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ホーリー・フェスティバル(色の祭典)

2010.02.27 Saturday

ホーリー・フェスティバルは、豊年祈願を祝う春の祭典で、例年パールグナ月(2~3月)に行われます。
道行く人々に、色粉を浴びせたり、色水をかけたりして、街中カラフルに染まるお祭りです。
今年2010年は、2月28日/3月1日に行われます(お祭りの日程や期間は地域によって異なります)。

このお祭りの起源は、さまざまな説がありますが、もっとも有名なのは悪王ヒラニヤカシプに関するものです。


彼は、苦行により、ブラフマー神から誰からも殺されないという特権を獲得しました。その権利を得た彼は、やがておごり高ぶり、人々に神ではなく、自分を崇めるように強要するようになっていきます。

そんな傲慢なヒラニヤカシプの息子であるプラフラーダは、打ってかわって、熱心にヴィシュヌ神を信仰していました。ヒラニヤカシプは、たびたび息子にヴィシュヌを信仰するのをやめ、自分を崇めるように強要しますが、息子は一向に聞き入れようとしません。

やがて彼は、息子に殺意を抱くようになり、さまざまな手段で息子を殺そうと試みます。

ある時は、息子に毒を飲ませましたが、ヴィシュヌ神の恩寵のために、毒は彼の口の中で甘露に変わってしまいました。
ある時は、巨大な象に息子を踏みつけさせましたが、驚くことに無傷のままでした。
ある時は、お腹をすかせたコブラといっしょに、牢獄の中に閉じこめましたが、何事も起こりませんでした。

さまざまな手段を試みましたが、ヒラニヤカシプは、息子を殺すことができませんでした。
そんな時、ヒラニヤカシプはプラフラーダに、薪の上に娘のホーリカーといっしょに座るように命じました。まだ小さかったプラフラーダは、ホーリカーの膝の上に座ると、ヒラニヤカシプは、彼らを殺すために薪に火を投じました。ホーリカーは、神の恩寵のため、火から身を守るショールを持っていました。しかし、このショールはひとり分しか身を守ることができません。
熱心にヴィシュヌ神に祈りを捧げていたプラフラーダは、ショールがホーリカーの身から舞い降り、火から守られました。しかし、ホーリカーは、ヒラニヤカシプの犠牲となってしまいました。

一説では、このホーリカーの犠牲を、ホーリー祭として感謝するといわれています。

また他の説では、クリシュナに関するものがあります。

いたずら好きであったクリシュナは、愛するラーダーや他のゴーピーに色粉をつけて遊んでいたといわれます。また色白のラーダーに不満を抱いた色黒のクリシュナは、母に言いつけ、母がラーダーの顔に色粉を塗ったともいわれています。
この風習が広まり、クリシュナの聖地ヴリンダーヴァンやマトゥラーでは、16日間に渡ってホーリーが祝われるようです。

その他の説では、カーマデーヴァやシヴァ、プータナーに関するものもあります。
しかし、どの説でも、善が悪に打ち克った勝利を祝うことが、このお祭りの起源になっているようです。

礼節の厳しいインドでは、唯一の無礼講が許されるお祭りとして有名ですが、色粉による健康被害も少なくないようですので、何事もほどほどにした方がよいかもしれませんね。




その他の動画

参照:
ホーリーフェスティバル http://www.holifestival.org/
ホーリー、wikipedia, http://en.wikipedia.org/wiki/Holi

バガヴァッド・ギーター第1章第42節

2010.02.27 Saturday

संकरो नरकायैव
saṁkaro narakāyaiva
サンカロー ナラカーヤイヴァ
混乱は地獄のために


saṁkaras【男性・単数・主格】混乱は、混淆は、混合は
narakāya【男性・単数・為格】地獄のために、冥界のために、地界のために
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)

कुलघ्नानां कुलस्य च ।
kulaghnānāṁ kulasya ca |
クラグナーナーン クラスヤ チャ
一族の破壊者たちと、一族にとって


kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
ghnānām【男性・複数・属格】破壊者たちにとって、殺人者たちにとって
→kulaghnānām【男性・複数・属格、限定複合語】家族の破壊者たちにとって、一族の破壊者たちにとって
kulasya【中性・単数・属格】家族にとって、一族にとって
ca【接続詞】そして、また、~と

पतन्ति पितरो ह्येषां
patanti pitaro hyeṣāṁ
パタンティ ピタロー ヒエーシャーン
なぜならば、彼らの祖先は落ちるため


patanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √pat】彼らは落ちる、彼らは沈む。インド古来の信仰では、供養を受けられない祖霊は地獄に落ちるとされる。
pitaras【男性・複数・主格】(特に男性の)祖先たちは、先祖たちは、父親たちは
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
eṣām【男性・複数・属格、指示代名詞 etad】彼らの、それらの

लुप्तपिण्डोदकक्रियाः ॥
luptapiṇḍodakakriyāḥ ||
ルプタピンドーダカクリヤーハ
供物と水の供養を失った


lupta【男性、過去受動分詞 √lup】失った、奪われた、取り上げられた
piṇḍa【男性】食物;(祖霊に与える)団子、祖霊祭の供物、祭餅
udaka【中性】水:聖水、浄水
kriyās【女性・複数・主格】祭式、供儀、儀式、供養
→luptapiṇḍodakakriyās【男性・複数・主格、並列複合語】供物と水の供養(先祖供養)を失った

संकरो नरकायैव कुलघ्नानां कुलस्य च ।
पतन्ति पितरो ह्येषां लुप्तपिण्डोदकक्रियाः ॥ ४२ ॥

saṁkaro narakāyaiva kulaghnānāṁ kulasya ca |
patanti pitaro hyeṣāṁ luptapiṇḍodakakriyāḥ || 42 ||
種姓の混乱は、一族の破壊者たちと一族を地獄へと導きます。
なぜならば、供物と水の供養を失った彼らの祖霊は、地獄へ落ちるから……

バガヴァッド・ギーター第1章第41節

2010.02.26 Friday

अधर्माभिभवात् कृष्ण
adharmābhibhavāt kṛṣṇa
アダルマービバヴァート クリシュナ
悪徳の支配により、クリシュナよ


adharmābhibhavāt【男性・単数・従格】非法の支配により、不正の支配により、悪徳の支配により。adharma(非法)+abhibhavāt(支配)
kṛṣṇa【男性・単数・呼格】クリシュナよ

प्रदुष्यन्ति कुलस्त्रियः ।
praduṣyanti kulastriyaḥ |
プラドゥッシャンティ クラストリヤハ
一族の女性たちは堕落する


praduṣyanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 pra√duṣ】彼女らは堕落する、彼女らは不純になる、彼女らは穢れる
kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
striyas【女性・複数・主格】女性たちは、婦女たちは、妻たちは
→kulastriyas【女性・複数・主格】一族の女性たちは

स्त्रीषु दुष्टासु वार्ष्णेय
strīṣu duṣṭāsu vārṣṇeya
ストリーシュ ドゥシュタース ヴァールシュネーヤ
女性たちが堕落すれば、クリシュナよ


strīṣu【女性・複数・処格】女性たちにおいて、婦女たちにおいて
duṣṭāsu【女性・複数・処格、過去受動分詞 √duṣ】堕落した、穢れた
→strīṣu duṣṭāsu【絶対処格】女性たちが堕落するとき、婦女たちが穢れれば
vārṣṇeya【男性・単数・呼格】ヴリシュニの子孫よ。クリシュナの別名。

जायते वणसंकरः ॥
jāyate vaṇasaṁkaraḥ ||
ジャーヤテー ヴァルナサンカラハ
種姓の混乱が生じる


jāyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √jan】それは生じる、それは生まれる、それは起きる
vaṇa【男性】種、カースト、種姓
saṁkaras【男性・単数・主格】混乱が、混淆が、混合が
→vaṇasaṁkaras【男性・単数・主格、限定複合語】種姓の混乱が、カーストの混淆が

अधर्माभिभवात्कृष्ण प्रदुष्यन्ति कुलस्त्रियः ।
स्त्रीषु दुष्टासु वार्ष्णेय जायते वणसंकरः ॥ ४१ ॥

adharmābhibhavātkṛṣṇa praduṣyanti kulastriyaḥ |
strīṣu duṣṭāsu vārṣṇeya jāyate vaṇasaṁkaraḥ || 41 ||
クリシュナよ、悪徳の支配により、一族の女性たちは堕落します。
女性たちが堕落すれば、種姓の混乱が生じます。

バガヴァッド・ギーター第1章第40節

2010.02.25 Thursday

कुलक्षये प्रणश्यन्ति
kulakṣaye praṇaśyanti
クラクシャイェー プラナッシャンティ
一族が滅亡するとき、それらは滅びる


kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
kṣaye【男性・単数・処格】破壊において、崩壊において、衰退において、滅亡において
→kulakṣaye【男性・単数・処格、限定複合語】一族の滅亡において、一族が滅亡するとき
praṇaśyanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 pra√naś】それらは消滅する、それらは滅びる、それらは衰退する

कुलधर्माः सनातनाः ।
kuladharmāḥ sanātanāḥ |
クラダルマーハ サナータナーハ
一族古来の慣習が


kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
dharmās【男性・複数・主格】正義、法、美徳、名誉;慣習、しきたり、習わし、義務
→kuladharmās【男性・複数・主格、限定複合語】家族法が、一族の美徳が、一族の慣習が
sanātanās【男性・複数・主格】永遠の、不滅の、果てしない、太古の、古代からの

धर्मे नष्टे कुलं कृत्स्नम्
dharme naṣṭe kulaṁ kṛtsnam
ダルメー ナシュテー クラン クリツスナム
美徳が滅びれば、すべての一族を


dharme【男性・単数・処格】法において、義務において、美徳において
naṣṭe【単数・処格、過去受動分詞 √naś】消滅において、滅亡において
→dharme naṣṭe【絶対処格】法が滅びるとき、法が滅びれば、美徳が滅びれば
kulam【中性・単数・対格】家族を、一族を、氏族を
kṛtsnam【中性・単数・対格】すべての、全体の

अधर्मो ऽभिभवत्युत ॥
adharmo 'bhibhavatyuta ||
アダルモー ビバヴァティユタ
実に悪徳が支配する


adharmas【男性・単数・主格】非法が、不徳が、悪徳が
abhibhavati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 abhi√bhū】それは支配する、それは圧倒する、それは征服する
uta【接続詞】そして、また、あるいは;実に、真に、まさに(文の終わりに置かれて強意を示す)

कुलक्षये प्रणश्यन्ति कुलधर्माः सनातनाः ।
धर्मे नष्टे कुलं कृत्स्नमधर्मोऽभिभवत्युत ॥ ४० ॥

kulakṣaye praṇaśyanti kuladharmāḥ sanātanāḥ |
dharme naṣṭe kulaṁ kṛtsnamadharmo'bhibhavatyuta || 40 ||
一族が滅亡するとき、一族古来の慣習が滅びます。
美徳が滅びれば、まさに悪徳がすべての一族を支配します。

バガヴァッド・ギーター第1章第39節

2010.02.24 Wednesday

कथं न ज्ञेयम् अस्माभिः
kathaṁ na jñeyam asmābhiḥ
カタン ナ ジュニェーヤム アスマービヒ
どうして私たちが知るべきでない


katham【副詞】どうして、いかにして
na【否定辞】~でない
jñeyam【中性・単数・主格、未来受動分詞(動詞的形容詞、義務分詞) √jñā】知られるべき
asmābhis【男性・複数・具格】私たちによって

पापाद् अस्मान् निवर्तितुम् ।
pāpād asmān nivartitum |
パーパード アスマーン ニヴァルティトゥム
この罪から免れること


pāpāt【中性・単数・従格】罪から、悪事から、悪行から、不正から
asmān【中性・単数・従格、指示代名詞 idam】これから
nivartitum【不定詞 ni√vṛt】逃れること、離れること、免れること

कुलक्षयकृतं दोषं
kulakṣayakṛtaṁ doṣaṁ
クラクシャヤクリタン ドーシャン
一族を崩壊させる罪を


kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
kṣaya【男性、√kṣiから派生した名詞】破壊、崩壊、衰退、減衰、腐敗、滅亡
kṛtam【男性・単数・対格、過去受動分詞 √kṛ】生じた、為された、作られた
→kulakṣayakṛtam【男性・単数・対格】家族を滅亡させる、氏族を崩壊させる、一族を滅ぼす
doṣam【男性・単数・対格】罪を、悪を、罪過を

प्रपश्यद्भिर् जनार्दन ॥
prapaśyadbhir janārdana ||
プラパッシャドビル ジャナールダナ
理解していることによって、クリシュナよ


prapaśyadbhis【男性・複数・具格、現在分詞 pra√paś】知っていることによって、理解していることによって、識別していることによって。前出のasmābhisと同格のため「~を理解している私たち」となる。
janārdana【男性・単数・呼格】ジャナールダナよ。クリシュナの別名。名前は「人を悩ます者」の意。

कथं न ज्ञेयमस्माभिः पापादस्मान्निवर्तितुम् ।
कुलक्षयकृतं दोषं प्रपश्यद्भिर्जनार्दन ॥ ३९ ॥

kathaṁ na jñeyamasmābhiḥ pāpādasmānnivartitum |
kulakṣayakṛtaṁ doṣaṁ prapaśyadbhirjanārdana || 39 ||
一族を崩壊させる罪をよく理解している私たちが、
この罪から免れるすべを知らないでよいはずがありません、クリシュナよ。
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