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フード・マントラ

2009.08.25 Tuesday

・brahmArpanam brahmahavir brahmAgnau brahmanA hutam
brahmaiva tena gantavyam brahma-karma-samAdhinA(BG 4.24)
aham vaishvAnaro bhUtvA prAninAm deham Ashritah
prAnApAna samA yuktah pachAmyannam catur vidham(BG 15.14)
・ブランマールパナム・ブランマハヴィール・ブランマーグノー・ブランマナー・フタム
ブランメーヴァ・テーナ・ガンタヴィヤム・ブランマ・カルマ・サマーディナー
アハム・ヴァイシュヴァーナロー・ブートゥヴァー・プラーニナーム・デーハマーシュリタハ
プラーナーパーナ・サマー・ユクタハ・パチャーミャンナム・チャトゥルヴィダム
・意味:ブラフマンは献供である。ブラフマンは供物である。それはブラフマンである火の中に、ブラフマンにより燃べられる。ブラフマンに捧げる行為に専心する者は、まさにブラフマンに達することができる。
私は一切人火(ヴァイシュヴァーナラ)となって、生類の身体に宿り、プラーナ気とアパーナ気に結びつき、四種の食物を消化する。(上村勝彦訳)

バガヴァッド・ギーター第4章24節と第15章14節から引用された食前の祈り(フード・プレヤー)です。食事という行為、行為者そして食物は、ブラフマンに他ならず、すべてはブラフマンの意志によって行われることであることをたたえています。そして、四種の食物(飲み込むもの、噛むもの、啜るもの、舐めるもの)は、すべての生類に宿るヴァイシュヴァーナラによって消化されます。
この祈りを通して、食事という行為を至高神に捧げることにより、食事は神聖なものとなり、速やかに消化されると信じられています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック11)

クシャマーパナム

2009.08.24 Monday

・kara charana kritam vAk kAyajam karmajam vA
shravana nayanajam vA mAnasam vA aparAdham
vihitamavihitam vA sarvametat kshamasva
jaya jaya karunAbdhe shrI mahAdeva shambo
・カラ・チャラナ・クリタム・ヴァーク・カーヤジャム・カルマジャム・ヴァー
シュラヴァナ・ナヤナジャム・ヴァー・マーナサム・ヴァー・アパラーダム
ヴィヒタマヴィヒタム・ヴァー・サルヴァメータット・クシャマスヴァ
ジャヤ・ジャヤ・カルナーブデー・シュリー・マハーデーヴァ・シャムボー
・意味:至高神よ、どうか私が犯してしまった罪をお許しください。
知らずして、または知りながら犯してしまった罪を。
私の手、足、口を通して犯してしまった罪を。
私の耳、目、そして心を通して犯してしまった罪を。
慈悲の大海であられる至高神に栄光がありますように。

感官の対象を追い求めて、人が行うさまざまな罪は、肉体を持つ以上完全に拭い去ることはできません。このような罪の赦しを至高神であるマハーデーヴァに請うため、1日の終わりに唱えられる赦免の祈りです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「Beginning Shlokas in Song and Chant」(トラック13-14)

アシュタヴィナーヤカ ― 八体のガネーシャがつくり出す曼荼羅

2009.08.23 Sunday

ガネーシャは、シヴァの妃であるパールヴァティー女神の門番役として誕生したといわれています。そのためインドでは、ガネーシャは魔除けのために寺院の門前に置かれることが少なくありません。また従神としてガネーシャを祀る寺院、そしてガネーシャを本尊として祀る寺院も数多くあります。
インドで有名なガネーシャ寺院の中でも、特に注目を集めているのは、アシュタヴィナーヤカと呼ばれる、マハーラーシュトラ州のプネーを中心とした半径100km内に点在するガネーシャの特徴的姿を祀る八寺院でしょう[1]。八寺院のガネーシャには、それぞれに神話や伝説があり、それらのガネーシャが一体になることで、「ガネーシャの聖なる宇宙を表現する曼荼羅を形成している」[2]といいます。
これらの寺院で祀られているガネーシャには、人間が作ったものではなく、自然が創り出したスヴァヤンブというガネーシャがあるといわれます。

アシュタヴィナーヤカの巡礼は、いくつかのルートがありますが、シャーストラ(教典)では次のようなルートが勧められています。

アシュタヴィナーヤカ

1. シュリー・マユレーシュワラ(モーレーシュワラ)寺院
2. シュリー・シッディヴィナーヤカ寺院
3. シュリー・バッラレーシュワラ寺院
4. シュリー・ヴァラダヴィナーヤカ寺院
5. シュリー・チンタマニ寺院
6. シュリー・ギリジャートマジャ寺院
7. シュリー・ヴィグナハラ寺院
8. シュリー・マハーガナパティ寺院

中でも一番重要な寺院といわれるのが、最初の巡礼地である「シュリー・マユレーシュワラ(モーレーシュワラ)寺院」です。アシュタヴィナーヤカの巡礼は、最後に再びこの寺院に戻り終了します。
シュリー・マユレーシュワラ寺院の入り口には、通常はシヴァ寺院でしか見られない牛のナンディがあるなど、各寺院にはそれぞれ個性豊かな特色があります。
インドの旅行会社では、アシュタヴィナーヤカ巡礼のための数日間の巡礼ツアーが組まれています。総距離数約700kmの長い巡礼コースになりますが、霊験あらたかなガネーシャ巡礼のひとつとしておすすめのコースです。

本日、8月23日は、ガネーシャ・チャトゥルティー(ガネーシャ神の降誕祭)です。皆さまにガネーシャの祝福がありますよう、心よりお祈り申し上げます。

[1]Ashtavinayaka, Wikipedia, http://en.wikipedia.org/wiki/Ashtavinayak
[2]Grimes, John A., Ganapati: Song of the Self, State University of New York Press, 1995

※この原稿は、「ハムサの会 会誌No.21 2009年5月号」に掲載された記事に加筆・修正を加えたものです。

ガナパティ・アタルヴァシールシャム第6節

2009.08.22 Saturday

・tvam brahma tvam vishnus-tvam rudras-tvam
indras-tvam agnis-tvam vayus-tvam suryas-tvam
chandrAs-tvam brahma bhUr-bhuvah svar-OM
・トヴァム・ブラフマー・トヴァム・ヴィシュヌ・トヴァム・ルドラ・トヴァム
インドラ・トヴァム・アグニ・トヴァム・ヴァーユ・トヴァム・スーリヤ・トヴァム
チャンドラ・トヴァム・ブラフマー・ブール・ブヴァハ・スヴァローム
・意味:あなたはブラフマーです。あなたはヴィシュヌです。あなたはルドラです。あなたはインドラです。あなたはアグニです。あなたはヴァーユです。あなたはスーリヤです。あなたはチャンドラです。ブラフマー、物質界、精神界、天界に幸あれ。

ヒンドゥー教は、多神教の形態をとりますが、根本的な教えはすべてブラフマン(梵)に帰結し、ブラフマンと結合することがヨーガの窮極の目的であり、悟りの境地であると説きます。ガネーシャ神やその他の神々は、表面的には違う神格ではあっても、すべては同じであることをたたえるマントラです。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ガナパティ・アタルヴァシールシャム・チャンティング with Shri Aswath

ラクシュミー・ビージャ・マントラ

2009.08.21 Friday

・Om Hreem Shreem Lakshmibyo Namaha
・オーム・フリーム・シュリーム・ラクシュミッビョー・ナマハ
・意味:ラクシュミー女神に帰依いたします。

富と幸運の女神ラクシュミーに捧げられるビージャ・マントラ(種子真言)のひとつです。富と幸運を祈願するために、21回、108回などの吉数回、繰り返し唱えられます。「フリーム」や「シュリーム」は単独でも唱えられるビージャ・マントラです(参照:ビージャ・アクシャラ)。
このマントラが収録されているCDには、以下のCDがあります。
・「シュリー・マハーラクシュミー・サンキールタン(2枚組)」(CDTM232C)

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