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ナーマスマラナの効果

2007.05.19 Saturday

わたしたちは常にリズムをともなって生活しています。そのリズムが崩れると、思うようにいかなくなり、いわゆるスランプに陥ります。スランプは、人間である以上、完全に避けることはできません。しかし、努力と工夫次第で軽減させることはできます。そして、ナーマスマラナ(神の御名を回想すること、繰り返し唱えること)は、本来のリズムを取り戻し、スランプを克服するひとつの特効薬です。

運動選手であれば、基本動作に立ち戻り、フォームを調整することによって、本来のリズムを取り戻すことができます。スランプであるとき、あらゆる動きには誤差が生じてきます。一流の運動選手は、その誤差を絶えず修正する自己修正能力が備わっているといえるかもしれません。今年MLBに移籍した松坂投手は、大リーガーの練習になじめず、日本で行っていた走り込みや投球練習を取り入れることにより、復調しつつあることは記憶に新しいでしょう。

また資格試験や受験勉強に取り組んでいる人であれば、いままで解けていた問題がうまく解けなくなることは、一度は経験したことがあるでしょう。しかし、このような時には基本問題を大切に、よく復習すれば、やがて本来の調子を取り戻すことができます。

しかしここで、心に潜む問題、憂鬱、無気力、怒り、悲しみなどとなると、スポーツや勉強と違い、心のフォーム修正や、基礎を固めるといった作業は格段に難しくなってきます。

心の問題も、実は日常の言動や些細な仕草で表面化しているものですが、勝敗や点数となって数値化されないために、見落とされがちです。また違和感を感じても、現代では価値観があまりにも多様化しているために、正否の判断がつかず、何かの「気のせい」だと思ってその警告を無視しがちです。そして、やがて大きな問題へと発展していきます。

ヒンドゥー教では、すべての人々の心の中、さらに言えばすべての被造物や空間に神が宿ると教えます。何らかの違和感を肌で感じたら、それは「気のせい」ではなく、内なる神からの「助言」ととらえた方がよいかもしれません。もちろん、その「助言」は、人を傷つけない、社会に損害を与えないなどの基本的倫理観が前提となります。

本来の自分自身にはない悪い考えが頭をよぎるとき、暗く否定的な感情に支配されるとき、どのような方法で思考や感情を修正するのがよいのでしょうか。心本来のバランスを取り戻す方法としては、古くから瞑想やヨーガなどが勧められています。しかし、さらに簡便な方法として、ナーマスマラナ(神の御名の回想)があげられます。ナーマスマラナ(ナマスマラナ)というと、聞き慣れない方も多いかもしれませんが、これは、マントラ(真言、神の御名)を繰り返し唱えることに相当します。

ナーマスマラナは、お金も道具も必要としない、時と場所を選ばずに実践できる、すべての人々に平等に与えられた万能薬です。ヒンドゥーの聖典によれば、ナーマスマラナには、目に見える表面的な問題から、深層意識に至る問題まで、わたしたちが抱え得るすべての問題を解決する力が秘められています。

しかしナーマスマラナは、ヒンドゥー教に限られた概念ではありません。キリスト教徒であればキリストを、仏教徒であれば仏陀を、どのような宗派でも、それぞれの宗教の神々を讃えればよいとされています。さらに広義の意味では、聖書や教典を読み、神々の栄光を心に刻み込むこともナーマスマラナの一種だと言えます。またあらゆる場所に神々が浸透しているという普遍的概念をもつならば、自然の恵み、美しさを絶えず憶念し、感謝することなどが当てはまるでしょう。

本来の自分自身のリズムを失い、スランプを感じているとき、まずは神から与えられた万能薬であるナーマスマラナを毎日実践されることをお勧めします。毎日実践することで、確実に本来の明るく朗らかな内面を取り戻すことができます。古より幾多の困難を乗り越えてきた聖賢たちが太鼓判を押すこの効果には、疑いの余地がありません。ナーマスマラナは、すべての人々に分け隔てなく与えられた、神からの最高の贈り物といえるでしょう。

ラーマ・ナヴァミ

2007.03.25 Sunday

2007年3月27日は、ラーマ・ナヴァミ(誕生祭)です。

インドの家庭では、ラーマ・ナヴァミのこの日、ラーマとその妃シーターの小さな神像を並べ、結婚式の儀式を執りおこないます[1]。そしてまた、敬虔なヒンドゥー教徒は、断食をし、寺院では叙事詩「ラーマーヤナ」が詠まれます。

ラーマは、この叙事詩の主人公として、正義、寛容、忍耐、そして犠牲など、わたしたちが失いかけている美徳の大切さを示しています。
ラーマーヤナでラーマが示されている理想は、現代のわたしたちからすると、あまりにもかけ離れていて、現実味がないかもしれません。しかし、ラーマは実在の人物ともいわれていますので(およそ紀元前5000年の人物といわれています)、ラーマーヤナで語られている物語も、まったくの作り話ということではないかもしれません。

便利・快適になった今ですが、その反面、さまざまなものに囚われ、心にゆとりがなくなってきています。いじめや社会的な問題もさまざま表面化していますが、決定的な対処法がなく、何を拠り所としたらよいか分からないのが現状ではないでしょうか。

しかし、ラーマーヤナには、このような問題に対する対処法が、随所に見て取れます。
新しいものに目を向けるのは、現代人が仕事をこなし、生活していく上で必要不可欠ですが、しかし同時に、古き良き文化にも、この上ない価値が散りばめられていることを忘れてはならないかもしれません。

ラーマーヤナは、国内でも本が出版されておりますので、この機会にお目を通されてみてはいかがでしょうか。またインターネット上でも、簡約版等が閲覧できます[2]。

[1] Wikipedia, "Rama Navami", http://en.wikipedia.org/wiki/Rama_Navami
[2] 簡約ラーマーヤナ, http://www.geocities.jp/jayramayana/

ヴァサント・パンチャミー(サラスワティー女神の御生誕)

2007.01.22 Monday

明日1月23日は、ヴァサント・パンチャミーの日です。ヴァサントとは、「春」の意味で、このお祭りは、春の到来を祝うお祭りです。光の祭典であるディーワリーは富の女神ラクシュミーを祀り、ナヴァラトリーはドゥルガー、そしてヴァサント・パンチャミーは、学問と芸術の女神であるサラスワティーを祀るお祭りにあたります。
ヒンドゥー教では、サラスワティー女神は、このヴァサント・パンチャミーの日に生まれたとされ、この日、盛大に祝福されます。

このお祭りでは、黄色が特に重要な意味を持ちます。黄色は、春の作物がたわわに実ることをあらわしています。この日、サラスワティー女神は黄色の衣装を装い祝福されます。またそれを祝う人々も黄色の服を着て、人々にふるまわれるお菓子なども黄色、食べ物もサフランなどで黄色に色づけがされています。

またインドの子供たちにとっても、この日は重要な意味をもつ日となります。
読み書きを学び始めるのに最適な日であるとされていることから、この日、子供たちは「あいうえお」を習い始めます。
この日を創立記念日とする教育機関も珍しくありません。

ヴァサント・パンチャミーを境に、自然が春の到来をつげることから、太陽の女神、大地の女神、そしてガンジスの女神に対してはとくに真摯な祈りを捧げます。

ヴァサント・パンチャミーは、作物の豊作を願う季節的なお祭りであるとともに、弁財天としてしられるサラスワティーの誕生を祝福し、より豊かな精神的・物質的教養を身につけるための重要な日です。

春の到来を祝い、今年も実り豊かな一年をお過ごしくださいませ。

参考:
"Birthday of the Goddess of Wisdom", http://hinduism.about.com/library/weekly/aa020700.htm
"Vasant Panchami", http://www.hinduism.co.za/vasant.htm

108の意義

2006.12.31 Sunday

108という数は、わたしたちの感覚では半端な数字かもしれませんが、いたるところで目にする数です。ここで、108がどのような場所にあらわれるかを見てみましょう。

9×12:
多くの言い伝えで、9と12は霊的に重要な数字であると言われています。この重要な数字9と12を掛け合わせると108となります。また108のそれぞれの位の数を足すと、1+0+8=9になります。

1、2、3までのかけ算:
1から3まで、それぞれの数を、その数の分だけ掛け合わせると108となります。1を1回、2を2回、3を3回掛けます。
1×2×2×3×3×3=108

煩悩:
よく言われているように、人間には108種類の煩悩があると言われます。

嘘:
人間のつく嘘には、108種類の嘘があると言われます。

妄想:
人間には、108種類の妄想、あるいは無知が存在すると言われます。

ハート・チャクラ:
チャクラは、エネルギーの通り道の交差点であり、ハート・チャクラには全部で108のエネルギー・ラインが集約されていると言われます。その一つが、スシュムナから頭頂部のチャクラへ通じるラインであり、それは解脱への道とされています。

プラーナーヤーマ:
瞑想に熟達し、一日に108回の呼吸しか必要としなくなると、解脱が訪れるとされます。

ウパニシャッド:
古代の聖者たちが記したウパニシャッドには、108のウパニシャッドがあるとされます。

正五角形:
正五角形のひとつの内角は、108度です。

時:
人間には、108の感覚があり、その内の36は過去に関するもの、36は現在に関するもの、36は未来に関するものと言われます。

占星術:
占星術では、12星座、9惑星が用いられます。12×9=108です。

ガンジス河:
ガンジス河は、経度12度分(79〜91度)、緯度9度分(22〜31度)を流れます。12×9=108です。

女神の御名:
ヒンドゥーでは、108の女神が存在すると言われます。

クリシュナのゴーピー(牧女):
クリシュナには、108人のゴーピー(クリシュナに仕える牧女)がいたと言われます。

1、0、8:
1は神や至高の真理をあらわし、0は霊性修行の達成をあらわし、8は無限大、永遠をあらわすと言われます。

太陽と地球:
太陽の直径は、地球の直径の約108倍です。
【太陽の赤道半径696,000km÷地球の赤道半径6,378km=109.1】
地球と太陽の距離は、太陽の直径の約108倍です。
【地球の太陽からの距離(長半径)1.496×10^8km÷(太陽の赤道半径696,000km×2)=107.5】

月と地球:
月と地球の平均距離は、月の直径の約108倍です。
【月の軌道長半径384,400km÷(月の赤道半径1,738km×2)=110.6】

銀と月:
占星術では、銀は月をあらわすと言われます。銀の原子量は約108です。
【正確には107.8682】

瞑想:
瞑想には、108のスタイルがあると言われます。

呼吸:
タントラでは、10,800の太陽エネルギー、10,800の月エネルギーからなる合計21,600回の呼吸を一日に行うと述べています。10,800は108の100倍、21,600は108の200倍に相当します。

神への道:
108種類の神への道が存在すると言われます。

約数:
数珠のビーズ数は、108またはその約数である、54, 36, 27, 9個になります。

魂の段階:
人間の魂には、108の段階が存在すると言われます。

舞踊:
インド伝統の舞踊には、108種類の舞踊があると言われます。

人類初の宇宙:
1961年4月12日、ユーリ・ガガーリンは、史上初の有人宇宙飛行を、108分間行いました。

ユガ(時代):
ヒンドゥー教では、それぞれの時代の特性によって、4つのユガ(時代)を定めています。
黄金の時代であるサティヤ・ユガ(クリタ・ユガ)は、1,728,000年間続きます。
悪が世界の4分の1を支配するトレーター・ユガは、1,296,000年間続きます。
悪が世界の4分の2を支配するドヴァーパラ・ユガは、864,000年間続きます。
悪が世界の4分の3を支配するカリ・ユガは、432,000年間続きます。
これらの存続年数は、それぞれ108の倍数になっています。サティヤ・ユガは108の16,000倍、トレーター・ユガは108の12,000倍、ドヴァーパラ・ユガは108の8,000倍、カリ・ユガは108の4,000倍です。

カリ・ユガは、 グレゴリアン暦いうと、紀元前3,102年1月23日に始まったとされています。現在は西暦2006年ですので、まだおよそ426,890年もカリ・ユガが続くことになります。平和な時代が早く到来することを切に願うわたしたちにとっては、気の遠くなる話かもしれません。しかし、古代の聖者たちは、悪の支配するこの時代に生まれることを希求していました。それは、この時代に生まれた人は、神の御名(みな)・マントラを唱えるだけで、悟りに達することができると言われるからです。

この時代に生まれた幸運を生かして、新たなよい一年をお迎えください。

参照:
Swami Jnaneshvara Bharati, Meaning of 108 beads on a mala, http://www.swamij.com/108.htm
Wikipedia, "Kali Yuga", http://en.wikipedia.org/wiki/Kali_Yuga

ガーヤトリー・サーダナ

2006.12.23 Saturday

ガーヤトリー・マントラは、インドでも最高のマントラとして、多くの人々に唱えられています。そして、今では、世界中の人々に唱えられるようになってきました。ガーヤトリー・マントラは、唱える人々を悟りへと導くだけでなく、その周囲にもよい影響を与えると言われます。
その意味でも、毎日ガーヤトリー・マントラだけでも、欠かさずに唱えるようにしたいものです。

ここで、日頃、ガーヤトリーのサーダナ(修行)をされている方々、またこれから始めようとされている方々のために、Sadguru Sant Keshavadas著"GAYATRI: The Highest Meditation"より、目的別のガーヤトリー・サーダナの方法について記載された部分をご紹介いたします。
インドではクリスマスはお祝いされることはあまりありませんが、ガーヤトリー女神とともに、神聖なクリスマスをお過ごしください。

『ガーヤトリー・サーダナ
1. 瞑想を行うには、明け方は東の方角、昼間は北の方角、夜間は西の方角を向いて座るのがよい。
2. トゥラシー、ルドラークシャ、あるいはサンダルウッドの数珠を準備しなさい。
3. 瞑想の場所は、清潔で静寂を保てる神聖な場所にしなさい。
4. 瞑想の前には、手足を洗うか入浴しなさい。
5. 全宇宙の聖母としてのガーヤトリーを瞑想する人は、ガーヤトリー女神の絵などを用意し、瞑想の前後に礼拝しなさい。
6. 光の神としてのガーヤトリーを瞑想する人は、光のシンボルとして太陽神を瞑想しなさい。
7. 無形の神を瞑想する人は、輝く光として眉間の中心に真理の光輝を瞑想しなさい。
8. 強力な浄化儀式としては、ガーヤトリー・マントラの後に「スヴァーハー」を追加して唱え、その後、火の中にギー(溶けたバター)を注ぐとよい。
すなわち「オーム ブール ブヴァッ スヴァハー
オーム タットゥ サヴィトゥル ヴァレーニャム
バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー
ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤートゥ スヴァーハー」
と唱えた後、火の中にギーを注ぐ。

願望を叶えるためのガーヤトリー・マントラ
願望を叶えるために、母なる女神ガーヤトリーに祈願する人は、瞑想の前後に上記と同じことをするとよいでしょう。神聖な炎にギーを注いでいる間に、願望の成就を祈願します。ガーヤトリー・マントラは、主に知性の開花のために唱えられます。しかし、信者の願望が成就した後に、はじめて無欲の状態に至ることに間違いはありません。
記憶力に悩む男性、女性、子供も、同様の方法で記憶力を増大させることができます。シャワーを浴び、朝日(東の方角)に向かって立ち、ガーヤトリー・マントラを10回唱えます。これを4週間実践することで、記憶力が増大し、子供は非常に知性的になるでしょう。
よい仕事を得たい人々や、お金が無くて困っている人々、またキャリアやビジネスで成功を望む人々は、ガーヤトリー女神のラクシュミーの側面を瞑想するとよいでしょう(ガーヤトリー女神は、サラスヴァティー、ラクシュミー、カーリーが一体化したものです)。
1. 毎週金曜日(ラクシュミーの日)に、定期的に以下のサーダナを行います。入浴前に、オイルとターメリック・パウダー(ハルディ)を混ぜたものを身体に塗り、それから入浴します。
2. 瞑想時に座る椅子には、黄色の布を敷きます。聖紐にターメリック・パウダーを振りまき、黄色い服を着て、プージャー(儀式)の間は、ガーヤトリー女神の絵や写真に、黄色の花を捧げます。女神に黄色のフルーツや穀物を捧げ、儀式の後には、プラサーダとして捧げ物をいただきます。
3. ラクシュミーとしてのガーヤトリー女神を瞑想するときは、黄色のサーリーを纏い、象に座る女神を思い浮かべます。
4. 最後に「シュリーム」(ラクシュミーのビージャ・マントラ)を追加して、ガーヤトリー・マントラを唱えます。
「オーム ブール ブヴァッ スヴァハー
オーム タットゥ サヴィトゥール ヴァレーニャム
バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー
ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤートゥ シュリーム」
これは次のような意味になります。
「母なる女神ガーヤトリー・ラクシュミーさま、
どうかわたしの献身をお受け入れください。
健康、富、喜び、平安をお与えください。
わたしのすべての願いを叶えてください。
ガーヤトリー・ラクシュミーに栄光がありますように。」

このサーダナを3ヶ月間、毎週金曜日に行います。女神ガーヤトリー・ラクシュミーによって、すべての障害は取り除かれ、願望が叶えられるでしょう。

ラクシャー・カヴァチャ(護符)
原因不明の不治の病に冒されたり、悪霊に取り憑かれたり、悪魔に怯えたりする方々が見受けられます。そのような、カルマや星の影響が要因となる問題に対しては、ガーヤトリー女神の護符(ラクシャー・カヴァチャ)を身に着けることが有効です。通常、そのような護符は、マントラ瞑想に熟達した僧侶によって用意されるものです。しかし、次に与えられる指示を守れば、自分で用意することも可能です。
紙または銅や銀の薄いシートの上に、5つの「オーム」の文字を書きます。できれば、サンスクリット語で「ॐ」と書くのがよいでしょう。紙の四隅に、4つの「オーム」を書き、中央にも1つ書きます(合計5文字)。そして、それを丸めて、一端を折り曲げます。少量のサンダルウッド・パウダーまたはクムクマ(クムクム、赤いパウダー)を丸めた紙の中に入れ、ガーヤトリー・マントラを10回唱えます。これで、護符が完成しました。丸めたもう一端を閉じ、紐を用いて、腕や首に身に着けます。ガーヤトリーの波動の力によって、すぐに病状が回復し、すべての恐れは消え去るでしょう。この護符は、障害児に対しても、ヒーリングをもたらします。

子供を授かるために
流産で子供が授からない場合、男の子ばかり生まれるために女の子が欲しい場合、その逆で、女の子ばかり生まれるために男の子が欲しい場合など、このような特定の願望を叶えるためには、夫婦ともに以下のガーヤトリー・サーダナを実践するとよいでしょう。
夫婦ともに日曜日には断食をします。少量のフルーツ、フルーツ・ジュース、またはミルクなどは摂ってもよいでしょう。シャワーを浴び、授かりたい男の子または女の子を想いながら、次のプラーナーヤーマ(呼吸法)を10回行います。
両方の鼻孔から、深く息を吸い込み、息を止めた状態で、「オーム」と3つの「ヤム」(ビージャークシャラ、種字)を追加したガーヤトリー・マントラを心の中で次のように唱えます。
「オーム ヤム ヤム ヤム
ブール ブヴァッ スヴァハー
オーム タットゥ サヴィトゥル ヴァレーニャム
バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー
ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤートゥ」
そうして、息を吐きます。

「ヤム(Yam)」はヴァルナ(水の神)のビージャ・マントラです。ヴァルナは、性中枢にいる神です。したがって、ヴァルナに祈願することで、夫婦の肉体に必要な変化が起こります。
さてここで、手にサンダルウッドの数珠を持ち、白い服を着て、蓮を手に持っている子供の姿のガーヤトリーを思い浮かべてください。
瞑想の後、ミルク、蜂蜜と炊いたご飯を捧げ、聖母ガーヤトリーを礼拝します。そして、そのプラサーダ(神に捧げた食物)をいただきます。これには、祈りの果実をもたらすガーヤトリーのパワーが含まれています。すなわち、やがては、夫婦の間には望んだ子が授かるでしょう。その子は、健康で美しく、知性的で、長生きする子です。

次の全宇宙の聖母ガーヤトリーへの祈りは、信仰と献身を込めて唱えるならば、すべての願いを叶え、悟りへと導きます。

ナマステー デーヴィ ガーヤトリー サーヴィトリー トリパダークシャレー
アジャレー アマレー マータス トラーヒ マーム バヴァサーガラート
namaste devi gAyatrI sAvitrI tripadAkSare
ajare amare mAtas trAhi mAm bhavasAgarAt (ガーヤトリー・ストートラム第1節)

太陽の女神、三行詩の女神、永遠の若さと不死の女神、ガーヤトリーに帰依します。
母なる女神さま、生死の大海から、わたしをお守りください。』

参照:
Sadguru Sant Keshavadas, "GAYATRI: The Highest Meditation", p.60-63, Motilal Banarsidass, Delhi, 1978
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