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アーディティヤ・フリダヤム第30節

2009.12.11 Friday

रावणं प्रेक्ष्य हृष्टात्मा युद्धाय समुपागमत्।
सर्वयत्नेन महता वधे तस्य धृतोऽभवत्॥ ३०॥

・rāvaṇaṁ prekṣya hṛṣṭātmā yuddhāya samupāgamat |
sarvayatnena mahatā vadhe tasya dhṛto'bhavat || 30||
・ラーヴァナン プレークシャ フリシュタートマー ユッダーヤ サムパーガマト
サルヴァヤトネーナ マハター ヴァデー タッシャ ドリトー’バヴァト
・意味:ラーマは、戦いのためラーヴァナに対峙し、全身全霊をもって彼を倒すことを誓った。


アーディティヤ・フリダヤム第30節です。
本来の自身を取り戻したラーマは、決意新たにラーヴァナを倒すことを誓ったといいます。
ここで、ラーヴァナは、ラーマの妻シータ−を奪ったランカー島の羅刹王ですが、暗闇の象徴として知られています。暗闇すなわち無知・欲望は、すべての人に内在する内なる敵とみることができます。
太陽の象徴であるラーマと、暗闇の象徴であるラーヴァナとの戦いは、すべての人の内面で繰り広げられる永遠の戦いであり、暗闇を打破するためには、強い決意が必要とされます。

アーディティヤ・フリダヤム第29節

2009.12.10 Thursday

आदित्यं प्रेक्ष्य जप्त्वा तु परं हर्षमवाप्त्वान्।
त्रिराचम्य शुचिर्भूत्वा धनुरादाय वीर्यवान्॥ २९॥

・ādityaṁ prekṣya japtvā tu paraṁ harṣamavāptvān |
trirācamya śucirbhūtvā dhanurādāya vīryavān || 29||
・アーディティヤン プレークシャ ジャプトヴァー トゥ パラン ハルシャマヴァープトヴァーン
トリラーチャンミャ シュチルブートヴァー ダヌラーダーヤ ヴィーリャヴァーン
・意味:ラーマは、聖水を三度すすり身を清め、太陽に向かい弓を高々に掲げてこの聖なる祈りを捧げ、窮極の至福を感じた。


アーディティヤ・フリダヤム第29節です。
聖仙アガスティヤの助言にしたがって、ラーマが太陽神に対して、アーディティヤ・フリダヤムを詠唱する場面が描写されています。
この讃歌を詠唱することで、ラーヴァナとの戦いを前にしたラーマは、至福の境地に浸ったといいます。

アーディティヤ・フリダヤム第28節

2009.12.09 Wednesday

एतच्छ्रुत्वा महातेजा नष्टशोकोऽभवत्तदा।
धारयामास सुप्रीतो राघवः प्रयतात्मवान्॥ २८॥

・etacchrutvā mahātejā naṣṭaśoko'bhavattadā |
dhārayāmāsa suprīto rāghavaḥ prayatātmavān || 28||
・エータッチュルトヴァー マハーテージャー ナシュタショーコー’バヴァッタダー
ダーラヤーマーサ スプリートー ラーガヴァハ プラヤタートマヴァーン
・意味:これを聴いたラーマは、悲哀から解放され、歓喜に浸り、この讃歌を心に刻んだ。


アーディティヤ・フリダヤム第28節です。
聖仙アガスティヤから、この至福の助言を聴いたラーマは、戦いの前の苦悩から解放され、力がみなぎるのを感じ、落ち着いた心を取り戻したといいます。

アーディティヤ・フリダヤム第27節

2009.12.08 Tuesday

अस्मिन् क्षणे महाबाहो रावणं त्वं वधिष्यसि।
एवमुक्त्वा तदागस्त्यो जगाम च यथागतम्॥ २७॥

・asmin kṣaṇe mahābāho rāvaṇaṁ tvaṁ vadhiṣyasi |
evamuktvā tadāgastyo jagāma ca yathāgatam || 27||
・アスミン クシャネー マハーバーホー ラーヴァナン トヴァン ヴァディッシャシ
エーヴァムクトヴァー タダーガスティヨー ジャガーマ チャ ヤターガタム
・意味:ラーマよ。まさにこの瞬間、あなたはラーヴァナを倒すだろう。
こう言い残すと、聖仙アガスティヤは元の場所へ帰っていった。


アーディティヤ・フリダヤム第27節です。
この一節は、バガヴァッド・ギーター第11章33-34節でクリシュナがアルジュナに対して述べている内容に似ています。
「それ故、立ち上れ。名声を得よ。敵を征服して、繁栄する王国を享受せよ。彼らはまさに私によって、前もって殺されているのだ。あなたは単なる機会(道具)となれ。アルジュナ。」(BG 11.33、上村勝彦訳)
どちらも、戦う前に雌雄の決着はすでについているという内容になっています。
私たちが人生という戦いにおいて、苦渋の中で下した決断は、実は前もって決められていた結果であるととることもできます。
またここで、アーディティヤ・フリダヤムと、バガヴァッド・ギーターの間には、次のような対等の関係が成り立っていると見ることができます。

アーディティヤ・フリダヤムバガヴァッド・ギーター
スーリヤ= ブラフマン(至高の存在)
アガスティヤ=クリシュナ(師として)
ラーマ=アルジュナ(戦士として)

アーディティヤ・フリダヤム第26節

2009.12.07 Monday

पूजयस्वैनमेकाग्रो देवदेवं जगत्पतिम्।
एतत् त्रिगुणितं जप्त्वा युद्धेषु विजयिष्यसि॥२६॥

・pūjayasvainamekāgro devadevaṁ jagatpatim |
etat triguṇitaṁ japtvā yuddheṣu vijayiṣyasi ||26||
・プージャヤスヴァイナメーカーグロー デーヴァデーヴァン ジャガットパティム
エータット トリグニタン ジャプトヴァー ユッデーシュ ヴィジャイッシャシ
・意味:世界の主、神々の中の神を、専心して崇めなさい。
この讃歌を三度唱えるならば、あなたは戦いに勝利するだろう。


アーディティヤ・フリダヤム第26節です。
アガスティヤ仙は、これからラーヴァナとの戦いに赴くラーマに対して、太陽神を心から礼拝し、このアーディティヤ・フリダヤムを三度詠唱するならば、戦いに勝利するだろうと約束しています。
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