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バガヴァッド・ギーター第6章第43節

2014.01.01 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

तत्र तं बुद्धिसंयोगं
tatra taṁ buddhisaṁyogaṁ
タットラ タン ブッディサンヨーガン
そこで彼は、知性との合一を


tatra【副詞】そこに;そこへ;ここに;それのために、その場合に、その時に
tam【男性・単数・対格、指示代名詞 tad】[~に、~を]これ、あれ、彼
buddhi【女性】知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
saṁyogam【男性・単数・対格 saṁyoga】~との接続・連合・結合・接触;~への専心;~との友好関係・縁故
→buddhisaṁyogam【男性・単数・対格、限定複合語】[~に、~を]理性よる精神統一、心の修練;最高精神との知的合一

लभते पौर्वदेहिकम् ।
labhate paurvadehikam |
ラバテー パウルヴァデーヒカム
獲得する、前世になされた


labhate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √labh】[彼は~、それは~]捕らえる、遭遇する、発見する;看取する;取得する、獲得する、受け取る
paurvadehikam【男性・単数・対格 paurvadehika】前世に関する、前世に由来する;前世になされた

यतते च ततो भूयः
yatate ca tato bhūyaḥ
ヤタテー チャ タトー ブーヤハ
それから、さらに到達しようと努力する


yatate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √yat】[彼は~、それは~]立ち現れる、整列する;競う;(具格)と結合する;(処格)と結合されたいと努める、~に到達しようと試みる;~を得ようと努める、~をしようと努める、~に専念する、~を切望する;尽力する;用心する;(対格)に予め備える
ca【接続詞】そして、また、~と
tatas【副詞】そこで、それから、その後、すると、その時
bhūyas【副詞】一層多く;もっとも多く;大いに、非常に、はなはだ;その上に;なおまた、さらに、その他に、なお一層;再び、新たに

संसिद्धौ कुरुनन्दन ॥
saṁsiddhau kurunandana ||
サンシッダウ クルナンダナ
完成において、アルジュナよ


saṁsiddhau【女性・単数・処格 saṁsiddhi】[~において、~のなかで]完成、成就、遂行、成功;(―゜)における完全
kurunandana【男性・単数・呼格 kurunandana】[~よ]クルの子孫[アルジュナの別名。クルはパーンドゥとドリタラーシュトラ共通の祖先にあたるため、クルクシェートラの戦いでは、多くの戦士はクルの子孫となる。]

तत्र तं बुद्धिसंयोगं लभते पौर्वदेहिकम् ।
यतते च ततो भूयः संसिद्धौ कुरुनन्दन ॥४३॥

tatra taṁ buddhisaṁyogaṁ labhate paurvadehikam |
yatate ca tato bhūyaḥ saṁsiddhau kurunandana ||43||
そこで彼は、前世で得た知性との合一を果たす。
それから、さらなる完成に向かって努力する。

生きる叡智

2013.12.31 Tuesday

ヨーガや瞑想といった修練を続ける中で、そこに完璧さを求める時があります。その完璧さとは何か、日常の実践において繰り返し見つめる時、叡智が述べる一つ一つがはっきと見えてくるように思います。

例えば浄化を通じ、自身の内の余分なものを排除する時ほど、生み出される思考や言葉、行いに至るまでが、明瞭になる時はありません。自分という者に執着する際に生じる苦難もまた、自我を取り除くことで容易に消えていきます。手放すこと、身を任せること、その自由の中で見つける至福はどんなものにも代えがたいものです。

そこに、求める完璧さがあることを、ここで幾度となく感じています。完璧さとは、何も加えるものがない状態ではなく、何も削るものがない状態であること、繰り返し説かれてきたその教えの意味が、ここで行いを通じ明確になります。

その気づきは全て、日々の出来事によって与えられるものでした。叡智は、この日々の経験によって生きるものとなり、物質科学では理解できないような、魂を通じる気づきとして、あらゆる物事を浮き上がらせるように感じています。

叡智が日々の中で生きたものとなるには、何よりも自分自身による実践が伴わなければなりません。積極的に無償の行いを努めることが切に説かれるように、その中で真理が真理として自身の内に実現されなければ、叡智はただの物語として終わってしまいます。

この一年で何よりも強く感じていたこと、それは、悟りとは未来にあるものではなく、今ここにあるものだということに他ありません。現在の自分が未来の自分を築いている事実を常に心に留め、叡智を生かすべく、今この瞬間を清く美しく生きることをどんな時も努めていたいと感じています。

本年もSitaRamaをご利用くださいまして、誠にありがとうございました。来るべき新しい年が、皆さまにとって平安で、至福に満ちた年となりますことを心よりお祈り申し上げております。どうぞ良き年末年始をお過ごしください。

(文章:ひるま)

バガヴァッド・ギーター第6章第42節

2013.12.31 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अथवा योगिनाम् एव
athavā yoginām eva
アタヴァー ヨーギナーム エーヴァ
あるいは、ヨーガ行者たちの


athavā【副詞】あるいは、もしくは、むしろ;しかしながら、さて
yoginām【男性・複数・属格 yogin】[~たちの、~たちにとって]ヨーガ行者、修行者、実践者
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)

कुले भवति धीमताम् ।
kule bhavati dhīmatām |
クレー バヴァティ ディーマターム
一族において生まれる、叡知ある


kule【中性・単数・処格 kula】[~において、~のなかで]家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
bhavati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √bhū】[それは~、彼は~]ある、存在する、~となる;生じる
dhīmatām【男性・複数・属格 dhīmat】知恵のある、思慮のある、聡明な、賢明な、博識な

एतद् धि दुर्लभतरं
etad dhi durlabhataraṁ
エータッド ディ ドゥルラバタラン
実にこれは、より得難い


etat【中性・単数・主格、指示代名詞 etad】[~は、~が]これ
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
durlabhataram【中性・単数・主格・比較級 durlabha】[より~]得難い、見出し難い、会い難い、稀な;貴重な

लोके जन्म यद् ईदृशम् ॥
loke janma yad īdṛśam ||
ローケー ジャンマ ヤッド イードリシャム
この世において、そのような誕生は


loke【男性・単数・処格 loka】[~において、~のなかで]空間、余地、場所;地方、地帯、国;世界、宇宙の区分;天;地;人類、一般の人民、国民;男子(複数);(複)団体、仲間;日常生活、慣例、世事、俗事;視ること
janma【中性・単数・主格 janman】[~は、~が]誕生、起源、産出;生命、存在;誕生地;父;生物、実在;種族、家族;種類;性質;再生;方法;水
yad【中性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~である人
īdṛśam【中性・単数・主格 īdṛśa】そのような状態、そのような場合

अथवा योगिनामेव कुले भवति धीमताम् ।
एतद्धि दुर्लभतरं लोके जन्म यदीदृशम् ॥४२॥

athavā yogināmeva kule bhavati dhīmatām |
etaddhi durlabhataraṁ loke janma yadīdṛśam ||42||
あるいは、叡知あるヨーガ行者たちの一族に生まれ変わる。
実に、このような転生は、この世において非常に稀である。

バガヴァッド・ギーター第6章第41節

2013.12.30 Monday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

प्राप्य पुण्यकृतां लोकान्
prāpya puṇyakṛtāṁ lokān
プラープヤ プンニャクリターン ローカーン
善行者の世界に達して


prāpya【絶対分詞 pra√āp】[~して、~してから]到達する、会する、邂逅する、見出す;獲得する、娶る;蒙る
puṇyakṛtām【男性・複数・属格 puṇyakṛt(=puṇyakartṛ)】[~の、~にとって]敬虔に行う、有徳の 【名詞】正義の人
lokān【男性・複数・対格 loka】[~らに、~らを]空間、余地、場所;地方、地帯、国;世界、宇宙の区分;天;地;人類、一般の人民、国民;男子(複数);(複)団体、仲間;日常生活、慣例、世事、俗事;視ること

उषित्वा शाश्वतीः समाः ।
uṣitvā śāśvatīḥ samāḥ |
ウシトヴァー シャーシュヴァティーヒ サマーハ
永遠の年月を暮らし


uṣitvā【絶対分詞 √vas】[~して、~してから]留まる、泊まる、休止する、止まる、滞在する、滞留する、住む、生活する;存在する、(処格)にある;依存する;(純潔を)守る;楽しく・気楽に暮らす
śāśvatīs【女性・複数・対格 śāśvata】永遠の、不変の、不断の、恒久の、永久の
samās【女性・複数・対格 sama】[~らに、~らを]年

शुचीनां श्रीमतां गेहे
śucīnāṁ śrīmatāṁ gehe
シュチーナーン シュリーマターン ゲーヘー
純潔で高貴な人々の家において


śucīnām【男性・複数・属格 śuci】[~らの、~らにとって]輝く、光を発する;白く輝く;明るい、清い;純粋な、汚れのない、罪のない、正直な、高潔な;(祭式上)清浄な
śrīmatām【男性・複数・属格 śrīmat】[~らの、~らにとって]輝かしい、美しい;黄金に富む;著名な、高名な、高位の・高貴なる威厳を有する;金持ちの;繁栄に資する
gehe【中性・単数・処格 geha】[~において、~のなかで]家、住居;家庭生活

योगभ्रष्टो ऽभिजायते ॥
yogabhraṣṭo 'bhijāyate ||
ヨーガブラシュトー ビジャーヤテー
ヨーガから脱落した者は、生まれる


yogabhraṣṭas【男性・単数・主格 yogabhraṣṭa】[~は、~が]信仰・冥想・ヨーガから脱落した
abhijāyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 abhi√jan】[彼は~、それは~]生まれる、運命づけられる;産出させられる;(輪廻して)再生する

प्राप्य पुण्यकृतां लोकानुषित्वा शाश्वतीः समाः ।
शुचीनां श्रीमतां गेहे योगभ्रष्टोऽभिजायते ॥४१॥

prāpya puṇyakṛtāṁ lokānuṣitvā śāśvatīḥ samāḥ |
śucīnāṁ śrīmatāṁ gehe yogabhraṣṭo'bhijāyate ||41||
ヨーガから脱落した者は、善行者の世界に達して、
永遠の年月を暮らし、純潔で高貴な家庭に生まれ変わる。

バガヴァッド・ギーター第6章第40節

2013.12.29 Sunday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

श्रीभगवान् उवाच
śrībhagavān uvāca
シュリーバガヴァーン ウヴァーチャ
クリシュナは語った


śrībhagavān【男性・単数・主格 śrī-bhagavat】栄光ある方、神聖な神、威厳ある尊者。ここではクリシュナのことを指す。
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は~した]言う、語る

पार्थ नैवेह नामुत्र
pārtha naiveha nāmutra
パールタ ナイヴェーハ ナームトラ
アルジュナよ、現世においてもない、来世においてもない


pārtha【男性・単数・呼格】[~よ]プリターの息子。アルジュナのこと。
na【否定辞】~でない
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
iha【副詞】ここで[へ・に];この世で、地上で
na【否定辞】~でない
amutra【副詞】それにおいて;ここに;そこに、そこに向かって;他の世において、来世において

विनाशस् तस्य विद्यते ।
vināśas tasya vidyate |
ヴィナーシャス タッスヤ ヴィディヤテー
彼の滅亡がある


vināśas【男性・単数・主格 vināśa】[~は、~が]消失、中止、喪失;分解、破壊、滅亡
tasya【男性・単数・属格、指示代名詞 tad】[~の、~にとって]彼、それ、あれ
vidyate【三人称・単数・現在・受動活用 √vid】[それは~]ある、存在する、見られる

न हि कल्याणकृत् कश्चिद्
na hi kalyāṇakṛt kaścid
ナ ヒ カリヤーナクリット カシュチッド
なぜならば、善行をなす者は、誰もない


na【否定辞】~でない
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
kalyāṇakṛt【男性・単数・主格 kalyāṇakṛt】善行をなす、徳のある、情が深い
kaścid【男性・単数・主格、不定代名詞、kim + cit】誰か、誰かある人、何か、何かあるもの

दुर्गतिं तात गच्छति ॥
durgatiṁ tāta gacchati ||
ドゥルガティン タータ ガッチャティ
悪道に行く、アルジュナよ


durgatim【女性・単数・対格 durgati】[~に、~を]悲惨、不運、貧窮;地獄
tāta【男性・単数・呼格 tāta】[~よ]父;親愛なる父よ(長上、優者、小児または弟子に呼びかける語)
gacchati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √gam】[彼は~、それは~]行く、動く、歩む;去る、来る;止む、死す;~に近づく、~に達する、~を得る

श्रीभगवान् उवाच
पार्थ नैवेह नामुत्र विनाशस्तस्य विद्यते ।
न हि कल्याणकृत्कश्चिद् दुर्गतिं तात गच्छति ॥४०॥

śrībhagavān uvāca
pārtha naiveha nāmutra vināśastasya vidyate |
na hi kalyāṇakṛtkaścid durgatiṁ tāta gacchati ||40||
クリシュナは語った。
アルジュナよ、現世でも、来世でも、彼が滅亡することはない。
なぜなら、善行者は誰も悪道に赴かないからだ。
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