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入魂の儀式

2014.09.08 Monday

児童文学作家・さとうまきこ氏がネパール人僧侶を招いての、神様アイテムへのプラーナ・プラティシュタ(入魂の儀式)希望者の募集が、わずか2日で定員に達したそうです。
日本にも、プラーナ・プラティシュタをしたの神像などをなどを希望される方が、かなりの数おられるということなのだと思います。
なぜプラーナ・プラティシュタがそれほど魅力的なのか、ご存知の方もおられると思いますが、ご存じない方のために簡単にご説明させいただければと思います。
まず、神像やヤントラはプラーナ・プラティシュタをしなければ、美しい像や美しい模様の描かれたプレートに過ぎないということです(厳密にいえば例外はあります)。
これらのものは、魂を込めることのできる能力のある人(パンデット=学僧)などに魂をいれてもらって、初めて「ご神体」になるのです。ですからプラーナ・プラティシュタは非常に重要になります。しかし、目の前で僧侶に入魂してもらうということは、今でもインドやネパールなどに行ってそこで僧侶に直接依頼しない限りなかなか難しいです。それは、日本人や日本に住んでいる人の中で、プラーナ・プラティシュタの技法ができる方が非常に少ないからです。
ですので、今回の募集ですぐに希望される方々が集まったのではと思います。
しかしながら、一昔前には難しかったことですが、幸いなことに今は日本でもプラーナ・プラティシュタをしたアイテムが手に入るようになりました。今回申し込みができなかった方も、(目の前で僧侶が入魂するところを見られなかったとしても、)そのようなアイテムは簡単に入手できます。
このような強力なご神体を入手するということは、人生そのもの、そして魂の進化に対して大きな福徳になります。手にされた方々、手にする方々に神々の恩寵がありますよう、お祈りしています。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「[ガネーシャ・ギリ 同行] バガラームキー女神巡礼とチベット仏教・シク教の聖地探訪の旅」
http://www.tairikuryoyu.co.jp/special/ganesh-giri/2014-bagalamukhi/

「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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バガヴァッド・ギーター第9章第7節

2014.09.05 Friday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

सर्वभूतानि कौन्तेय
sarvabhūtāni kaunteya
サルヴァブーターニ カウンテーヤ
万物は、アルジュナよ


sarvabhūtāni【中性・複数・主格 sarvabhūta】[~らは、~らが]一切の存在物、万物、一切衆生 【形容詞】至る処に存在する
kaunteya【男性・単数・呼格 kaunteya】[~よ]クンティーの息子、アルジュナの別名

प्रकृतिं यान्ति मामिकाम् ।
prakṛtiṁ yānti māmikām |
プラクリティン ヤーンティ マーミカーム
私の根本原質(プラクリティ)に赴く


prakṛtim【女性・単数・対格 prakṛti】[~に、~を]本来(または自然)の形体・状態;性質、素質、傾向、気分;基本形態、型、標準、規則;自然;(自然の)始原的構成要素[それから他のすべてが展開される]、根本原質;(国家の)構成要素
yānti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √yā】[彼らは~、それらは~]動く、いく、歩く、赴く;前進する、行進する;従う
māmikām【女性・単数・対格、所有代名詞 māmaka】私に属する、私のものである、私の

कल्पक्षये पुनस् तानि
kalpakṣaye punas tāni
カルパクシャイェー プナス ターニ
劫末において、再びそれらを


kalpakṣaye【男性・単数・処格 kalpakṣaya】[~において、~のなかで]カルパ(宇宙論的時間=ブラフマー神の1日=千ユガ)の終わり、(世界の破滅)
punar【副詞】後方へ、家へ;再び、新たに;更に、これ以上、なお、まだ;更にまた、かつまた、その他;それに反して、一方において、しかしながら、それにもかかわらず
tāni【中性・複数・対格、指示代名詞 tad】[~らに、~らを]それ、あれ

कल्पादौ विसृजाम्य् अहम् ॥
kalpādau visṛjāmy aham ||
カルパーダウ ヴィスリジャーミ アハム
私は生み出す、劫の始めにおいて


kalpādau【男性・単数・処格 kalpādi】[~において、~のなかで]カルパ(宇宙論的時間=ブラフマー神の1日=千ユガ)の始め
visṛjāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 vi√sṛj】[私は~]発射する、射つ、~に投げる、投げつける;流れさせる、出す、流す;(音を)発する;(従格)から自由にする、解放する;追い出す、(妻を)捨て去る;放逐する;(使者を)派遣する;捨てる、見捨てる;生かせる、かたわらにおく;あきらめる、廃する、放棄する
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私

सर्वभूतानि कौन्तेय प्रकृतिं यान्ति मामिकाम् ।
कल्पक्षये पुनस्तानि कल्पादौ विसृजाम्यहम् ॥७॥

sarvabhūtāni kaunteya prakṛtiṁ yānti māmikām |
kalpakṣaye punastāni kalpādau visṛjāmyaham ||7||
アルジュナよ、劫末において、万物は私のプラクリティに赴く。
劫の始めにおいて、私は再びそれらを生み出す。

バガヴァッド・ギーター第9章第6節

2014.09.04 Thursday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

यथाकाशस्थितो नित्यं
yathākāśasthito nityaṁ
ヤターカーシャスティトー ニッティヤン
常に虚空の中にあるように


yathā【接続詞】~のように、あたかも~のように(tathāとともに)
ākāśa-【男性・中性】虚空、蒼穹;(最も微細なる要素としての)空
sthitas【男性・単数・主格 sthita】立っている、立ち上がっている;~に留まる・残る・位置している;~に従事した・熱中した・耽った・献身した・実践する・に屈しない;着実な、守られた;定着した
nityam【副詞】恒久的に、不易に、常に;不変に

वायुः सर्वत्रगो महान् ।
vāyuḥ sarvatrago mahān |
ヴァーユフ サルヴァットラゴー マハーン
すべてに行き渡る強大な風が


vāyus【男性・単数・主格 vāyu】[~は、~が]風、空気;風の神
sarvatragas【男性・単数・主格 sarvatraga】一切に遍満する、遍在する
mahān【男性・単数・主格 mahat】偉大な;大きな、巨大な、広い;深い;長い;たくさんの;重要な

तथा सर्वाणि भूतानि
tathā sarvāṇi bhūtāni
タター サルヴァーニ ブーターニ
そのように、一切万物は


tathā【副詞】そのように、同様に;そして、また
sarvāṇi【中性・複数・主格 sarva】すべての、一切の、各々の;全体の
bhūtāni【中性・複数・主格 bhūta】[~らは、~らが]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界

मत्स्थानीत्य् उपधारय ॥
matsthānīty upadhāraya ||
マツスターニーティ ウパダーラヤ
私の中に存在している、と理解せよ


mat【一人称・単数、人称代名詞 mad】私
sthāni【中性・複数・主格 stha】立っている、存在している、ある;に専念した、に従事した、~を実践する
→matsthāni【中性・複数・主格】私に存在している
iti【副詞】~と、~ということ、以上(しばしば引用句の後に置かれる)
upadhāraya【二人称・単数・パラスマイパダ・使役活用・命令法 upa√dhṛ】[あなたは~せよ]支持する;(対格)を(対格)と見なす・考える;聞く、学ぶ;理解する、気づく、経験する

यथाकाशस्थितो नित्यं वायुः सर्वत्रगो महान् ।
तथा सर्वाणि भूतानि मत्स्थानीत्युपधारय ॥६॥

yathākāśasthito nityaṁ vāyuḥ sarvatrago mahān |
tathā sarvāṇi bhūtāni matsthānītyupadhāraya ||6||
すべてに行き渡る強大な風が、常に虚空の中にあるように、
一切万物は、私の中に存在している、と理解しなさい。

バガヴァッド・ギーター第9章第5節

2014.09.03 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

न च मत्स्थानि भूतानि
na ca matsthāni bhūtāni
ナ チャ マツスターニ ブーターニ
しかも、万物は私の中に存在しない


na【否定辞】~でない
ca【接続詞】そして、また、~と
mat【一人称・単数、人称代名詞 mad】私
sthāni【中性・複数・主格 stha】立っている、存在している、ある;に専念した、に従事した、~を実践する
→matsthāni【中性・複数・対格】私に存在している
bhūtāni【中性・複数・対格 bhūta】[~らに、~らを]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界

पश्य मे योगम् ऐश्वरम् ।
paśya me yogam aiśvaram |
パッシャ メー ヨーガム アイシュヴァラム
私の神的なヨーガを見よ


paśyati【二人称・単数・パラスマイパダ・命令法 √paś】[あなたは~せよ]見る;眺める;観察する、注意する;凝視する、傍観する;経験する、獲得する;見出す;考察する、思量する;心眼で見る、発見する;予知する、予見する
me【単数・属格、一人称代名詞 mad(mamaの附帯形)】[~の、~にとって]私
yogam【男性・単数・対格 yoga】[~に、~を]ヨーガ、精神の集中、組織的な超脱法、瞑想、静慮、心統一
aiśvaram【男性・単数・対格 aiśvara】王に相応しい、威厳のある;シヴァ神に関する

भूतभृन् न च भूतस्थो
bhūtabhṛn na ca bhūtastho
ブータブリン ナ チャ ブータストー
万物を支え、しかし万物の中に存在しない


bhūtabhṛt【男性・単数・主格 bhūtabhṛt】創造物・元素を支える
na【否定辞】~でない
ca【接続詞】そして、また、~と
bhūtasthas【男性・単数・主格 bhūtastha】創造物・元素中に存在する、実体中に住する

ममात्मा भूतभावनः ॥
mamātmā bhūtabhāvanaḥ ||
ママートマー ブータバーヴァナハ
私の本体は、万物を創造する


mama【単数・属格、一人称代名詞 mad】[~の、~にとって]私
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[~は、~が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
bhūtabhāvanas【男性・単数・主格 bhūtabhāvana】生物の安寧をつくる・もたらす、ヴィシュヌ神・シヴァ神・ブラフマー神の名称

न च मत्स्थानि भूतानि पश्य मे योगमैश्वरम् ।
भूतभृन् न च भूतस्थो ममात्मा भूतभावनः ॥५॥

na ca matsthāni bhūtāni paśya me yogamaiśvaram |
bhūtabhṛn na ca bhūtastho mamātmā bhūtabhāvanaḥ ||5||
しかも、万物は私の中に存在しない。私の神的なヨーガを見なさい。
私の本体は、万物を創造し、維持するが、万物の中には存在しない。

オーナム祭

2014.09.01 Monday

2014年9月7日はオーナム祭です。南インド・ケーララ州において祝福される、年に一度の盛大な祝祭です。

オーナム祭は、王国を追われたマハーバリ王が、愛する国民たちの下へ戻る日、またそのマハーバリ王が解脱を得た日として祝福されるものです。

遠い昔、言い伝えによれば、マハーバリ王の下で人々は幸せで平等であったと言われています。それでも王が国を追われたのは、彼がアスラだからでした。しかし、王の信心深さや献身さが神の心に留まり、命を奪われることなく今でも下界で密やかに暮らし、年に一度、愛する国民の下へと戻ると信じられています。

様々な言い伝えがある中で、人々のために尽くし、人々からも愛されたマハーバリ王が神によって王国から追放されたのは、アスラであるということと共に、大きな自我があったからだと述べられています。独占欲や誇りの下では、誰も真の至福を得ることはできないと神は見抜いていたのかもしれません。

しかし、マハーバリ王は年に一度、愛してやまない国民の下へ戻ること条件に、自らを犠牲とし国民を守りこの世界を去っていきます。自我を捨て、全体と一つになることを最後に望んだのです。それはまさに王の解脱です。

精神性を説く教えの中で、全体である神との一体は究極の至福です。人は小さな個人の自我に生きているのではありません。私たちが生涯で理解すべくこととはただ一つ、自分は神という全体と一つであるということに他はなく、その事実を理解するために、私たちは今、この世に生を受け歩みを続けています。

「私」から始まり「全体」で終わる旅路を、マハーバリ王は辿りました。万物が生まれ、万物が戻る場所。至福を感じ、安らぎを得る場所。神の他にないその場所は、永遠でいて真の住まいです。 マハーバリ王はその住処を見つけたに違いありません。そしてその歩みはまさに、人が歩むべく道のりを示しているのだと気づかされます。

マハーバリ王が今年も愛する国民の下へ無事に戻れるよう、そして人々の道が真の住処へと向かうものであるよう祈りながら、このオーナム祭を祝福したいと感じています。

(文章:ひるま)
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