返す姿が輪廻と不死の象徴として崇められてきました。宇宙を維持するヴィシュヌ神は、永遠を意味する「アナンタ」という大蛇に横たわり眠っています。私たちの内に存在する根源的な生命エネルギーもまた、尾てい骨に蛇のようにとぐろを巻いて眠っていると言われます。「クンダリニー」と称されるそのエネルギーは、古代より、多くの探求者がその覚醒に努めてきたものに他ありません。

一方で、シヴァ神もまた蛇と共に描かれます。一説には、シヴァ神の首にぐるりと三周巻きついた蛇の姿が、過去、現在、未来の三つのサイクルを象徴していると伝えられています。それは、心の動きによって生じる過去や未来という「時」を超越した、永遠の存在であることを示しているのだと言います。心を克服し、本質である崇高でいて永遠の存在と一つになるというヨーガの究極の目的を、最大のヨーガ行者であるシヴァ神が静謐に物語っています。

この時期に祝福されるナーガ・パンチャミーは、モンスーンに入り水かさが増え、さ迷い出る蛇の被害を受けないよう祈りを捧げたことが始まりだとも伝えられます。蛇は神聖視される一方で、くねくねと動き回る姿、また毒を持つ危険性が、人々の心のように映ります。そんな蛇を自身に巻きつけるシヴァ神は、心に打ち勝ち、永遠の真実に定まる至福を私たちに示しています。

自身の内に眠るとぐろを巻く真のエネルギーの覚醒は、その内を克服し脱皮した時に初めてあらわれるのかもしれません。この神聖な時、古代の叡智が示す象徴を通じ、改めて求めるものを見つめ直す瞬間にいるような気持ちです。叡智は常に、人々を導き続け、真実を明るく照らしています。その光の下で、心のあるべく場所をしっかりと示し、永遠の至福を自分自身の存在に映し出していきたいと感じています。

(文章:ひるま)

※ナーガ・パンチャミーは地域によって祝祭にも差異が生じます。パンチャミーは新月より5日目となることから、2013年は8月11日、もしくは12日に祝福されます。

結合が生み出すもの

2013.08.05 Monday

シヴァ神は、破壊神でありながら愛と慈悲の象徴である、強く暖かみのある神の一人です。それ故、どんな時も女性たちの憧れとして理想の存在であり続け、多くの人々の心を惹きつけてきました。

シュラヴァナ月の月曜日は、シヴァ神に捧げられるソームヴァール・ヴラタという行いが熱心に執り行われます。女性たちは夫の幸せと健康を願い、そして家庭の繁栄のために、シヴァ神を思い真摯な祈りや断食を努めます。家族を思うインドの女性たちの強さには、どんな時も感服させられるばかりでした。

男神と女神が一体となり、調和を成した姿で描かれることが多くあるインドの神々において、シヴァ神はその一体と調和をとりわけ強く示しながら存在しています。男根(リンガム)と女性器(ヨーニ)との結合を内側から描いたシヴァリンガムが、その象徴です。

サーンキャ哲学に言われる、プルシャ(精神:男性原理)とプラクリティ(物質:女性原理)の結合によって世界が生まれることを象徴するシヴァリンガムは、至高の存在を意味しています。その世界の内において目覚める永遠の意識が、悟りであり、真実との一体だからです。

私たちがこの世界に生じたことにより達成するべくものは、その永遠の意識であり、目覚めに他ありません。瞑想や祈り、ジャパの実践は、世界の内を見る目を育み、生じる現象の中に本質を見つける力を養います。精神性を歩む道において強く説かれることです。

そんな中で、古くからの伝統が生きるインドの多くの家庭では、自己犠牲とも言われるような、どっしりと強い男性の支えと、女性たちの献身的な行いが重なり、確かな調和と平安が生み出されていることを、度々目にしてきました。自我が小さくなったその行いの中で得られる気づきは、どんなものよりも人々を大きな愛に包み込み、一体性を育んでいくことを、強く見せられたように思います。

伝統に基づくさまざまな行いには、決して変わることのない真実への道筋が記されています。日々の一瞬一瞬に、こうしてここに生まれたことの意味が存在している事実を、叡智が優しく気づかせているようです。シュラヴァナ月も後半となりました。皆さまにとっても、多くの気づきに満ちた時になりますことを、心よりお祈りしております。

(文章:ひるま)

カーリーは黒、バガラームキーは黄色

2013.08.05 Monday

インドの神様には、それぞれお好みの色があります。
たとえば、ガネーシャは黄色や赤が多いです。
またシヴァは青が多かったりします。毒を飲んで首が青くなったという神話からきた、ニーラカンタ(青頸)やマハーカーラ(偉大な黒)という名前にに関係しているのだと思います。
(インドの人は黒色を青色で表すことがあります。)

別にその色でなければならないと思いますが、中にはカラーを非常に重要視している神様もおられます。

ダス・マハーヴィディヤ(10人の女神)のうちの一柱であるバガラームキーはそういった神様で、黄色を使用します。
礼拝者は黄色の服を着て、黄色の敷物に座り、ターメリックでできた黄色い数珠を使いプージャーを行います。

私が初めてバガラームキーの名前を聞いたのは、2006年のことで、わりと最近のことです。
インドの、若いですが非常に深い知識をもつある賢者の方からお聞きしました。

その時その賢者は、「あのカーリー女神より、高位に座する女神がいる。その名はバガラームキー・・・」と話し始めました。
私はへーっと思い、話をお聞きしていたのですが、バガラームキーのカラーが黄色だということに非常に興味がわきました。

カーリーは非常に強力な女神様で、その色は暗黒を表す黒です。その色の意味するところは、よくわかります。
それに対して、黄色とは・・・、と思ってしまったわけです。

でも考えてみますと、自然界でも一番危険を表す色は黒と黄色の組み合わせなのだと、聞いたことがあります。蜂などがそうですよね。自分は危険な存在だとまわりに知らしめているわけです。

ですから、カーリーの黒に対して、危険色として正反対な黄色を使ったのだと思います。

そして、最近、さらに思うことがありました。
黄色は「本来は子供の色」だと聞いたからです。

つまり非常に無邪気な色なのだとも言えるわけです。

カーリー女神が闇の力を表す黒をそのカラーにして、バガラームキーは子供が虫などを捕まえて無邪気に遊んでいるうちに殺してしまうような無邪気さを根底にもつ狂気性を表しているのではないか、と最近思うようになりました。
だからこそ、カーリーの向こうを張る位、強力なご利益の神様たりえるのだと思います(バガラームキーは、敵や邪を祓う神様としてだけではなく、宝くじを当ててくださる神様としても信じられているようです)。

もちろん、一介の行者である私はインドに関する学者でもありませんし、色の専門家でもありません。ですから以上の話は、私の私見です。
しかし・・当たらねど遠からじ、かもしれないな、とひそかに思っております。

最後に・・インドの神様は、カーリーやバガラームキーのように、たとえ表面的には恐ろしい畏怖相を見せていても、内側にあるのは「大いなる愛」です。
表面的なものだけのみて敬遠せず、こころから祈れば必ず聖なる恩寵が降り注ぎます。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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慈悲深い愛の象徴

2013.07.29 Monday

シヴァ神に捧げられるシュラヴァナ月の始まりは、北インドにモンスーンの訪れを伝えます。焼けるような灼熱の暑さが続く日々に、恵みの雨がもたらされる待望の時です。空気は新鮮さを取り戻し、辺りが浄化されていくこの月は、生き生きとしたプラーナ(生命エネルギー)が満ち、神聖な行いを努める吉兆な瞬間に溢れています。

そんな神聖な時を迎え、ここ日本でも、ひと呼吸、ひと呼吸を大切に過ごしています。ヨーガの行いにもおのずと意識が高まり、自然を敬いその規則的な流れと共に歩んでいたインドでの日々の行いが、しっかりと生きていることに気がつきます。

シュラヴァナ月は、その神聖さゆえに、多くの人々が菜食となり、ジャパや瞑想に励みます。この月の月曜日には、熱心な断食も行われます。シヴァ神に捧げられる吉日だからです。

シヴァ神は、この月に起きたとされるヒンドゥー教の創造神話「乳海撹拌」において生み出された猛毒を飲みこみ、世界を救いました。そして、生きとし生けるものの繁栄を願い、長い間、瞑想に専心していました。破壊の神であり、慈悲深いシヴァ神は、どんな時も、世界の平安を願っています。そして神聖さが溢れるこの時、シヴァ神に捧げられる行いは、人々を大切なものへと導きます。

愛や慈悲の象徴であるシヴァ神は、すべての人の中心に内在している神と言われています。断食や瞑想により、心身の働きから生じる欲が静まり、自我もまた小さくなる過程においては、自身の中心にある慈悲深い愛が大きくなることに気づくはずです。それこそが本質であり、ヨーガの求める崇高者との合一に他ありません。叡智は常に、人々を中心に戻すことを教え、優しく導いています。

神聖な空間の中でヨーガを努める時、探すものは、どんな時も自分自身の中心でした。最高のヨーガ行者であったシヴァ神が、自身の象徴を通じて見せるものは、愛と慈悲に満ちた美しい世界の姿です。自分自身の中心であるその慈悲深い愛を、世界の中心として位置付けられるよう、この神聖な時を享受したいと感じています。

(文章:ひるま)
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