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バガヴァッド・ギーター第7章第4節

2014.01.09 Thursday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

भूमिर् आपो ऽनलो वायुः
bhūmir āpo 'nalo vāyuḥ
ブーミル アーポー ナロー ヴァーユフ
地、水、火、風


bhūmis【女性・単数・主格 bhūmi】[~は、~が]大地;(属格)のための地面、土地;地方、地区、国土、地域;土壌;地点、敷地、場所;(建物の)階、床;地位、役目;(俳優の)役割;(ヨーガにおける)段階;程度、範囲;(愛、信頼の)対象、(娯楽の)機会
āpas【女性・複数・主格 ap】[~らは、~らが]水
analas【男性・単数・主格 anala】[~は、~が]火;アグニ神
vāyus【男性・単数・主格 vāyu】[~は、~が]風、空気;風の神

खं मनो बुद्धिर् एव च ।
khaṁ mano buddhir eva ca |
カン マノー ブッディル エーヴァ チャ
空、思考器官(マナス)、理性(ブッディ)、そして


kham【中性・単数・主格 kha】[~は、~が]空虚なところ、穴;(特に人体の)孔、感覚器官;傷;車軸の穴;空気;天空、虚空
manas【中性・単数・主格 manas】[~は、~が]心、内的器官、知性、理性、精神、良心、思考、意向、気分
buddhis【女性・単数・主格 buddhi】[~は、~が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ca【接続詞】そして、また、~と

अहंकार इतीयं मे
ahaṁkāra itīyaṁ me
アハンカーラ イティーヤン メー
自我意識(アハンカーラ)、以上これは私の


ahaṁkāras【男性・単数・主格 ahaṁkāra】[~は、~が]自意識;自己本位;自惚、自尊
iti【副詞】~と、~ということ、以上(しばしば引用句の後に置かれる)
iyam【女性・単数・主格、指示代名詞 idam】[~は、~が]これ
me【単数・属格、一人称代名詞 mad(mamaの附帯形)】[~の、~にとって]私

भिन्ना प्रकृतिर् अष्टधा ॥
bhinnā prakṛtir aṣṭadhā ||
ビンナー プラクリティル アシュタダー
八種に分かれた構成要素(プラクリティ)である


bhinnā【女性・単数・主格 bhinna√bhidの過去受動分詞)】破られた、砕かれた;漏水する(船);破壊された;分割された;分離した、離された;全体的でない、(貨幣の)破片;拡げられた、開花した;こめかみから液の流れる(象);反目させられた;はずれた、異常な;不規則な
prakṛtis【女性・単数・主格 prakṛti】[~は、~が]本来(または自然)の形体・状態;性質、素質、傾向、気分;基本形態、型、標準、規則;自然;(自然の)始原的構成要素[それから他のすべてが展開される]、根本原質;(国家の)構成要素
aṣṭadhā【副詞】八重に、八種に、八部分のある

भूमिरापोऽनलो वायुः खं मनो बुद्धिरेव च ।
अहंकार इतीयं मे भिन्ना प्रकृतिरष्टधा ॥४॥

bhūmirāpo'nalo vāyuḥ khaṁ mano buddhireva ca |
ahaṁkāra itīyaṁ me bhinnā prakṛtiraṣṭadhā ||4||
地・水・火・風・空、思考器官(マナス)、理性(ブッディ)、そして自我意識(アハンカーラ)、
このように、私の本性(プラクリティ)は、八種に分かれている。

バガヴァッド・ギーター第7章第3節

2014.01.08 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

मनुष्याणां सहस्रेषु
manuṣyāṇāṁ sahasreṣu
マヌッシャーナーン サハスレーシュ
幾千もの人々のうち


manuṣyāṇām【男性・複数・属格 manuṣya】[~らの、~らにとって]人間;男;夫;[複数形]人類の祖先 【形容詞】人の;人々に適当な;人類に対して好意のある
sahasreṣu【中性・複数・処格 sahasra】[~らにおいて、~らのなかで]千(また大きな数または多量をあらわすのに用いられる);千頭の牡牛

कश्चिद् यतति सिद्धये ।
kaścid yatati siddhaye |
カシュチッド ヤタティ シッダイェー
稀な誰かは、成就に到達しようと努力する


kaścid【男性・単数・主格、不定代名詞、kim + cit】[~は、~が]誰か、誰かある人、何か、何かあるもの(ここでは、稀な~)

yatati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √yat】[彼は~、それは~]立ち現れる、整列する;競う;(具格)と結合する;(処格)と結合されたいと努める、~に到達しようと試みる;~を得ようと努める、~をしようと努める、~に専念する、~を切望する;尽力する;用心する;(対格)に予め備える
siddhaye【女性・単数・為格 siddhi】[~に、~のために]完成、遂行、履行、完全なる達成、成功;成就、解脱

यतताम् अपि सिद्धानां
yatatām api siddhānāṁ
さらに、努力して成就した人々のうち


yatatām【複数・属格 √yatの現在分詞】[~している][~らの、~らにとって]立ち現れる、整列する;競う;(具格)と結合する;(処格)と結合されたいと努める、~に到達しようと試みる;~を得ようと努める、~をしようと努める、~に専念する、~を切望する;尽力する;用心する;(対格)に予め備える
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
siddhānām【男性・複数・属格 siddha】[~らの、~らにとって]先見者、予言者、魔術者、魔法使い;聖者 【形容詞】的中した;成就された、遂行・達成された、生じさせられた、果たされた、実現された、成功した

कश्चिन् मां वेत्ति तत्त्वतः ॥
kaścin māṁ vetti tattvataḥ ||
カシュチン マーン ヴェーッティ タットヴァタハ
稀な誰かは、真に私を知る


kaścid【男性・単数・主格、不定代名詞、kim + cit】[~は、~が]誰か、誰かある人、何か、何かあるもの(ここでは、稀な~)
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私
vetti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √vid】[彼は~、それは~]知る、理解する、思う
tattvatas(=tattvena)【副詞】実際は;真実に、正確に;全く

मनुष्याणां सहस्रेषु कश्चिद्यतति सिद्धये ।
यततामपि सिद्धानां कश्चिन्मां वेत्ति तत्त्वतः ॥३॥

manuṣyāṇāṁ sahasreṣu kaścidyatati siddhaye |
yatatāmapi siddhānāṁ kaścinmāṁ vetti tattvataḥ ||3||
幾千もの人々のうち、成就に到達しようと努力する者は稀であり、
努力して成就した人々でさえ、真に私を知る者は稀である。

バガヴァッド・ギーター第7章第2節

2014.01.07 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

ज्ञानं ते ऽहं सविज्ञानम्
jñānaṁ te 'haṁ savijñānam
ジニャーナン テー アハン サヴィジュニャーナム
私はあなたに理論的知識と実践的知識とを


jñānam【中性・単数・対格 jñāna】[~に、~を]知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
te【単数・為格、二人称代名詞 tvad(tubhyamの附帯形)】[~に、~のために]あなた
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私
sa【前置詞】所有する、着ている、含む、現す;~に伴われた、~と一緒に;~のほかに、および
vijñānam【中性・単数・対格 vijñāna】識別;~の知識;熟練、上達、技術;教義;策略、詭計;神聖でない知識、世俗的な知識
→savijñānam【中性・単数・対格 savijñāna】[~に、~を]実践的知識に伴われた、経験的知識と一緒に

इदं वक्ष्याम्य् अशेषतः ।
idaṁ vakṣyāmy aśeṣataḥ |
イダン ヴァクシヤーミ アシェーシャタハ
これを、私は残らず語るだろう


idam【中性・単数・対格、指示代名詞 idam】[~に、~を]これ
vakṣyāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・未来 √vac】[私は~だろう]言う・話す・告げる・知らせる・記述する;名付ける、呼ぶ;叱る
aśeṣatas【副詞】残さず;全く、十分に、すべて

यज् ज्ञात्वा नेह भूयो ऽन्यज्
yaj jñātvā neha bhūyo 'nyaj
ヤジュ ジュニャートヴァー ネーハ ブーヨー ニヤジュ
それを知り、この世において、他に何もない


yat【中性・単数・対格、関係代名詞 yad】[~に、~を]~であるもの、~である人
jñātvā【絶対分詞 √jñā】[~して、~してから]知る;~を察知する、~の知識を有する、(具格)によって認識する;悟る;覚える、経験する、確かめる、調べる;是認する;~と考える、~と仮定する、~と推測する;認める、証す、許す
na【否定辞】~でない
iha【副詞】ここで[へ・に];この世で、地上で
bhūyas【副詞】一層多く;もっとも多く;大いに、非常に、はなはだ;その上に;なおまた、さらに、その他に、なお一層;再び、新たに
anyat【中性・単数・主格 anyat】他の、別の、異なる

ज्ञातव्यम् अवशिष्यते ॥
jñātavyam avaśiṣyate ||
ジュニャータヴィヤム アヴァシッシャテー
知るべきことが残される


jñātavyam【中性・単数・主格 jñātavya√jñāの未来受動分詞)】[~は、~が]確かめられるべき、了解させるべき、調べられるべき;学ぶべき、知るべき;考えられるべき
avaśiṣyate【三人称・単数・現在・受動活用 ava√śiṣ】[彼は~される、それは~される]残る

ज्ञानं तेऽहं सविज्ञानमिदं वक्ष्याम्यशेषतः ।
यज्ज्ञात्वा नेह भूयोऽन्यज्ज्ञातव्यमवशिष्यते ॥२॥

jñānaṁ te'haṁ savijñānamidaṁ vakṣyāmyaśeṣataḥ |
yajjñātvā neha bhūyo'nyajjñātavyamavaśiṣyate ||2||
私はあなたに、この理論知と実践知とを残らず語ろう。
それを知れば、この世で他に知るべきことは何もない。


※シャンカラ「jñānaは、教典や師を通じて、アートマンなどについて理解すること。vijñānaは、それを特別に〔自ら〕経験すること。」(上村勝彦注)

心の主となる

2014.01.06 Monday

新年を迎え、新たな目標や誓いを立てた方も多くいらっしゃるかと思います。その誓いを守り目標へと向かうことは、自分自身を律し、より良いところへと自身を導く大きな指針となることは確かです。そしてそこに唯一必要なものは、ヨーガの教えにあるように、自分が自分の心の支配者になるということがあるかもしれません。

揺れ動く性質を持つ心は、時に大きく私たちを支配し、頑なな決心すらも、いともたやすく崩していきます。そして心は私たちの主となり、さまざまに私たちを揺れ動かします。

この心の主となるには、2つのものが重要であると、バガヴァッド・ギーターの中で説かれました。それは、「離欲」を意味する「アビャーサ」と、「修習」を意味する「ヴァイラーギャ」です。これらは、ヨーガの経典「ヨーガ・スートラ」においても、心を止滅するための術として述べられています。

離欲は単に欲から離れるだけでなく、心を乱す欲を離れることで静けさを自身の内に保つことでもあり、それを繰り返す修習によって、心は完全な落ち着きを備えて行きます。これがなければ心を支配することはできないと、古代の叡智は述べました。

修習もまた、欲を離れた乱れのない心によって成されなければ、新たな欲望が生み出され、心は静まることはないと述べられます。こうした離欲を伴った修習が、自身の心を支配する術であることは、ここで日々実践するヨーガの生み出す平安に強く気づかされたことです。

立てた誓いを守り抜くことは、心の主となることでもあります。日常の中で、一つ一つの物事において決心を達成する時、その積み重ねは大きな悟りへと自身を導いていくに違いありません。

こうして古代の叡智と共に生きる日々は、一瞬一瞬が修行となり、その教えの実践は毎日をより美しいものとしていきます。新しく始まった一年もまた、心を穏やかに、どんな時もその内に平安を保つことを目標として、日々の行いを努めていきたいと感じています。皆さまにとっても、心安らかな一年となりますようお祈り申し上げております。

(文章:ひるま)

スシュムナー・ナーディを掃除する旅に出ませんか

2014.01.06 Monday

このコラムで何度かクンダリニー・ヨーガについて触れさせていただいておりますが、スシュムナー・ナーディ(肉体の脊柱に位置する、意識体上の脈管)を浄化することは、クンダリニー・ヨーガのみならず、人間が霊的進化を遂げる上で、かなめになることだと思います。

インドの伝統的な考え方によれば、人間は普通に日常生活を送っていても、人生の苦楽や試練をなどを体験することなどにより少しずつスシュムナー・ナーディを浄化していきます。
しかし、それですべての浄化を終わらせるためには膨大な時間がかかります。そのため生物は気の遠くなる時間をかけて数えきれれない数の生まれ変わりをすると考えられています。

しかし、様々なヨーガや瞑想の実践、マントラの詠唱や神像やヤントラのへの礼拝、霊的善行を積むことなどは、そのスシュムナー・ナーディの浄化を驚くべきスピードで加速させます。
そうして生まれ変わりの数を極端に減らそうする試みがサーダナ(霊的修練)に他なりません。

さらに、もっと高速で浄化して、今生の1回限りで終わらせてしまおう、という試みが、(正しい意味での)タントラとも言えます。

そのような試みがどの程度効果を発揮するかは、諸条件によって異なると思いますが、少なくとも、歩いて東京から大阪を目指すのが人生の浄化のスピードだとしたら、サーダナは、電車(タントラの場合は新幹線か飛行機)に乗って目指す位のスピードの違いはあるのかもしれません。

よく途中でサーダナをあきらめてしまう方がおられますが、これは電車にのったものの、途中の駅(たとえば熱海あたり)で降りてしまったことに似ています。
その場合、温泉に浸かり美味しいものを食べて(人生の物質的な快楽に身を捧げ)1泊して(生まれ変わってから)新たに電車に乗る(再度サーダナをを続ける)のもいいと思いますが、終電があれば(まだ修行できる人生が残っていれば)、その日のうちに電車に乗る(今生でサーダナを再開する)のがさらにいいのだとと思います。
各駅停車(マイペースなサーダナ)でいいのだと思います。各駅停車の電車の中で美味しいお弁当を食べても(サーダナを続けながら、物質的な人生を楽しんでも)いいじゃないですか。

まだされていない方は、よろしければ新年の始まりに、サーダナを始めてみませんか。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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