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ガネーシャ・チャトゥルティー

2007.09.14 Friday

2007年9月15日は、ガネーシャ・チャトゥルティーと呼ばれる、ガネーシャ誕生祭の日です。
人々は、土でガネーシャ像を造ったり、露天で買ったりしたものを、数日間家でお祀りし、最終日には、水の中に沈め、その年の家内安全を祈願します。

ガネーシャは、さまざまな別名でも示されているように、智慧と幸運を支配するインドの神様です。そして、ガネーシャは、自身が最高の師であるため、師を持ちません。ガナ(群衆)のイーシャ(主)を意味するガネーシャは、師の中の師と呼ばれる存在です。

ガネーシャは、ねずみを乗り物としていますが、どうしてこのような小さなねずみを乗り物としているか不思議に思うかもしれません。
ねずみは、無知と暗黒の象徴です。ガネーシャは、ねずみに乗ることによって、ねずみが象徴している、無知と暗黒を支配することを示しています。

無知と暗黒を克服するために、以下のガネーシャ・マントラを唱えるのも良いでしょう。

「ヴァックラトゥンダ・マハー・カーヤ
スーリヤ・コーティ・サマップラバ
ニル・ヴィッグナム・クルメー・デーヴァ
サルヴァ・カーリェーシュ・サルヴァダ」
Vakratunda Maha Kaya
Surya Koti Samaprabha
Nir Vighnam Kurumey Deva
Sarva Karyeshu Sarvada

意味:
曲がった鼻の、大きな身体をした
太陽の数億倍もの輝きを放つ主よ
どうか我らに叡智を授け、障害から常に
自由になりますように

当日は、午前4時〜午前8時のブラフマムフルタと呼ばれる神聖な時間帯に、ガネーシャについて瞑想します。
それから、沐浴をして、寺院にいき、ガネーシャ神をお参りします。
ガネーシャ神への捧げものとしては、ココナッツや甘いお菓子が好まれます。
心からの祈りを捧げることで、霊性に関する障害、そして直面しているさまざまな現実的な問題を、ガネーシャ神が取り除いてくれるでしょう。
もちろん、ガネーシャ神の存在を肌で感じながら、自宅でお祈りしても構いません。

ところで、ガネーシャ・チャトゥルティーの期間中は、月を見てはいけないと言われています
月を見ることは、ガネーシャを侮辱することになると考えられているからです(※[1]参照)。
しかし、この行為の真意は、この日から、あなたの信じる神や師匠、宗教などを侮辱する悪い仲間とは付き合わないようにしなさいと解釈されています。

ガネーシャ誕生祭を機に、心新たに、仕事、勉強、家事に取り組むことで、ガネーシャ神の恵みとして、精神的に、肉体的に充実した日々を送ることができるでしょう。

参照
[1] 天竺迦羅倶利庵 http://plaza.rakuten.co.jp/jagannatha/diary/200509070000/

クリシュナご降誕祭

2007.09.04 Tuesday

本日、2007年9月4日は、ヴィシュヌ神第8番目の化身であるクリシュナが誕生した日です。
この期間中、インドでは、ミルク、凝乳、バター、はちみつ、フルーツなどを入れた大きな陶器の壺を、6〜12メートルもの高さに吊し、青少年たちが競って奪い合うお祭りが行われます。
壺を手に入れるためには、お互いの肩に足を乗せ、その高さまで人間ピラミッドを組んで手に入れなければなりません。一番上の人が運良く壺を手に入れることができたとき、この競技は終了となります。
通常、壺にはロープと一緒に紙幣が縛り付けてあり、一番上の人が手に入れた紙幣は、ピラミッドを組んだ人々に配られます。
この競技は、ミルクやバターが好物のクリシュナを讃えるために、行われるようになりました。クリシュナがまだ幼いとき、仲間といっしょに、ミルクやバターを手に入れるために、隣家に忍び込んだという言い伝えはとても有名です。

またこの日、人々は特に水分を絶つ断食をします。そして、クリシュナの栄光が書かれた書物を読んだり、賛歌を歌ったりして神聖な時を過ごします。
クリシュナが産まれた時刻である夜中には、アーラティが行われます。ここでは、ブランコの上にベビークリシュナが奉られ、豪華な食事が捧げられます。特にクリシュナの好物であったバターは欠かすことができません。
伝統的なプラサードは、「パンチャジリ」と呼ばれる、ショウガの粉末やコリアンダー、砂糖、ギーなど、5種類の成分からできたものです。
アーラティのあと、人々はクリシュナの化身を大喜びして、賛歌などを歌って讃え合います。



グル

2007.07.29 Sunday

僅かな光と音の世界から、外界の空気にはじめて触れるとき、いったい何を思うのでしょうか。
思いっきりの力を込めて、この世界を憂い嘆くのか、大きな産声を上げ、生を授かります。
産まれたばかりの赤ん坊にとって、母親こそ第一の師(グル)であり、生命をつなぐ、切れない糸で結ばれています。

今日29日はグル・プールニマです。
師に対する尊敬の念が常に強いインドであっても、この日はとくに盛大に祝福されます。
「グ」は暗黒や無知を意味し、「ル」はそれを追い払う者というサンスクリットの語源をもちます。
すなわち、グルとは、暗黒や無知を追い払う者という意味になります。

「グル」は霊性の道において、大きな道標となって、わたしたちを照らします。
しかし、いわゆる「グル」以外でも、親というグルもあります。
母親は、その限りない愛をもって、我が子の無知や暗黒を追い払う第一のグルです。

「機が熟したとき、グルは地球の裏側からでも姿をあらわす。」
よく知られたこの諺は、しかし、すべての真実を語ってはいません。
種を蒔き、水をやり、手入れをすることで、花を咲かせ、実をつける。
ただこれだけでも、わたしたちは、因果の概念をそこからから学びます。
裸足で大地を踏みしめ、清々しい空気を全身で呼吸する。
自然というグルに生かされ、偉大さと恵みを感じる瞬間です。

そして、もっとも身近である内なるグル。
一生涯ついてまわる、きっても切れない内なる良心です。

どのようなグルであっても、いつもお世話になっているお気に入りの「グル」に思いを馳せ、感謝するのに最適な日かもしれません。

土星の神 シャナイシュチャラ

2007.06.13 Wednesday

ヴェーダ占星術では、土星はシャナイシュチャラと呼ばれます。シャナイシュチャラの語源は、サンスクリット語で「ゆっくり動くもの」を意味する「シャニシュチャラ」です。シャンという言葉はシャナイシュチャラから派生した言葉で、「無知」、「意識しなくなること」を意味し、土星はその象徴です。この「意識しなくなること」は、物質界への執着が希薄になることも意味します。

土星は、霊性が高く、物質次元にとらわれなくなった修行者を示しています。しかし、不吉な惑星ともいわれます。土星は、山羊座と水瓶座の支配星であり、天秤座において高揚し、牡羊座において減衰します。

土星は長寿、惨めさ、悲しみ、老齢、死、修養、制約、責任、遅延、大志、統率、権威、謙虚、誠実、経験による知恵、そして、苦行、拒絶、無執着、霊性、勤勉、組織、現実、時間のカーラカ(表示体)です。

チャート上、土星は第7室とケーンドラ(アセンダント、第4室、第7室、第10室をさす)において最も力が強まり、特にアセンダントが牡牛座や天秤座に位置する人にとって有益な星です。土星の性質はヴァータ、すなわち軽快さです。土星に対応する石はブルーサファイア、あらゆる黒い石、そして金属は鉄です。方角は西であり、曜日は土曜日です。ヴェーダの神話においては、土星は太陽の息子であり、太陽の影の妻チャヤの下に生まれました。太陽の第一婦人サンジャナの子供たちのひとりから怒りを買い、足を折られてしまったために、土星は足が不自由です。足を引きずって歩くことから、惑星の中で一番ゆっくりと進みます。

マンダ(遅いもの)としても知られる土星は、一般的にサディ・サティ(7年半続く)や、アシュタマ・シャニ(第8室にあり、2年半続く)といったある特定のハウスに位置するとき、人に逆境をもたらすことで知られています。土星は山羊座と水瓶座の支配星であり、また、最も歩みが遅く、それぞれのラーシを2年半かけて進み、1つの周期に30年かかります。このデーヴァター(神)への祈り、特に土曜日に行なわれる祈りは、そうした逆境の時期に向き合わねばならない苦難を軽減するといわれています。シャナイシュチャラは真心を持って祈りをささげる帰依者にはあらゆる恩寵を注ぎます。

シャナイシュチャラはそれぞれのラーシに2年半とどまりますが、出生時の月を第1室とした場合の第12室、第1室、第2室を土星が通過する期間はサディ・サティ(ナートゥ・シャニ)と呼ばれ、それは7年半続きます(サディ・サティは7年半の意味)。また第4室にあるときには、アルタシュタマ・シャニと呼ばれ、第8室にあるときには、アシュタマ・シャニと呼ばれます。こうした時期にある者には、シャナイシュチャラによって困難がもたらされます。

政府、同僚、妻、子供に起因する問題、業績の悪化、財産の損失、ハンセン病といったものは土星のトランジットによってもたらされます。

人生において、サディ・サティ(ナートゥ・シャニ)は30年周期でおよそ3度巡ってきます。最初のサイクルはマング・シャニと呼ばれ、本人よりもむしろ近親者に影響があるとされます。第2サイクルはポーング・シャニと呼ばれ、家庭内や事業面での影響があるとされます。第3サイクルは、マーラナ(死)・シャニと呼ばれ、子供、家族、健康面に影響を与え、本人の死を意味することもあります。第4サイクルは、肉体や魂からの解放を示すものとされています。

シャナイシュチャラは与えるものであり、また破壊するものであると考えられています。シャナイシュチャラに祈る者は、直面している悩みや心配から解放されるだけでなく、望んだ人生を与えられることによって祝福されます。

シャニ・マントラ
『プラーナ』より抜粋された次のマントラを唱えることで、土星を沈静化します。
ニーラーンジャナ・サマーバーシャム・ラヴィプトラム・ヤマーグラジャム
チャーヤー・マールターンダ・サンブータム・タム・ナマーミ・シャナイシュチャラム
(neelaanjana samaabhaasam raviputram yamaagrajam|
Chaayaa maartaanda sambhootam tam namaami shanaishcharam|| )

ビージャ・マントラ
オーム・プラーム・プリーム・プラウム・サハ・シャナイシュチャラーヤ・ナマハ
(om pram preem proum sah shanaischaraaya namah)

一般的なマントラ
オーム・シャナイシュチャラーヤ・ナマハ
(om shanaishcharaaya namaha)

土星を鎮めるためには、上の3つのマントラのどれを唱えても構いません。

マントラを唱える回数(総回数):2万3千回
マントラを唱える時間帯:夕刻

出典:
MailerIndia.com, “Shanaiswara - The Saturn”,
http://mailerindia.com/nava/grahas/index.php?saturn
Chakrapani Ullal, “What is Sade-sati?”,
http://www.vedicastrology.com/articles/articlewhatissadesati.htm

オーム―神の象徴

2007.05.31 Thursday

オームはヒンドゥー教の本質を象徴する聖音であり、「神との一体性」、「霊的なものと肉体との融合」を意味します。それは最も神聖な音であり、全能の神の初音、そして、音楽や言語を含めた音のすべてがここに融合したものです。

ウパニシャッドでは、この音は神秘の音であり、すべてのマントラや賛歌の究極の根源であるとされています。また、オームは始めを示す音であるだけでなく、終わりを示す音でもあります。このオームの音節には、過去、現在、未来のすべてが含まれ、究極的には、時間の概念そのものも超越しています。

タイッティリーヤ・ウパニシャッドによると、言葉の起源はプラジャパティであるとされます。彼が3つの言葉を瞑想することで3つのヴェーダが生じ、さらには、物質界、霊界、天界をあらわすブール、ブヴァッ、スヴァハが生じました。あらゆる言葉を調和させ、世界の全体性をあらわすオームの音節は、この3音に端を発しています。オームの音節はまた、ブラフマー、ビシュヌ、シヴァのトリムルティ(三大神)をあらわします。

シヴァの太鼓は、この音をつくり、そこからサリガマパダニサ(ドレミファソラシド)の音階が生まれました。こうして、シヴァはこの音によって宇宙の創造と破壊を繰り返します。また、オームは音の姿をとったアートマンでもあります。

ウパニシャッドは、目に見える世界も見えない世界も、聖音オームを唱えることで、そのすべてを理解することができると述べます。オームの持つ癒しの力は無限であり、オームを唱えるならば、無私の行為における過ちは、すべて赦されます。オームを瞑想するならば、あらゆる欲求が満たされ、ついには解脱へと導かれます。ほとんどすべての祈りや神聖な詩句の朗誦は、オームが最初に唱えられます。オームを繰り返し唱えるオームカーラも、オームと同じように重んじられ、それは神の顕現であると考えられています。

音楽的にいうと、オームは3つの基音となる「A(ア)」、「U(ウ)」、「M(ム)」、つまり基本音階の「サ」と「パ」、そして再び「サ」から構成されます。これらの音を連続的に発声するならば、そこにはサリガマパダニサ(ドレミファソラシド)すべての基本音が含まれます。同様に、オームを正確に発声するなら、すべての基本音は共鳴します。オームを唱えることは、あらゆる声帯の障害を取り除くための伝統的な方法とされ、それによって正確な発音で朗誦を行うことができると考えられています。大勢でオームを唱えることは、その美しい共鳴音のためだけでなく、マントラ(真言)を正しく唱えるために欠かせない準備でもあります。そのため、すべてのヴェーダ・マントラは、まず始めにオームが唱えられるのです。

出典:
Indian Divinity, "OM", http://www.webonautics.com/mythology/omthesymbol.html
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