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荒行

2015.06.08 Monday

ヨーガの修行は、天台宗の千日回峰行、日蓮宗の修行と並んで、「世界三大荒行」のひとつだと、テレビで僧侶の方が話しているのを見た記憶があります。
たしかにヨーガの本場、世界の屋根・ヒマラヤで修行するのは確かに厳しいと思います。
以前修行でタポワン高原(標高4500m)に行った時、そこから見えるシヴァリンガ峰の雄大な姿に圧倒されていました。この山は別名メール山(須弥山・仏教で宇宙の中心にあると考えられる山)とも呼ばれており、その威容は、標高4000mのゴームク(ガンジス川の源流域)からみるものより、さらに数倍の素晴らしさがありました。
シヴァリンガ峰の横には小さな峰があります。これを現地の人は「子シヴァリンガ」と呼んでいます。
突然地元の知り合いのサドゥが「あの、子シヴァリンガの頂上まで行ってこよう。大丈夫、6時間もあれば戻って来れる。」と言いました。タポワンから見てもはるかな高さですから、標高5000mはゆうに超える高さでしょう。その高さまで行くと空気中の酸素の量はとても少なくなります。またタポワンへ来るまでにも、すでに大変な難所を通ってきて、かなりの疲労もしています。
その上さらに、チャッパル(サンダル履き)のサドゥは、そこまで半日で行って帰ってくるのですから、人間業とは思えませんし、日本では絶対この高さでや環境での修行は出来ないでしょう。
ヨーガが「世界三大荒行」のひとつと言われる理由は、もちろん他の部分なのですが、やはり荒行で鍛えた心身はこういう状況をものともしないのだな、と感じた出来事でした。

もちろん、私たちがヨーガを実践する場合、荒行と言われるレベルまでやる必要は、必ずしもありません。ヨーガは易行でも荒行でもどちらでも目標に到達できることができます。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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聖地を巡る

2015.06.01 Monday

永遠の巡礼地であるガンジス河を始め、インドには数多くの聖地が存在しています。神々が住まうと信じられるその聖地は、人々の心の支えとして存在し、現代においても多くの人々を引き寄せています。そんな数ある聖地の中に、チャールダームと呼ばれるインドの4大聖地があります。

チャールは「4」、ダームが「住居」を意味するチャールダームは、神々が住まう4つの代表的な聖地として知られています。このインドの4大聖地は、北のバドリーナート、東のプリー 、南のラーメーシュワラム、西のドワールカーと伝えられますが、この他に、ヒマラヤ山麓のヤムノートリー、ガンゴートリー、ケダールナート、バドリーナートがチョーター・チャールダーム(小さなチャールダーム)として知られています。

このヒマラヤ山麓のチャールダームが、現在巡礼の真っ只中にあります。3000mを超える山々を巡るこの巡礼は、冬の間は積雪のために閉ざされ、毎年4月下旬頃に道が開かれると共に、およそ10月頃まで巡礼が続きます。ヒンドゥー教徒にとって、一生の内にこの地を巡ることは大きな願いの一つであり、巡礼を成し遂げた者の罪は世代に渡って清められると信じられています。

この聖地を巡る巡礼は、心身を浄化する究極の術とも言われます。巡礼の間は完全な菜食となり、険しい道を通じ自然豊かな山々を歩む中で、新鮮な酸素が身体中を巡ります。何よりも、それを達成するための深い集中力と精神力が培われ、余計なものが消え失せた清らかな心が生み出されると言われます。そこには、神々に会うと言う純粋な目的があるからに他ありません。

この特別な経験は、肉体と共に精神を鍛え、魂を磨くためのより良い機会となるものです。しかし、こうした聖なる巡礼でありながら、現代においてはより快適な巡礼が求められ、巡礼地が荒廃しているという現状も伝えられます。2013年には、ケダールナートにおいて生じた豪雨被害により、私たちの巡礼のあり方に是非が問われました。

必要最低限の物と共に、暑さや寒さに惑わされず、裸足でその道を歩む真の巡礼者の姿には、神々との深い繋がりを幾度となく見たものです。聖地が心を寄せる場としていつまでも在り続けるように、その意味にどんな時も気づいていたいと感じています。その存在は、人生と言う巡礼の大きな支えとなるに他ありません。

(文章:ひるま)

バガヴァッド・ギーター第10章第19節

2015.05.26 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

श्रीभगवान् उवाच ।
śrībhagavān uvāca |
シュリーバガヴァーン ウヴァーチャ
クリシュナは語った


śrībhagavān【男性・単数・主格 śrī-bhagavat】栄光ある方、神聖な神、威厳ある尊者。ここではクリシュナのことを指す。
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は~した]言う、語る

हन्त ते कथयिष्यामि
hanta te kathayiṣyāmi
ハンタ テー カタイッシャーミ
さあ、私はあなたに語ろう


hanta【間投詞】(行動に対する勧告を表す)、さあ!;(とるために)ここへ、取れ!;(注意を喚起するために)見なさい!ほら!;深い悲しみを表現するのにもまた用いられる:ああ!;驚き、喜び、急用をあらわす:おお!ああ!
te【単数・為格、二人称代名詞 tvad(tubhyamの附帯形)】[~に、~のために]あなた
kathayiṣyāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・未来 √kath】[私は~だろう]語る、話す;物語る;告ぐ、報告する;説明する

दिव्या ह्य् आत्मविभूतयः ।
divyā hy ātmavibhūtayaḥ |
ディヴィヤー ヒ アートマヴィブータヤハ
実に、自身の示現は神的であるから


divyās【男性・複数・主格 divya】天上の;神聖な;超自然の;魔術の;天界の;壮大な
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
ātmavibhūtayas【女性・複数・主格 ātma-vibhūti】[~らは、~らが]自身の示現、自己顕現

प्राधान्यतः कुरुश्रेष्ठ
prādhānyataḥ kuruśreṣṭha
プラーダーンニャタハ クルシュレーシュタ
重要な点に関して、アルジュナよ


prādhānyatas【副詞】主として、大部分は、主なまたは重要な点に関して、要約して
kuruśreṣṭha【男性・単数・呼格 kuruśreṣṭha】[~よ]クル族の最上者、アルジュナの別名。

नास्त्य् अन्तो विस्तरस्य मे ॥
nāsty anto vistarasya me ||
ナースティ アントー ヴィスタラッスヤ メー
私の多様性には限界が存在しない


na【否定辞】~でない
asti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[彼は~、それは~]ある、存在する、実在する
antas【男性・単数・主格 anta】[~は、~が]端、縁辺、限界;近接;終局;死;末尾の文字、最後の文字[文法];(属格)の最高点、~の極致;結論;解決、決定;条件;内部;(―゜)をもって終わること
vistarasya【男性・単数・属格 vistara】[~の、~にとって]広さ;多数;大勢の仲間;沢山のもの;詳細、微細な事項、詳細な記述、敷衍
me【単数・属格、一人称代名詞 mad(mamaの附帯形)】[~の、~にとって]私

श्रीभगवानुवाच ।
हन्त ते कथयिष्यामिदिव्या ह्यात्मविभूतयः ।
प्राधान्यतः कुरुश्रेष्ठनास्त्य् अन्तो विस्तरस्य मे ॥१९॥

śrībhagavānuvāca |
hanta te kathayiṣyāmidivyā hyātmavibhūtayaḥ |
prādhānyataḥ kuruśreṣṭhanāsty anto vistarasya me ||19||
クリシュナは語りました。
さあ、私はあなたに、重要な点について語ろう、アルジュナよ。
実に、私自身の示現は神的であり、その多様性には限りがないから。

ガンジス河の生誕

2015.05.25 Monday

先日の新月より、ガンジス河の生誕を祝福する10日間の祝祭「ガンガー・ダシャラー」が続いています。その10日目(2015年は5月28日)は、ガンジス河が地上に現れた日と信じられ、多くの人々がガンジス河で沐浴をし、祈りを捧げます。ヒンドゥー教徒にとって、ガンジス河はあらゆる罪を清め解脱を授ける究極の存在であると共に、女神ガンガーとして多くの恵みを与える母なる存在でもあります。

一説に、天を流れていたガンジス河は、賢者バギーラタの苦行によって、この地に降り注いだと伝えられます。バギーラタは、殺された祖先の霊を清め解放するために、天を流れる純粋なガンジス河の聖水を必要としていました。ガンジス河を地上にもたらすために行ったバギーラタの大変な苦行に神々は喜び、女神ガンガーはシヴァ神にその急流を受け止められながら地上へ降り注いだと言われます。

こうして地上にもたらされたガンジス河であるが故に、その聖水に触れることで罪が清められ、解脱を得ることができると、現代でも多くの人々がこの河を崇め、心を委ねています。

ガンジス河だけでなく、インドでは多くの河が神聖なものとして崇められています。大自然が生み出す清らかな流れは、時に荒々しさを見せることがあっても、その静と動の狭間で偉大な存在を気づかせます。人々の深い信仰が捧げられるガンジス河は、ただ見つめるだけで忙しなく生み出される思考が落ち着き、心が洗われる瞬間が幾度となくありました。

バギーラタが苦行によってもっとも純粋なガンジス河の流れを地上にもたらしたことは、私たち自身が日々の中で正しい行いを努め、肉体に清らかな流れをもたらすことに変わりありません。そうして生み出される行いは私たち自身を清め、解脱に向けた道へと導いてくれるものであることを実感します。

ガンジス河の聖水は、それを信じる者の心を清めるものです。清らかな心はより良い行いを生み出し、確実に私たちの歩みを向上させてくれるに違いありません。こうした純粋な存在を抱き続けることは、日々をより清く生きるための何よりもの支えになるものです。インドの人々が心から崇めるこの存在を、自分自身の内にも抱き続けたいと感じています。

(文章:ひるま)

プージャーに関する個人的な体験談

2015.05.25 Monday

個人的な話で恐縮ですが、先日に地方にヨーガをお教えしに行った帰り、生徒様の運転する車に乗せていただき、駅に向かっていました。
途中、突然骨盤が開くような感じに襲われ、体に力が全く入らなくなってしまいました。さらに頭部はめまいを起こしたような感じになったのです。
幸いその症状は2~3分でおさまったのですが、「いったい何が起こったのだろう。病気になったのだろうか。」と少し不安になりました。

後で、思い出したのですが、その日はインドでプージャーをやってもらっていました。そしてその症状が起きた時間は、ちょうどプージャーの終わりの時間だったのです。
この症状は体が数時間にわたるプージャーで発生した膨大な精神的エネルギーを受け取ったサインだったことに気付きました。
(マントラを唱えることや断食をすることは忘れていたのですが、幸いにも大きなエネルギーを受け取れたのです。)

以前、プージャーのエネルギーと呪いのエネルギーは、プラスのエネルギーかマイナスのエネルギーかの違いだけで、本質的には似ている、と書いた記憶があります。
ですから、プージャーのエネルギーを受け取った時、最初は体に違和感を感じ、病気の症状が現れたように感じることもあるのです。またいわゆる「カルマの解消(過去世などで行った悪い行いの解消)」のようなことを伴う時には、実際に風邪をひくなどの軽い病気になることもありうるでしょう。

しかし、プラスかマイナスかの違いは、まさに天地の差のごとくで、プージャーのエネルギーを受け取った場合は、その後幸運が続くようになります。

個人の能力には限界があります。(本当は限界はないのですが、星の働きによって、封じ込められてしまっている部分があります。)
その壁を取り払う作用をもたらすのがプージャーを始めとするヤジニャの働きでしょう。
ヤジニャには副作用もありませんし、魂や精神の成長の助けになるとも言われています。
人生に何らかの問題があるときにプージャーに頼るのはいいことです。
(ただし無謀な願望には効果はないと感じます。身の丈にあった願望を願うのが良いやり方だと感じます。)

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』」
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