カレンダー

<< June 2017 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930
  

カテゴリー

コメント

記事一覧

Feed

2分間瞑想法

2008.12.14 Sunday

仕事や勉強に追われ、心のゆとりがなくなってきている現代、心の安寧を得ようと、瞑想に興味を持つ人々が次第に増えてきました。
瞑想に関する数々の効能を説いた本も、本屋に行くといたるところで見ることができます。
その中の一冊「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」(マーシー・シャイモフ著、茂木健一郎訳、三笠書房)では、マントラ瞑想の有効性が説かれています。

「マントラを唱えるうちに、身体から力が抜けていくようです。呼吸が落ち着いてきて、息をしているのかどうかもわからなくなってきます。胸の鼓動もゆっくりと、血の流れも緩やかになっているのがわかります。(中略)
マントラの原始的な音とリズムを感じていると、言葉にできない感覚が襲ってきました。心の奥の深みへどんどん落ちていき、旧友のような懐かしい何かと再び結ばれたような感覚です。(中略)
ああ、私は幸せなのだ。
この体験こそが心からの幸せというものだったと思います。」
(「脳にいいことだけをやりなさい!」ゴールディ・ホーンの体験記p173より)

数ある瞑想法の中でも、マントラを唱える瞑想法は、もっとも取り組みやすく、そしてもっとも効果的であるといわれています。

インドの聖典では、不正が世界の4分の3を覆うカリ・ユガの時代(現代にあたる)では、神の御名を唱えることが成就にいたるためのもっとも効果的な方法であると述べられています。

このことからも、マントラ(神の御名)を唱える瞑想法は、聖典に則った理に適う方法であるといえるでしょう。

しかし、瞑想を行おうとしても、どのマントラをどのように唱えたらよいのかわからない人も多いかと思います。

そこでここでは、マントラ瞑想法の一例として、空き時間を有効に活用でき、気分転換に効果的な2分間でできるマントラ瞑想法をご紹介します。

この瞑想法で使用するマントラは、シヴァ・パンチャークシャラ・マントラとして知られる「オーム・ナマ・シヴァーヤ」です。

では、実際に「オーム・ナマ・シヴァーヤ」と唱えてみてください。
(唱え方がわからない方は、弊店で取り扱いのCDにも収録されております。)
短いマントラですので、すぐに覚えることができると思います。
はじめはゆっくりと、マントラの響きとリズム感を大切にして唱えてみます。
慣れるに従って、次第に早く唱えてみましょう。
どれくらいの早さで唱えることができたでしょうか。

おそらく、1秒もあれば1回は唱えられると思います。

そこで次に、タイマーを用意して、タイマーの残り時間を1分48秒に設定します。
タイマーは、キッチンタイマーや携帯電話についている機能を利用すればよいでしょう。
なぜ1分48秒かというと、これはインドで神聖数とされる108に対応しています。
1秒で1回マントラを唱えることで、数珠を使用せずに1マーラー(108回)のマントラ行を完結させることができます。

では実際にタイマーを用意して、1分48秒に設定してみましょう。
呼吸を整えるために、聖音オームを3回唱えます(オーム、オーム、オーム)。
その後、タイマーのスタートボタンを押して、タイマーのリズムに合わせて、1秒間に1回、パンチャークシャラ・マントラを唱えていきます。

実際に唱えてみると、タイマーに合わせて唱えるためには非常な集中力を要するのに気がつくかもしれません。
また声に出して唱えていては、途中で呼吸ができなくなるので、自然とささやき声あるいは心の中で唱えざるを得なくなります。

マントラによる瞑想法では、
1. ヴァイカリー(声に出して唱える)
2. ウパームス(ささやき声で唱える)
3. マーナシカ(心の中で唱える)
という3つの方法があります。
後者ほど効果的であるといわれますが、集中力が必要とされるため難易度も高くなります。

この2分間瞑想法では、自然とこの効果的といわれる方法で唱えることになります。

無事に1分48秒が経過して、108回唱え終わったあとは、心を落ち着かせるために「オーム、シャーンティ、シャーンティ、シャーンティヒ」と唱えます(シャーンティはサンスクリット語で寂静の意)。

以上で、わずか2分足らずでシヴァ・パンチャークシャラ・マントラのマントラ行を完結することができました。

この瞑想法は、数珠を使用しないために、タイマーや携帯電話をポケットに忍ばせておけば、どこでも行うことができます。

落ち込んだとき、元気を出したいとき、イライラするとき、怒りに囚われたとき、集中力を増したいとき、気分転換したいときなど、細切れの時間を活用して行ってみるとよいでしょう。

続けるうちに、きっとその効果に驚くことと思います。

ライブ・ダルシャン

2008.11.17 Monday

インドの聖典では、神に謁見すること(ダルシャン)は、非常に大きな功徳があるといいます。そのため、広大なインド各地から、バスや電車に揺られながら、長時間かけて目的の寺院に参拝に行くことも珍しくありません。

そんな中、いくつかの有名な寺院では、インターネットでライブ・ダルシャンが受けられるサービスが始まりました。

これは、インド最大級のタタ財閥のグループ企業のひとつ、タタ・スカイという衛星放送会社のサービスです。営利会社のため、このサービスを広告としてよく思わない人も中にはいるようですが、遠く離れた日本からでも、インドの寺院の様子がライブ中継で見られるのはとても有り難いですね(インターネット版は無料です)。
(追記:このサービスには他にタタ・インディコム、タタ・コミュニケーションズのグループ関連会社が携わっているようです。メインのサービス提供元は申し訳ございませんが分かりませんでした)

現在は、シュリー・シッディヴィナーヤカ・ガナパティ・テンプル、シュリー・サイババ・サマーディ・マンディール、シュリー・カシ・ヴィシュワナート・マンディールの3寺院でライブ中継が観られるようです。

以下にライブ中継が観られるリンク先と毎日のスケジュールを掲載いたしますので、ご参照ください。

またインドとの時差は日本時間−3時間30分です。日本時間で午前7時は、インドで午前3時30分になります。

・シュリー・シッディヴィナーヤカ・ガナパティ・テンプル
(この寺院のガネーシャ像は、珍しい右曲がりの鼻になっています)
ライブ・ダルシャンのリンク先
http://www.siddhivinayak.org/livewebcasting.htm
(リンク先の「Camera 1」をクリックしてください)

デイリー・プログラム
http://www.siddhivinayak.org/dailyaartischedule.htm
(※www.siteadvisor.comやwww.aguse.jpでは安全性が確認できておりますが、Googleにおいて危険なサイトとの認識があるようですので、念のため安全が確認できるまで直リンクを外しております。試聴希望の方は、申し訳ございませんが自己責任でURLをコピー&ペーストして移動してください)

・シュリー・サイババ・サマーディ・マンディール
ライブ・ダルシャンのリンク先
http://www.shrisaibabasansthan.org/shirdilivedarshan1.htm

デイリー・プログラム
http://www.shrisaibabasansthan.org/main_English/shirdi/dailyprograms.asp

・シュリー・カシ・ヴィシュワナート・マンディール
ライブ・ダルシャンのリンク先
http://www.shrikashivishwanath.org/en/online/live.aspx

デイリー・プログラム
http://www.shrikashivishwanath.org/en/daily/aarti.aspx

映像を観ていると、パンディットの人たちが花飾りや信奉者の持ち物にブレスを与えている場面が繰り返し流れています。あまりにも参拝者が多いので一見録画かと思いましたが、どうやら録画ではないようです。インドの人々の信仰心が窺えますね。

どうぞよい一週間をお過ごしください。

右曲がりのガネーシャ vs. 左曲がりのガネーシャ

2008.11.09 Sunday

インドで人気の神様といえば、まずはじめに思い浮かぶのがガネーシャ神です。
ガネーシャ神は、礼拝が盛んなインドでも、他の神様を差し置いて、第1番目に礼拝されるとても重要な神様です。

このガネーシャ神は、人間の身体に象の頭をもち、ネズミを乗り物とするという、とても不釣り合いな姿をしていますが、実はこの姿形は神聖なシンボルとして大きな意味を持っています。

ここでは、「Ganapati」(H.H. Dr. Jayant Balaji Athavale & Dr. [Mrs.] Kunda Jayant Athavale編、Sanatan Sanstha出版)より、ガネーシャの姿の宗教的な意味についてみてみましょう[1]。

1. ガネーシャ神の全身はオームカーラ、すなわちプラナヴァ(原初音)と呼ばれるオームの音を表しています。象は、サンスクリット語の「オーム」を体現する唯一の生き物といわれておりますが、ガネーシャの頭が象になったのは、そのような意味から必然だったのかもしれませんね。

2. ガネーシャの鼻の向きは、多くの場合ガネーシャから見て左曲がりになっています。左曲がりの鼻のガネーシャは、別名ヴァーマムカとも呼ばれています。ヴァーマはサンスクリット語で、左側や北の意味があり、ムカ(ムキ)には顔の意味があります。そして、チャンドラ・ナーディ(月の管)が左側にあるといわれているため、左曲がりのガネーシャは、静寂をもたらすといわれます。加えて、北の方角は、霊的に有益な方角であり、祝福(アーナンダ)を与えるといわれます。また左曲がりのガネーシャは、女性的な面を表し、お金、名声、幸運、幸福な家庭などの生活に恵まれるとされています。
一般的に入手できるガネーシャ像のほとんどが左曲がりの鼻のもので、この「ヴァーマムカ・ガネーシャ」は通常の方法で礼拝してよいといわれています。

一方、右曲がりのガネーシャは、ダクシナームールティまたはダクシナービムカと呼ばれます。ダクシナーは南、ムールティは像、ムカは顔を意味するので、それぞれ「南向きの像」あるいは「南向きの顔」の意味になります。
南の方角は、死の神であるヤマ(閻魔大王)の方角といわれています。また、右側にはスーリヤ・ナーディ(太陽の管)があるといわれています。
ヤマやスーリヤから想像できるように、この方角はとても強力な組み合わせです。したがって、右曲がりのガネーシャ神は、とても強力で活動的なガネーシャ像といわれています。また男性的な面を表し、厳格、誠実、高潔、節制、そして道徳にもとづいた規則正しい生活などを象徴しているといわれます。

3. モーダカ(甘い蒸し団子)は、ガネーシャの大好物です。ガネーシャは、消化に悪い油が嫌いなため、甘いお菓子でも蒸したものでなければ召し上がりません。「モーダ」は喜びやうれしさを意味する語で、「カ」は小さなという意味があります。
またモーダカの形は、霊的な知識の到達度を象徴しています。はじめは霊的な知識が少なく、甘美さを味わえない状態(皮しか食べられない)から、霊的な知識が増すにすれ、やがて大きな甘みが味わえる状態(中身まで食べられる)になります。ガネーシャは、霊的な知識を与える神様であるといわれるゆえんです。

4. ガネーシャが乗り物としているネズミは無知の象徴といわれています。またネズミは素早く動き回るために、激情的な性質の象徴といわれています。ガネーシャがネズミに乗る姿は、無知や激質を克服することを象徴しています。
私たちも素早く動き回るネズミに振り回されずに、ガネーシャのように上手な「ネズミ乗り」になってみたいものですね。

同じガネーシャでも、入手できるガネーシャ像は、製作者によって姿形が様々に変わってきます。今一度、いつもお世話になっている手元のガネーシャ像を良く見直して、ガネーシャの姿形や手にしているものの意味を考え直してみるのもよいでしょう。


参考文献:
[1]H.H. Dr. Jayant Balaji Athavale & Dr. [Mrs.] Kunda Jayant Athavale, "Ganapati", Sanatan Sanstha, India

ハッピー・ディーワーリー!

2008.10.28 Tuesday

本日10月28日は、ディーワーリー(ディーパーヴァリー、光の祭典)です。この日は日本のお正月のように、インドでは、子供にお年玉をあげたり、大掃除や買い物をしたり、甘いお菓子を贈りあったりして新年をお祝いします。

参照ブログ
光の祭典−ディーワーリー(ディーパーヴァリー)
ディーワーリー(光の祭典)

ところで、ディーワーリーでの新年をお祝いするにあたって、その内的な意義も忘れてはなりません。ディーワーリーは「光の祭典」として知られています。
「光」は「富と繁栄」の象徴ですので、ディーワーリーは「富と繁栄のお祭り」ともいうことができます。

しかし、富と繁栄といっても、物質的な富や繁栄には限界があります。

インド哲学では、肉体や心を超越したところに、何ものにも犯されることのない、永遠不滅の「アートマン」が存在するといいます。そして、アートマンは、私たちすべての心の中に宿ると信じられています。

私たちが、肉体の誕生を毎年お祝いするように、ディーワーリーは内的な光である「アートマン」を祝うお祭りでもあります。アートマンは、私たちに限りない富と繁栄をもたらしてくれる永遠の存在です。

この内なるアートマンが輝き出すとき、私たちの無知の暗闇は消え去り、真の自然状態へと回帰することでしょう。それは、肉体や物質を超越した永遠不滅の存在、つまり神を知ることと同じです。

アートマンは、愛や調和の本質ともいえます。すべての人々に存在するアートマンは何一つ違うことなく、すべて共通の性質をもっているからです。

インド哲学では、このアートマンを理解することによって、アーナンダ(内的平安)を得ることができるといわれています。

ディーワーリーは、外見的にはオイルランプに火を灯し、花を捧げたり、お菓子を贈りあったりするお祭りですが、この内的な意義を忘れてはなりません。ディーワーリーの祝い方は地方によって様々ですが、内的な意義は世界共通です。

つまり、内なる光であるアートマンを照らし、すべてに共通の性質であるブラフマンを知ることです[1]。



どうぞよいディーワーリーの祝日をお過ごしください。

参考文献
[1]Diwali, http://en.wikipedia.org/wiki/Diwali

ナヴァラートリ祭

2008.09.30 Tuesday

本日9月30日から10月8日まで、ナヴァラートリ祭が行われます。
ナヴァラートリ祭は、季節の変わり目に年に2回行われる、女神をお祝いするお祭りです。

もとは収穫祭の意味もあったようですが、絶え間なく恵みを与える太陽に、生命を育む水や大地に、その他の自然のすべてに感謝するため、シャクティに象徴されるエネルギーを司る女神が礼拝されます。

ナヴァラートリの9日間は、ドゥルガー(カーリー)、ラクシュミー、サラスワティーの3女神を3日間にわたって礼拝します。

・1日目〜3日目
自身の内面に潜む欠点や悪い習慣、想いなどを打ち壊すために破壊の女神であるドゥルガーが礼拝されます。
・4日目〜6日目
ドゥルガーの礼拝によって内外両面のさまざまな悪を打ち払ったあとは、精神的・物質的に豊かな恵みをもたらすためのラクシュミー女神が礼拝されます。
・7日目〜9日目
技能や能力、知識を身につけ、社会に立派に貢献できるよう、サラスワティー女神が礼拝されます。

そしてナヴァラートリの10日目にあたる日は、ダシャラー祭とよばれるお祭りが行われます。ダシャラーは、ラーマ王子がラーヴァナという悪魔を倒した吉日とされています。

このナヴァラートリの期間は、夏から冬への移行期間であり、自然界も少しずつ冬支度を始めてきます。年々繰り返される自然のサイクルに従って、わたしたちも冬支度を始めると共に、内面にたまった垢や汚れもこの時期に整理するとよいでしょう。
きっと健康で心健やかな日々が送れることと思います。

参照:
ナヴァラートリ祭, http://blog.sitarama.jp/?eid=119359
ナヴァラートリ, http://blog.sitarama.jp/?eid=309298
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227