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バガヴァッド・ギーター第9章第1節

2014.08.26 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

श्रीभगवान् उवाच ।
śrībhagavān uvāca |
シュリーバガヴァーン ウヴァーチャ
クリシュナは語った


śrībhagavān【男性・単数・主格 śrī-bhagavat】栄光ある方、神聖な神、威厳ある尊者。ここではクリシュナのことを指す。
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は~した]言う、語る

इदं तु ते गुह्यतमं
idaṁ tu te guhyatamaṁ
イダン トゥ テー グヒヤタマン
あなたに、この最高の秘密を


idam【中性・単数・対格、指示代名詞 idam】[~に、~を]これ
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
te【単数・為格、二人称代名詞 tvad(tubhyamの附帯形)】[~に、~のために]あなた
guhyatamam【中性・単数・対格 guhyaの最上級】[~に、~を][最高の]秘密;神秘;陰部

प्रवक्ष्याम्य् अनसूयवे ।
pravakṣyāmy anasūyave |
プラヴァクシャーミ アナスーヤヴェー
不満のない(あなたに)、私は説こう


pravakṣyāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・未来 pra√vac】[私は~だろう](為格・属格)に公言する・告げる・記述する・述べる;~について語る、暴露する;提議する;賞賛する;(対格)を(対格)に語る・言う;(対格)を(対格)であると宣言する・呼ぶ
anasūyave 【男性・複数・為格 an√asūya】不平を言わない;悪口を言わない、妬まない;親切な

ज्ञानं विज्ञानसहितं
jñānaṁ vijñānasahitaṁ
ジュニャーナン ヴィジュニャーナサヒタン
理論知を、実践知を伴った


jñānam【中性・単数・対格 jñāna】[~に、~を]知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
vijñāna【中性】識別;知識;熟達、上達、技術;教義;策略、詭計;神聖でない知識、世俗的な知識[jñānaの対義語];知力、判断力;意識の器官(=manas 意)
sahitam【中性・単数・対格 sahita】近くにいる;接合された、結合された;(複)結び合わされた、全部一緒の;(具格、―゜)によって伴われた、と結合された、をそなえている、と一緒にいる

यज् ज्ञात्वा मोक्ष्यसे ऽशुभात् ॥
yaj jñātvā mokṣyase 'śubhāt ||
ヤジュ ジュニャートヴァー モークシャセー シュバート
それを知って、悪から解放されるものを


yat【中性・単数・対格、関係代名詞 yad】[~に、~を]~であるもの、~である人
jñātvā【絶対分詞 √jñā】[~して、~してから]知る;~を察知する、~の知識を有する、(具格)によって認識する;悟る;覚える、経験する、確かめる、調べる;是認する;~と考える、~と仮定する、~と推測する;認める、証す、許す
mokṣyase【二人称・単数・未来・受動活用 √muc】[あなたは~されるだろう]~から離す・放つ・釈放する・解放する;~から免れる、~から逃げる;許す
aśubhāt【中性・単数・従格 aśubha】[~から、~より]悲哀、不運、不幸;加害;悪、悪業、罪

श्रीभगवानुवाच ।
इदं तु ते गुह्यतमं प्रवक्ष्याम्यनसूयवे ।
ज्ञानं विज्ञानसहितं यज्ज्ञात्वा मोक्ष्यसेऽशुभात् ॥१॥

śrībhagavānuvāca |
idaṁ tu te guhyatamaṁ pravakṣyāmyanasūyave |
jñānaṁ vijñānasahitaṁ yajjñātvā mokṣyase'śubhāt ||1||
クリシュナは語りました。
不満のないあなたに、私はこの最高の秘密を説こう。
それを知れば、悪から解放される理論知と実践知とを。

ガネーシャ降誕祭

2014.08.25 Monday

2014年8月29日は、障害を取り除き、不正な性質を正す神さまとして知られるガネーシャ神の降誕祭(ガネーシャ・チャトゥルティ)です。

インドの霊的指導者であり、シヴァーナンダ・ヨーガで知られるスワミ・シヴァーナンダ氏は、解脱にいたるためのもっともシンプルな方法として、次の3つの方法を挙げています[1]。

1.否定的で不道徳な性質を取り去り、肯定的で霊的な性質を養うこと。
2.あらゆる活動の最中に、常に神のことを思うこと。
3.すべての活動を、神のおみ足に捧げること。

否定的で不道徳な性質には、さまざまなものがありますが、聖ラーマクリシュナの霊性のパートナーであるサーラダー・デーヴィーは、この性質の一例として、他人の欠点を見ることを挙げて、次のように述べています。

「愛しい子よ、他人の欠点を見るのは止めなさい。人生はとても短いもので、自身の欠点を取り除くにも十分な時間はありません。自身の内面を見つめ、悪い性質を省みれば、とても多くの欠点に気がつき、それだけで時間がなくなってしまいます。人生のすべての時間を費やしても、私たち自身の欠点を取り除くのに十分ではありません。あなた自身の家の掃除を始めずに、他人の欠点を拾い集めるならば、あなたは何も変わることはないでしょう。」

では、このような性質を取り除くためには、どのような方法があるでしょうか。サーラダー・デーヴィーは次のような祈りを提案しています。

「神よ、私は他人の欠点に目がいってしまいました。今までは、それが自身の性格に染みついていたため、障壁の原因となっていることに気がつきませんでした。私は、この習慣を改めて、神聖な性質を身につけます。今日から、誰の欠点も見ないようにします。私は、自身の崇高な目標から、心をそらさないようにします。私は古くから心に染みついたこの習慣を改めます。今後は、このような過ちを犯すことはありません。霊的な成長を阻害するマーヤー(幻力)に、私は心を許しません。神よ、どうかこのための力をお授けください。」

ガネーシャは、障害を取り除き、不正な性質を正す神さまとして知られています。そのため、このような悪習や不道徳な性質を取り除くために、大きな力を貸してくれる神さまとなります。

ガネーシャ・チャトゥルティは、新たなものごとの始まりに、願を立てて祈りを捧げるのに最適な吉日です。高い志をもって祈りを捧げれば、ガネーシャ神は、きっと祝福してくれるでしょう。

ガネーシャ・チャトゥルティの吉日、ガネーシャ神があらゆる障害を取り除く助けとなって、皆さまがより良い人生を歩めますように、心よりお祈り申し上げます。

参考
[1]Sri Swami Chidananda, "A Good Beginning", http://www.dlshq.org/religions/ganeshchatur.htm

ガネーシャのお腹

2014.08.25 Monday

愛らしい姿のガネーシャは、その特徴の一つ一つにとても興味深い象徴があらわされています。例えば、その大きなお腹。甘いものが大好きなガネーシャは、誕生日のお祝いにたくさんのモーダカ(好物の甘いお菓子)を食べ、ふくれたお腹でバランスを崩し転んでしまいます。

それを見ていた空の月はガネーシャを笑い、ガネーシャはひどく怒りまた悲しみました。それ故、このガネーシャ・チャトゥルティにおいては、月を見ることはとても不吉なことであるとも言われます。

ガネーシャの大きなお腹は、ただふくれているわけではありません。その大きなお腹は、この全宇宙をあらわすとも言われます。悲しいこと、そして嬉しいこと、それらすべてを受け入れる=消化できるのが、このガネーシャのお腹です。

ガネーシャの大きなお腹は、あらゆる物事を受け入れる大きな受容の力を伝えています。私たちは日々の中で起こるさまざまな事象に、幸せや喜びだけでなく、悩みや苦しみ感じ、大きく揺さぶられています。それは、事象をあるがままに受け入れる代わりに、抵抗し、そして執着をするからだと古くから伝えられてきました。

事象は全て、常に変化を続けています。その事実を深く理解すれば、私たちは物事に執着せず、ただ受け入れ、その事象を超えた本質へと繋がることが可能となります。あらゆる事象をあるがままに受け入れることは、決して容易いことではありません。その消化には大変な努力も必要です。しかしそれらは、本質である絶対の存在を信じる強い心によって、そしてその心に生じる正しい理解によって達成されるものであると伝えられてきました。

満ち欠けをする月は、常々変化をする私たちの心と深い繋がりを持つとも言われます。だからこそ、この時ばかりはガネーシャだけを深く見つめ、その本質に心を定めるのも良いかもしれません。全宇宙が抱合された、その大きなエネルギーの根底に繋がり、あらゆる物事を受け入れる強さを得ることができるでしょう。

学びの神でもあるガネーシャの象徴を見つめることで、多くの気づきが授けられるに違いありません。障壁を取り払うガネーシャに祈り、あらゆる物事を受け入れる強さとしなやかさを身につけたいと感じています。

(文章:ひるま)

※ガネーシャのお腹、そして月の神話にはこの他にもさまざまな言い伝えが伝えられています。

バガラームキー寺院への参拝

2014.08.25 Monday

個人的な話題で恐縮ですが、年末にバガラームキー女神の寺院への参拝ツアーを予定しております。この寺院はインド全土でも2カ所しかないと言われている寺院です(数年前までは1カ所しかありませんでした)。
この寺院へのツアーはおそらく日本では初めてのツアーになるのではと思いますし、今後も組まれる可能性はかなり少ないと思います。
バガラームキーは、敵を倒す「最強」の女神様としての呼び声も高いのですが、その本質はシヴァの妃です。恐ろしい顔の内側に、優しい母なる女神の面を持ち、礼拝者の心のトラウマを癒し、自身の嫌な性質を治す面も持っています。また霊能力や超能力を授けてくれる神様としても知られています。
人生に苦しむ人、悩む人には大いなる救いを与えてくれる可能性があるのです。そのためこの小さな寺院にインド全土から参拝者が訪れます。
2006年のこと、私はインドのある賢者にバガラームキー女神の礼拝を勧められ、特殊なマントラをいただきました。以来私自身は、女神の大いなる救いによって快適な人生を歩めるようになったと感じています。その経験から今回バガラームキー女神の恩寵を希望される方々を寺院参拝にをお誘いしようと考えた次第です。
今回のツアーでは、それ以外に現在日本ではほぼ受けるのが不可能なチベット占星術の鑑定とチベット医学の脈診、そしてシーク教の総本山・黄金寺院への参拝、そしてインド・パキスタンの国境見学なども予定しております。また現地でのヨーガの体験授業も受けられます。
ちなみに黄金寺院ではシーク教徒たちがしている、「純粋な錆びない鉄の腕輪」の購入も可能です。これはシーク教の人たちは信仰のあかしとして身に着けていますが、私たちは「不幸を呼ぶ星・土星」の働きを改善するアイテムとして身に着けることも可能です。
バガラームキー女神参拝、チベット占星術鑑定と脈診、シーク教の鉄の腕輪、この4つの力によって我々の人生に暗い力を投げかけるネガティブなエネルギーを祓うことができると、私は信じています。自信をもってお勧めできるツアーです。ご希望の方はよかったら女神さまに会いに行きませんか?

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「[ガネーシャ・ギリ 同行] バガラームキー女神巡礼とチベット仏教・シク教の聖地探訪の旅」
http://www.tairikuryoyu.co.jp/special/ganesh-giri/2014-bagalamukhi/

「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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バガヴァッド・ギーター第8章第28節

2014.08.23 Saturday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

वेदेषु यज्ञेषु तपःसु चैव
vedeṣu yajñeṣu tapaḥsu caiva
ヴェーデーシュ ヤジュニェーシュ タパハス チャイヴァ
ヴェーダ、祭祀、そして苦行において


vedeṣu【男性・複数・処格 veda】[~において、~のなかで]知識、祭祀の知識;ヴェーダ、神聖な知識;知覚
yajñeṣu【男性・複数・処格 yajña】[~において、~のなかで](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式
tapaḥsu【中性・複数・処格 tapas】[~において、~のなかで]熱;火;苦悩;苦行、自責、抑制、宗教的苦行、敬虔
ca【接続詞】そして、また、~と
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)

दानेषु यत् पुण्यफलं प्रदिष्टम् ।
dāneṣu yat puṇyaphalaṁ pradiṣṭam |
ダーネーシュ ヤット プンニャパラン プラディーシュタム
布施において、定められた功徳の果報を


dāneṣu【中性・複数・処格 dān】[~において、~のなかで]与えること、(娘を)嫁がせること、贈ること、(供物を)捧げること;(負債を)支払うこと;施物;喜捨;贈賄;付加;捧物、供物
yat【中性・単数・対格、関係代名詞 yad】[~に、~を]~であるもの、~である人
puṇyaphalam【中性・単数・体格 puṇya-phala】[~に、~を]善業の結果、善行の果報、報酬
pradiṣṭam【中性・単数・体格 pradiṣṭapra√diśの過去受動分詞)】指摘された、指示された;宣言された;規定された;指定された

अत्येति तत् सर्वम् इदं विदित्वा
atyeti tat sarvam idaṁ viditvā
アティイェーティ タット サルヴァム イダン ヴィディットヴァー
そのすべてを超越し、これを知って


atyeti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 ati√i】[彼は~、それは~]過ぎる;横切る;経過する;入る;追い越す;優越する;征服する;避ける;(従格)より離れる
tat【中性・単数・対格、指示代名詞 tad】[~に、~を]それ、あれ、これ
sarvam【中性・単数・対格 sarva】すべての、一切の、各々の;全体の
idam【中性・単数・対格、指示代名詞 idam】[~に、~を]これ
viditvā【絶対分詞 √vid】[~して、~してから]知る、理解する、気付く、学ぶ

योगी परं स्थानम् उपैति चाद्यम् ॥
yogī paraṁ sthānam upaiti cādyam ||
ヨーギー パラン スターナム ウパイティ チャーディヤム
ヨーガ行者は、最高なる原初の境地に到達する


yogī【男性・単数・主格 yogin】[~は、~が]ヨーガ行者、修行者、実践者
param【中性・単数・対格 para】最高の;より優れた、より高い、より良い、より悪い;最上の、卓越した、最善の;最大の
sthānam【中性・単数・対格 sthāna】[~に、~を]地位、身分、階級;住居、住所、場所、地点;(ある神の)世界・領域(地、空、天)
upaiti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 upa√i】[彼は~、それは~]近づく;赴く;会う;(対格)の徒弟となる;得る、到達する;受ける、入る;企てる、専注する;懇願する;現れる;起こる
ca【接続詞】そして、また、~と
ādyam【中性・単数・対格 ādya】第一の、最初の、始めの

वेदेषु यज्ञेषु तपःसु चैव दानेषु यत्पुण्यफलं प्रदिष्टम् ।
अत्येति तत्सर्वमिदं विदित्वा योगी परं स्थानमुपैति चाद्यम् ॥२८॥

vedeṣu yajñeṣu tapaḥsu caiva dāneṣu yatpuṇyaphalaṁ pradiṣṭam |
atyeti tatsarvamidaṁ viditvā yogī paraṁ sthānamupaiti cādyam ||28||
ヨーガ行者はこれを知り、ヴェーダ、祭祀、苦行、布施において定められた
功徳の果報のすべてを超越し、最高なる原初の境地に到達する。
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