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バガヴァッド・ギーター第8章第20節

2014.03.07 Friday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

परस् तस्मात् तु भावो ऽन्यो
paras tasmāt tu bhāvo 'nyo
パラス タスマート トゥ バーヴォー ニョー
しかし、それより高い別の存在がある


paras【男性・単数・主格 para】より遙かな;来世;過去の、以前の;未来の、以後の;より次の
tasmāt【男性・単数・従格、指示代名詞 tad】[~から、~より]これ、あれ、彼
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
bhāvas【男性・単数・主格 bhāva】[~は、~が]生成すること、生起すること、起こること;(―゜)に変わること、(処格)に変化すること;在ること、存在;永続、存続;~である状態;あること・成ること;振る舞い、行状;状態、状況;階級、地位
anyas【男性・単数・主格 anya】他の、別の

ऽव्यक्तो ऽव्यक्तात् सनातनः ।
'vyakto 'vyaktāt sanātanaḥ |
ヴィヤクトー ヴィヤクタートゥ サナータナハ
非顕現のものより(高い)、永遠の非顕現のものが


avyaktas【男性・単数・主格 avyakta(a-vi√añjの過去受動分詞)】[~は、~が]非顕現の、現れない、認めがたい;不明瞭な、目に見えない、感知できない
avyaktāt【男性・単数・従格 avyakta(a-vi√añjの過去受動分詞)】[~から、~より]非顕現の、現れない、認めがたい;不明瞭な、目に見えない、感知できない
sanātanas【男性・単数・主格 sanātanas】永続する、永遠の、永久の、恒常の

यः स सर्वेषु भूतेषु
yaḥ sa sarveṣu bhūteṣu
ヤハ サ サルヴェーシュ ブーテーシュ
それは、一切万物において


yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】[~は、~が]~であるもの、~である人
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
sarveṣu【男性・複数・処格 sarva】[~らにおいて、~らのなかで]すべての、一切の、各々の;全体の
bhūteṣu【男性・複数・処格 bhūta】[~らにおいて、~らのなかで]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界

नश्यत्सु न विनश्यति ॥
naśyatsu na vinaśyati ||
ナッシャツ ナ ヴィナッシャティ
消滅しても、それは消滅しない


naśyatsu【男性・複数・処格 naśyat】失われる、没する、消える、去る;破壊された、失われた、消滅した、没した
→sarveṣu bhūteṣu naśyatsu【絶対処格】[~の時に]万物が消滅する時に
na【否定辞】~でない
vinaśyati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 vi√naś】[彼は~、それは~]失われる;消える;亡びる;実を結ばない

परस् तस्मात्तु भावोऽन्योऽव्यक्तोऽव्यक्तात्सनातनः ।
यः स सर्वेषु भूतेषु नश्यत्सु न विनश्यति ॥२०॥

paras tasmāttu bhāvo'nyo'vyakto'vyaktātsanātanaḥ |
yaḥ sa sarveṣu bhūteṣu naśyatsu na vinaśyati ||20||
しかし、その非顕現のものより高い、別の永遠なる非顕現の存在がある。
たとえ万物が消滅しても、それは消滅しない。

バガヴァッド・ギーター第8章第19節

2014.03.04 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

भूतग्रामः स एवायं
bhūtagrāmaḥ sa evāyaṁ
ブータグラーマハ サ エーヴァーヤン
この万物の群は、実にこれは


bhūtagrāmas【男性・単数・主格 bhūtagrāma】[~は、~が]創造物の集団、存在物の仲間;多数の精霊
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】[~は、~が]これ

भूत्वा भूत्वा प्रलीयते ।
bhūtvā bhūtvā pralīyate |
ブートヴァー ブートヴァー プラリーヤテー
繰り返し生じて、消滅する


bhūtvā【絶対分詞 √bhū】[~して、~してから]ある、存在する、~となる;生じる
→bhūtvā bhūtvā:繰り返し生じて、何度も生成して
pralīyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 pra√lī】[彼は~、それは~](処格)中に溶解される・吸収される;見えなくなる、死ぬ

रात्र्यागमे ऽवशः पार्थ
rātryāgame 'vaśaḥ pārtha
ラートリヤーガメー ヴァシャハ パールタ
夜が来るとき、意志にかかわらず、アルジュナよ


rātryāgame【男性・単数・処格 rātryāgama】[~において、~のなかで]夜となること
avaśas【男性・単数・主格 avaśa】(他人)の意志に従わない;独立の、自由な;欲しない;自分の自由意志を有しない、(他人)の嫌がることをする
pārtha【男性・単数・呼格 pārtha】[~よ]プリターの息子。アルジュナのこと。

प्रभवत्य् अहरागमे ॥
prabhavaty aharāgame ||
プラバヴァティ アハラーガメー
日が昇るとき、それらは出現する


prabhavati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 pra√bhū】[彼らは~、それらは~](従格)から現れる・起こる・飛び出す・生み出される・由来する;出現する、見える;より多い、多数である;(前にある)優位を占める、優れる、有力である、力を増加する;~を支配する・統御する・意のままに駆使する;~に匹敵する、~する力がある
aharāgame【男性・単数・処格 aharāgama】[~において、~のなかで]夜明け

भूतग्रामः स एवायं भूत्वा भूत्वा प्रलीयते ।
रात्र्यागमेऽवशः पार्थ प्रभवत्यहरागमे ॥१९॥

bhūtagrāmaḥ sa evāyaṁ bhūtvā bhūtvā pralīyate |
rātryāgame'vaśaḥ pārtha prabhavatyaharāgame ||19||
この万物の群は繰り返し生じ、夜が来ると自然に消滅する。
アルジュナよ、日が昇るとき、それらは再び出現する。

バガヴァッド・ギーター第8章第18節

2014.03.03 Monday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अव्यक्ताद् व्यक्तयः सर्वाः
avyaktād vyaktayaḥ sarvāḥ
アヴァヤクタード ヴィヤクタヤハ サルヴァーハ
非顕現のものから、すべての顕現が


avyaktāt【男性・単数・従格 avyakta(a-vi√añjの過去受動分詞)】[~から、~より]非顕現の、現れない、認めがたい;不明瞭な、目に見えない、感知できない
vyaktayas【女性・複数・主格 vyakti】[~らは、~らが]示現、出現;明瞭、明晰;区別、差異;差別された物、個物;文法上の性
sarvās【女性・複数・主格 sarva】すべての、一切の、各々の;全体の

प्रभवन्त्य् अहरागमे ।
prabhavanty aharāgame |
プラバヴァンティ アハラーガメー
出現する、日が昇るとき


prabhavanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 pra√bhū】[彼らは~、それらは~](従格)から現れる・起こる・飛び出す・生み出される・由来する;出現する、見える;より多い、多数である;(前にある)優位を占める、優れる、有力である、力を増加する;~を支配する・統御する・意のままに駆使する;~に匹敵する、~する力がある
aharāgame【男性・単数・処格 aharāgama】[~において、~のなかで]夜明け

रात्र्यागमे प्रलीयन्ते
rātryāgame pralīyante
ラートリヤーガメープラリーヤンテー
夜が来るとき、それらは消滅する


rātryāgame【男性・単数・処格 rātryāgama】[~において、~のなかで]夜となること
pralīyante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 pra√lī】[彼らは~、それらは~](処格)中に溶解される・吸収される;見えなくなる、死ぬ

तत्रैवाव्यक्तसंज्ञके ॥
tatraivāvyaktasaṁjñake ||
タトライヴァーヴィヤクタサンジュニャケー
その時、まさに非顕現と呼ばれるものの中に


tatra【副詞】そこに;そこへ;ここに;それのために、その場合に、その時に
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
avyakta【男性 a-vi√añjの過去受動分詞】非顕現の、現れない、認めがたい;不明瞭な、目に見えない、感知できない
saṁjñake【男性・単数・処格 saṁjñaka】[~において、~のなかで]名前の;(―゜)と称せられる、呼ばれる
→avyaktasaṁjñake【男性・単数・処格、所有複合語】[~において、~のなかで]非顕現と呼ばれる

अव्यक्ताद्व्यक्तयः सर्वाः प्रभवन्त्यहरागमे ।
रात्र्यागमे प्रलीयन्ते तत्रैवाव्यक्तसंज्ञके ॥१८॥

avyaktādvyaktayaḥ sarvāḥ prabhavantyaharāgame |
rātryāgame pralīyante tatraivāvyaktasaṁjñake ||18||
日が昇るとき、非顕現のものから、すべての顕現が出現する。
夜が来るとき、それらは非顕現と呼ばれるものの中に消滅する。

体と心の調和

2014.03.03 Monday

世界中に広まるハタ・ヨーガは、自分自身の肉体と向かう中で、精神に大きな安らぎをもたらすとして、多くの人々に愛され親しまれています。そんなハタ・ヨーガは、瞑想を主とするラージャ・ヨーガに登るための素晴らしい段階であると、聖典「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」において記されています。

ラージャ・ヨーガが瞑想行法を中心に心の止滅を目標とする中で、ハタ・ヨーガは、積極的に体を動かししながら、心をコントロールすることを学ぶものです。しかし、両者が行き着くところにあるのは、結ぶことを意味するヨーガの極意、体と心の合一の他にありません。

「ハタ」の「ハ」が太陽であり陽、「タ」が月であり陰を示すように、私たちの肉体の内は、そこを小宇宙として、陰陽のエネルギーが存在しています。それらが異なる性質であるからこそ、エネルギーがどちらかに傾けば、そこには不均衡が生じ、さまざまな乱れが引き起こされていきます。体の不調は、心にも大きな不安を生み出します。

特に潜在意識の中で習慣的に行われている動作などは、自身の内にエネルギーの滞りや偏りを生み出しがちです。伸ばしたり縮めたり、力を入れたり緩めたり、そうしてバランス良く自ら体に働きかけることは、自身の内に存在するエネルギーに均衡をもたらします。それは浄化であることも確かです。

日常生活の中で、少しの時間でも、自分自身の肉体を意識的に動かしてみること、それだけで、エネルギーはよりスムーズに動き出すに違いありません。そうして生み出されるバランスのとれた穏やかなエネルギーが肉体を覆い尽くせば、心にも平安が生じ、そこには調和が生じて行きます。

陰と陽の均衡、そして、体と心の調和。それは、社会と自分との調和を生み出し、この大きな世界を結合に導いていきます。社会の不安定さや大自然の荒れた姿が見える昨今、小宇宙である一人一人の内から生み出される穏やかなエネルギーが、大宇宙であるこの大自然を包み込むことを、改めて願っています。

(文章:ひるま)

バガヴァッド・ギーター第8章第17節

2014.03.02 Sunday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

सहस्रयुगपर्यन्तम्
sahasrayugaparyantam
サハスラユガパリヤンタム
一千世期(ユガ)に及ぶ


sahasra【中性】千(また大きな数または多量をあらわすのに用いられる);千頭の牡牛
yuga【中性】軛;一対、夫婦;(一文章を形成する)二詩節;人類;世代、生涯;宇宙の年紀
paryantam【男性・単数・対格 paryanta】(周囲の限界)、境、境界、裾、限界、端、終;(゜―)境界を接した、隣接した 【形容詞】(―゜)~で取り巻かれた・限定された、~に達した、~で終わる 【~m】(―゜)の終わりに、~に及んで、~まで、~の限り
→sahasrayugaparyantam【男性・単数・対格、限定複合語】一千世期に及んで、一千世期まで

अहर् यद् ब्रह्मणो विदुः ।
ahar yad brahmaṇo viduḥ |
アハル ヤッド ブラフマノー ヴィドゥフ
ブラフマンの昼を、知った


ahar【中性・単数・対格 ahar】[~に、~を]日、昼
yat【中性・単数・対格、関係代名詞 yad】[~に、~を]~であるもの、~である人
brahmaṇas【中性・単数・属格 brahman】[~の、~にとって]聖智に満ちた者、婆羅門;祭官とくにヴェーダ祭式を総監する祭官;ブラフマンを神格化した最高神、梵天、宇宙の創造者として保持者ヴィシュヌおよび破壊神シヴァとともにトリムルティを形成する神格;理性
vidus【三人称・複数・パラスマイパダ・完了 √vid】[彼らは~した、それらは~した]知る、理解する、気付く、学ぶ

रात्रिं युगसहस्रान्तां
rātriṁ yugasahasrāntāṁ
ラートリン ユガサハスラーンターン
一千世期(ユガ)で終わる夜を


rātrim【女性・単数・対格 rātri】[~に、~を]夜;インドサフラン・うこん草
sahasra【中性】千(また大きな数または多量をあらわすのに用いられる);千頭の牡牛
yuga【中性】軛;一対、夫婦;(一文章を形成する)二詩節;人類;世代、生涯;宇宙の年紀
antām【女性・単数・対格 anta】[~に、~を]端、縁辺、限界;近接;終局;死;末尾の文字、最後の文字[文法];(属格)の最高点、~の極致;結論;解決、決定;条件;内部;(―゜)をもって終わること
→yugasahasrāntām【女性・単数・対格、限定複合語】一千世期で終わる

ते ऽहोरात्रविदो जनाः ॥
te 'horātravido janāḥ ||
テー ホーラートラヴィドー ジャナーハ
彼らは昼夜を知る人々である


te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】[~らは、~らが]それ、あれ、彼
ahorātra【男性・中性】昼と夜
vidas【男性・複数・主格 vid】[~らは、~らが][合成語の終わり](―゜)を知る・理解する・熟知する
janās【男性・複数・主格 jana】[~らは、~らが]生物;人、個人;民族、種族;人民、臣民;人々

सहस्रयुगपर्यन्तमहर्यद् ब्रह्मणो विदुः ।
रात्रिं युगसहस्रान्तां तेऽहोरात्रविदो जनाः ॥१७॥

sahasrayugaparyantamaharyad brahmaṇo viduḥ |
rātriṁ yugasahasrāntāṁ te'horātravido janāḥ ||17||
ブラフマンの昼は一千世期(ユガ)に及び、夜は一千世期(ユガ)で終わると
知る人々は、昼夜を知る人々である。
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