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バガヴァッド・ギーター第8章第5節

2014.02.11 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अन्तकाले च माम् एव
antakāle ca mām eva
アンタカーレー チャ マーム エーヴァ
そして死の時において、私のみを


antakāle【男性・単数・処格 antakāla】[~において、~のなかで]死、死亡の時刻;世界の終末
ca【接続詞】そして、また、~と
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)

स्मरन् मुक्त्वा कलेवरम् ।
smaran muktvā kalevaram |
スマラン ムクトヴァー カレーヴァラム
心に留めて、肉体を離れて


smaran【男性・単数・主格、現在分詞 √smṛ】[~している]記憶する、心に留める、想起する、思い出す、遺憾に思う;伝える、教える、主張する;読誦する
muktvā【絶対分詞 √muc】[~して、~してから](具格、従格)から放たれる、~から釈放される;ゆるめられる、離される;捨てられる、中止される;罪(または)存在の束縛から逃れられる
kalevaram【男性・単数・対格 kalevara】[~に、~を]身体

यः प्रयाति स मद्भावं
yaḥ prayāti sa madbhāvaṁ
ヤハ プラヤーティ サ マドバーヴァン
行く人、彼は私の状態に


yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】[~は、~が]~であるもの、~である人
prayāti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 pra√yā】[彼は~、それは~]出て行く;出発する;~に行く・赴く;(対格)に向かって進む;(対格)に(道が)通ずる、(対格)に向かって(河が)流れる;(対格)に到着する;行く、歩む;離れる、消える;飛散する、散る;離れる=死ぬ;経過する;陥る、経験する、得る、を招く;やってゆく、振る舞う
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
madbhāvam【男性・単数・対格 madbhāva】[~に、~を]私の本性;私の状態;私の存在

याति नास्त्य् अत्र संशयः ॥
yāti nāsty atra saṁśayaḥ ||
ヤーティ ナースティ アトラ サンシャヤハ
達する。この点について、疑いはない


yāti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √yā】[彼は~、それは~]動く、行く、歩く、赴く;前進する、行進する、敵に向かって前進する;旅行する;出立する、去る、立ち去る、離れる;遠ざかる;逃げる、逃れる;(道が)通ずる;通過する、過ぎ去る;消滅する、消失する;生起する、継起する;振舞う;~に達する;邂逅する;~に到着する
na【否定辞】~でない
asti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[彼は~、それは~]ある、存在する、実在する
atra【副詞】ここに、この場所に、この点において;その際、その時に
saṁśayas【男性・単数・主格 saṁśaya】[~は、~が]~に関する疑い、疑わしさ、不確実さ、懸念、ためらい;疑わしい事柄;~に対する危険、冒険

अन्तकाले च मामेव स्मरन्मुक्त्वा कलेवरम् ।
यः प्रयाति स मद्भावं याति नास्त्यत्र संशयः ॥५॥

antakāle ca māmeva smaranmuktvā kalevaram |
yaḥ prayāti sa madbhāvaṁ yāti nāstyatra saṁśayaḥ ||5||
そして死期において、私のみを心に留めて、肉体を離れて行く人は、
私の状態に達する。この点について、疑いはない。

バガヴァッド・ギーター第8章第4節

2014.02.10 Monday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अधिभूतं क्षरो भावः
adhibhūtaṁ kṣaro bhāvaḥ
アディブータン クシャロー バーヴァハ
最高の存在とは、変わりやすい存在である


adhibhūtam【中性・単数・主格 adhibhūta】[~は、~が](行為者の行動する)限界・目的;至上の霊
kṣaras【男性・単数・主格 kṣara】過ぎ去る、消滅する、変わりやすい
bhāvas【男性・単数・主格 bhāva】[~は、~が]生成すること、生起すること、起こること;(―゜)に変わること、(処格)に変化すること;在ること、存在;永続、存続;~である状態;あること・成ること;振る舞い、行状;状態、状況;階級、地位

पुरुषश्चाधिदैवतम् ।
puruṣaścādhidaivatam |
プルシャシュチャーディダイヴァタム
そして、プルシャが最高の神格である


puruṣas【男性・単数・主格 puruṣa】[~は、~が]人;人間;霊魂;個人の本体、普遍的霊魂、最高精神
ca【接続詞】そして、また、~と
adhidaivatam【男性・単数・主格 adhidaivata】[~は、~が]最高神;守護神

अधियज्ञो ऽहम् एवात्र
adhiyajño 'ham evātra
アディヤジュニョー ハム エーヴァートラ
最高の祭祀とは、この私自身である


adhiyajñas【男性・単数・主格 adhiyajña】[~は、~が]最高の供犠 【形容詞】供犠に関する
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
atra【副詞】ここに、この場所に、この点において;その際、その時に

देहे देहभृतां वर ॥
dehe dehabhṛtāṁ vara ||
デーヘー デーハブリターン ヴァラ
身体において、アルジュナよ


dehe【中性・単数・処格 deha】[~において、~のなかで]身体;塊;形;型;大きさ、かさ(嵩);人、個人;形または姿を持つもの
dehabhṛtām【男性・複数・属格 dehabhṛt】[~らの、~らにとって]身体を所有する(シヴァ神) 【男性名詞】有形の生物、人間
vara【男性・単数・呼格 vara】[~よ]~の中で最善の・最も精選された・最もすぐれた・最も美しい;~より一層よい、~よりすぐれた;~の中で一層よい、~の中でよりすぐれた
→dehabhṛtāṁ vara:生類の最上者(アルジュナの別名)

अधिभूतं क्षरो भावः पुरुषश्चाधिदैवतम् ।
अधियज्ञोऽहमेवात्र देहे देहभृतां वर ॥४॥

adhibhūtaṁ kṣaro bhāvaḥ puruṣaścādhidaivatam |
adhiyajño'hamevātra dehe dehabhṛtāṁ vara ||4||
最高の存在とは、可滅の存在である。そして、プルシャが最高の神格である。
最高の祭祀とは、この身体における私自身である。アルジュナよ。

神々の下に

2014.02.10 Monday

ありとあらゆるものが混在するこのインドの地、しかし、そのあらゆるものが在るがままに存在するこの姿に、幾度となく惹かれてきました。美しいものも、そうでないものも、在るがままに存在することが、これほどまでに心安らかなものだとは、かつて感じたことはありません。

今日も、古くから人々の祈りと想いが捧げられてきたガンジス川が、その神聖さのままに変わらずに存在しています。このガンジス川の側にいる時、あるがままに存在することの意味をとりわけ強く実感します。

さまざまな物が増え、外界が絶え間なく変化を続ける中で、この川はいつの時も悠々と流れ続けています。人々がこの川の側に座り、安堵するのは、この川がどんな時も変わらずに、そして在るがままに存在しているからに違いありません。

真冬のエメラルドグリーン色から、モンスーン時のチャイのような色、言葉を失うような美しさから、身が震えるような恐ろしさまで、この川がさまざまに姿を変えるのも事実です。しかし、その存在が変わることは決してありません。変化をしながらも、決して変わらずにあるその中の永遠と不変性が、これほど多くの平安を生み出すとは知りませんでした。

こうした偉大な存在が側にあること、それだけで、自分とは何と小さなものなのだろうと、自身の自我が小さくなることを感じます。その中では、一瞬一瞬の小さな出来事にも、幸せを見出し、そして感謝をしながら過ごすことができるように思います。多くの人々がここに平安を感じるのは、この偉大な存在の下に、「私」という自我が中心となって生じる不安や恐れが静まるからに違いありません。

崇高な存在を常に抱きながら生きることの意味、そしてその美しさを、インドの地はいつの時も見せ続けています。そして、この川だけでなく、人々の祈りが際立たせる神々の存在の中で、小さくなった自我の下に、自分自身を在るがまま存在させてくれるように思います。一人一人の心に、そんな偉大な存在がどんな時もあるように、そしてその繋がりによってこの世界が一つにあることを願っています。

(文章:ひるま)

ガネーシャとラクシュミー

2014.02.10 Monday

サディサティ(土星が影響する悪い時期)やカールサルプドーシャ(ラーフが影響する悪い時期)のような最悪の時期ではありませんが、金星とラーフの同時に影響する時期は、運命が極端に変わりやすい時期という意味で、注意が必要な時期です。
金星とラーフが出生図においてどこに存在しているかでその内容は大きく変わってきますが、その時期は、その前の時期と同じような生活が続くと言うことは稀で、生活自体が大きく変わることが多いと思いです。
そしてこの二つの星の性質のせいか、適齢期にこの星の影響期がまわってくると結婚する人も多いように感じます。しかも今まで一緒に住んでいて籍を入れるという人よりも、結婚して初めて一緒に暮らすという人が多いように感じます。やはりこの時期は大きく環境が変わると言っていいのだと思います。

もちろん、いいことだけではなく、この時期をきっかけに大きく運気が下がる方も、残念ながらおられます。

それは出生図の性質によっては仕方がないのですが、運気の転落が予想される場合、転落を防いだり、最小限にすることももちろん可能です。

べたな処方ですが、障害除去神ガネーシャと幸福の女神ラクシュミーへの祈りは、経験上この時期に効果を発揮します。
ガネーシャとラクシュミへの祈りは、商業やビジネスをやられている方には特にポピュラーな組み合わせですが、それ以外の方々にもとても大きなご利益が期待できます。
ガネーシャはラーフに関係すると同時に障害を除去し、ラクシュミーは金星に関係すると同時に幸運や豊穣や美を与えてくれるのです。

普段他の神に礼拝捧げている人はもちろんそのままで十分な恩恵があると思いますが、まったく捧げていない方は、この時期ガネーシャやラクシュミーのプージャーを専門の僧侶にお願いしてみるのもいいかもしれません。

金星とラーフの時期を例に挙げて説明させていただきましたが、ガネーシャとラクシュミーへの祈りは、だれもが基本的にどのような時期にも礼拝することのできる神様で、日常生活を実りあるものしてくれる神様の代表格です。
インドの民衆に特に人気があるのも頷けます。

ご興味がある方は、CDなどで簡単なマントラを覚えて唱えてはいかがでしょうか。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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バガヴァッド・ギーター第8章第3節

2014.02.09 Sunday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

श्रीभगवान् उवाच ।
śrībhagavān uvāca |
シュリーバガヴァーン ウヴァーチャ
クリシュナは語った


śrībhagavān【男性・単数・主格 śrī-bhagavat】栄光ある方、神聖な神、威厳ある尊者。ここではクリシュナのことを指す。
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は~した]言う、語る

अक्षरं ब्रह्म परमं
akṣaraṁ brahma paramaṁ
アクシャラン ブラフマ パラマン
ブラフマンは不滅であり、最高のものである


akṣaram【中性・単数・主格 akṣara】不壊の、不滅の
brahma【中性・単数・主格 brahman】[~は、~が]聖智に満ちた者、婆羅門;祭官とくにヴェーダ祭式を総監する祭官;ブラフマンを神格化した最高神、梵天、宇宙の創造者として保持者ヴィシュヌおよび破壊神シヴァとともにトリムルティを形成する神格;理性
paramam【中性・単数・主格 parama】最も遠い、最も遠隔の、最も極端な、最後の;最高の、主な、第一位の;至高の、超越した;最も優秀な、最善の、最大の;最悪の;~より良い、~より大きな、~より悪い

स्वभावो ऽध्यात्मम् उच्यते ।
svabhāvo 'dhyātmam ucyate |
スヴァバーヴォー ディヤートマン ウッチャテー
本性が至高の自己(アートマン)と言われる


svabhāvas【男性・単数・主格 svabhāva】[~は、~が]固有のあり方、生まれつきの性質、素質、本性
adhyātmam【中性・単数・主格 adhyātma】[~は、~が]至上の霊、行動の作因としての霊 【形容詞】自己の、自己に特有な 【副詞 adhyātmam】自己・個性に関して
ucyate【三人称・単数・現在・受動活用 √vac】[彼は~される、それは~される]言う、話す

भूतभावोद्भवकरो
bhūtabhāvodbhavakaro
ブータバーヴォードバヴァカロー
万物の状態を生じる

bhūta【男性】存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界
bhāva【男性】生成すること、生起すること、起こること;(―゜)に変わること、(処格)に変化すること;在ること、存在;永続、存続;~である状態;あること・成ること;振る舞い、行状;状態、状況;階級、地位
udbhava【男性】起源、出生、出現;成長;誕生地 【形容詞】~より生じた、~より造られた
karas【男性・単数・主格 kara】行う、為す;惹起する、生ずる[一般に―゜(合成語の終わり)]
→bhūtabhāvodbhavakaras【男性・単数・主格、限定複合語】万物の状態を生じる、被創造物の存在を生じる

विसर्गः कर्मसंज्ञितः ॥
visargaḥ karmasaṁjñitaḥ ||
創造が行為と知られる


visargas【男性・単数・主格 visarga】[~は、~が]流出、解放;停止、終わり;放出;(大便の)排出;(人の)解雇;授けること、与えること;投げること、放出すること、まき散らすこと;創ること;創造、産物;語尾の気音ḥ(文法)
karma【中性・単数・主格 karman】[~は、~が]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
saṁjñitas【男性・単数・主格 saṁjñitasaṁ√jñāの名詞起源動詞・過去受動分詞)】知られた、伝えられた;合図された;呼ばれた、称せられた

श्रीभगवानुवाच ।
अक्षरं ब्रह्म परमं स्वभावोऽध्यात्ममुच्यते ।
भूतभावोद्भवकरो विसर्गः कर्मसंज्ञितः ॥३॥

śrībhagavānuvāca |
akṣaraṁ brahma paramaṁ svabhāvo'dhyātmamucyate |
bhūtabhāvodbhavakaro visargaḥ karmasaṁjñitaḥ ||3||
クリシュナは語った。
ブラフマンは不滅であり、最高のものである。本性が至高の自己(アートマン)と言われる。
万物の状態を生じる創造が、行為と知られる。
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