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バガヴァッド・ギーター第9章第18節

2015.02.02 Monday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

गतिर् भर्ता प्रभुः साक्षी
gatir bhartā prabhuḥ sākṣī
ガティル バルター プラブフ サークシー
私は帰結であり、維持者であり、主宰者であり、目撃者である


gatis【女性・単数・主格 gati】[~は、~が]行くこと、前進、動作、行動、飛行;退去、出発;行進、進行;成功;~の獲得;路、進路;出口;根源、根底;手段、方法、可能性;策略;避難所;状態、状況、条件、位置;性質;幸福;輪廻、人間の運命;風習
bhartā【男性・単数・主格 bhartṛ́】[~は、~が]~の保持者、~の支持者;維持者、扶養者;主、命令者、指揮者、指導者、首長;夫
prabhus【男性・単数・主格 prabhu】[~は、~が]主人、支配者、王;夫 【形容詞】優れた;力の強い;(従格)より力の強い、(属格)を支配する;~に匹敵した
sākṣī【男性・単数・主格 sākṣin】[~は、~が]~の目撃者、傍観者、(法廷における)証人

निवासः शरणं सुहृत् ।
nivāsaḥ śaraṇaṁ suhṛt |
ニヴァーサハ シャラナン スフリト
私は住処であり、寄る辺であり、親友である


nivāsas【男性・単数・主格 nivāsa】[~は、~が]止住、夜を過ごすこと、滞在;(夜の)宿営、住所、居所
śaraṇam【中性・単数・主格 śaraṇa】[~は、~が]庇護物、小屋、住み家;保護、避難;~を求めて避難すること
suhṛd【男性・単数・主格 suhṛd】[~は、~が]友人、親友;同盟者

प्रभवः प्रलयः स्थानं
prabhavaḥ pralayaḥ sthānaṁ
プラバヴァハ プララヤハ スターナン
私は本源であり、終末であり、要素である


prabhavas【男性・単数・主格 prabhava】[~は、~が]起源、根源、存在の原因、出生所
pralayas【男性・単数・主格 pralaya】[~は、~が]消滅、破壊、死;世界の破滅・終末;(星の)没すること;消滅の原因;気絶
sthānam【中性・単数・主格 sthāna】[~は、~が]立つこと;持続、滞在;(財物の)貯蔵;(軍隊の)堅実さ・固守;連続した存在;中間的状態;状態、条件;地位、身分、階級;住居、住所、場所、地点、地方、敷地;代わり、場所;世界、領域;構成要素;事件、出来事


निधानं बीजम् अव्ययम् ॥
nidhānaṁ bījam avyayam ||
ニダーナン ビージャム アヴィヤヤム
私は宝庫であり、不滅の種子である


nidhānam【中性・単数・主格 nidhānam】[~は、~が]下に置くこと;保存、貯蔵;容器、貯蔵所;(隠匿された)宝、財宝(とくにクベーラ神の)
bījam【中性・単数・主格 bīja】[~は、~が](植物の)種子、(動物の)精液、穀類の種子、穀粒、インドいちじく樹のねばえ(根生);胚種、要素;源泉、起源、発端;詩・戯曲の発端;代数学;水銀;神秘的な文字・音節、仏教の種子(しゅうじ);出産時における子の腕の位置
avyayam【中性・単数・主格 avyaya】不滅の、不変の;慳貪の

गतिर्भर्ता प्रभुः साक्षी निवासः शरणं सुहृत् ।
प्रभवः प्रलयः स्थानं निधानं बीजमव्ययम् ॥१८॥

gatirbhartā prabhuḥ sākṣī nivāsaḥ śaraṇaṁ suhṛt |
prabhavaḥ pralayaḥ sthānaṁ nidhānaṁ bījamavyayam ||18||
私は帰結であり、維持者であり、主宰者であり、目撃者である。
私は住処であり、寄る辺であり、親友である。
私は本源であり、終末であり、要素である。
私は宝庫であり、不滅の種子である。

サナータナ・ダルマ

2015.01.26 Monday

インドは、非常に多くの思想や宗教、慣習が入り混じる国です。それらに応じ数多くの祝祭日がありますが、国全体が祝福されるのは一年に3日しかありません。それが、本日1月26日の共和国記念日です。1950年1月26日にインド憲法が発布され、共和国となったことを記念する日です。

さまざななものが混在するそんなインドの地にいる時、異なるものが生み出す混沌とした波に飲み込まれそうになることがあります。そして、複雑に込み入った社会が多くの課題を抱えながらも均衡を見せ、そして保たれていることには、何度も多くの気づきを与えられました。そこに生きるものに、サナータナ・ダルマというものがあるように思います。

サナータナ・ダルマはヒンドゥー教において述べられる「永遠の法」を意味するものです。その捉え方もさまざまにありますが、それは誰しもの内で実践されるべく精神的な教えでもあると言われたことがありました。

多くの概念を持つ「ダルマ」の大本の意義には「保持」や「維持」があるように、それはこの世界、そして私たち自身を維持する法そのものです。そしてサナータナは、永遠を意味します。

インドの混沌とした大地が均衡を保ちながら存在する時、思考を超えた、真の調和を見る瞬間が幾度となくありました。そこにあるものは、自然への礼拝、神々への祈り、そうして全体の中に幸せと安らぎを見つけ、誰もが必死に美しく生きる姿です。時を超えて生きるそのエネルギーが、調和の下に世界を維持しています。

あらゆるものが混在するインドの地だからこそ、多くの違いを生み出す思考を超え、ただ永遠に存在している幸せ、その自分自身の本質をどんな時も理解せねばならないこと明確にしています。そうして生きる根本的な原理がサナータナ・ダルマであるようにも思います。

多様な姿形を見せ、異なる思想をもつ私たちであっても、それらに惑わされることなく、自身の本質に等しい全体と共に生きることを努めたいと感じています。そして永遠の法が世界を平安に包みこむことを心より願っています。

(文章:ひるま)

ヴァサント・パンチャミー

2015.01.19 Monday

2015年1月24日にインドはヴァサント・パンチャミーを迎えます。

ヴァサントとは、「春」の意味で、このお祭りは、春の到来を祝うお祭りです。光の祭典であるディーワーリーは富の女神ラクシュミーを祀り、ナヴァラトリーはドゥルガー、そしてヴァサント・パンチャミーは、学問と芸術の女神であるサラスワティーを祀るお祭りにあたります。
 ヒンドゥー教では、サラスワティー女神は、このヴァサント・パンチャミーの日に生まれたとされ、この日、盛大に祝福されます。

このお祭りでは、黄色が特に重要な意味を持ちます。黄色は、春の作物がたわわに実ることをあらわしています。この日、サラスワティー女神は黄色の衣装を装い祝福されます。またそれを祝う人々も黄色の服を着て、人々にふるまわれるお菓子なども黄色、食べ物もサフランなどで黄色に色づけがされています。

サラスワティー女神は、ブラフマー神と同じように、インドでは寺院の数も少なく、あまり大々的に礼拝されることのない女神です。しかし、この祭日には、インドの学生はペンやノートをサラスワティー女神の像の前に置いて、学業の成就を祈願します。またこの祭日を設立日としている教育機関も少なくありま日本ではこの時期、受験シーズンにあたりますが、受験を控えた方々は、この祭日にあわせて弁財天に合格祈願されるのもよいかもしれません。

ここでは、ヴァサント・パンチャミーについて、アーチャーリヤ・サティヤム・シャルマ・シャーストリ氏の解説をご紹介いたします[1]。

  『ヴァサント・パンチャミーは、学問の女神であるサラスワティーに捧げられるお祭りです。マーガ月(1月~2月)の新月から5日目が、ヴァサント・パンチャミーにあたります。世界中のヒンドゥー教徒は、熱心にこの祭日をお祝いします。この祭日は、サラスワティーの誕生日だと信じられています。

 この祭日では、黄色が特別な意味を持つことになります。サラスワティーの女神像は、黄色の衣服で飾り付けられて礼拝されます。また人々も、この日は黄色の衣服を着るようにしています。親類や友人の間では、黄色のお菓子などが贈られます。

 中には、この日は僧侶に食事を与える人もいます。また先祖供養(ピトリ・タルパン)を行ったり、愛の神であるカーマ・デーヴァを礼拝する人もいます。

 子どもたちにとっては、学習を始めるのに最適な日であることから、アルファベットを学ぶ初日になります。そして、学校、大学などの教育機関は、サラスワティー女神への特別な礼拝を行います。パンディット・マダン・モーハン・マラヴィヤ氏は、バナーラス・ヒンドゥー大学をこの日に創設しました。今では、世界的に有名なトップクラスの教育機関となっています。

 ヒンドゥイズムでは、マカラ・サンクラーンティや、ヴァサント・パンチャミーのように、宗教的な祭事を季節に織り込むことを特に重要視しています。人々は、個人の信条や願望に応じて、家庭の主宰神(イーシュタ・デーヴァータ/デーヴィー)を礼拝する傾向があります。また一般に人々は富や権力を求める傾向にあります。カリ・ユガ(現在)の時代では、お金(富、権力、名声)の追求が、ほとんどの人々の主目的になっています。まるでお金が神のように崇められています。

 しかし、分別のある人々は、霊的な啓蒙のために、サラスワティー女神を礼拝します。彼らによると、王と学識ある人(霊的に優れた人)との間には何の違いもありません。王は、王国の中では敬意を払われますが、学識ある人は、どこに行っても敬われます。高徳の人、霊的な進歩に邁進する人々は、サラスワティー女神への礼拝を非常に重視します。

 サラスワティー、ラクシュミー、ドゥルガーの三女神に割り当てられた乗り物は、彼女たちの特別な力を象徴しています。サラスワティー女神の乗り物である白鳥は、サットヴァ・グナ(清浄と識別の要素)を象徴します。ラクシュミー女神のフクロウ、そしてドゥルガーのライオン(虎)は、それぞれタマス(暗質)とラジャス(激質)を象徴しています。

 ヴァサント・パンチャミーは、これに続くお祭りであるホーリーの前兆になっています。季節は次第に変化し、春の到来が感じられてきます。木々は新芽を出し、森や草原では新しい生命が息吹き始めます。自然は、マンゴーの木に花を咲かせ、小麦や作物は、新しい生命に活力を与えます。

 ヴァサント・パンチャミーは、季節感、社会的意義と敬虔さに満ちた祭日です。新しい季節の到来を胸に、世界中のすべてのヒンドゥーによって盛大に祝福されます。』



サラスワティー女神の祝福のもと、霊的知識に恵まれ、豊かな時間を過ごすことができますよう、お祈り申し上げます。



参考:
[1]Vasant Panchami, http://www.hinduism.co.za/vasant.htm

知識の存在

2015.01.19 Monday

ヴァサント・パンチャミーにおいて祝福が捧げられるサラスワティー女神は、常に純白のサリーを身につけ、他の女神に見られるような煌びやかさはなくとも、その清浄で純粋な美しさが際立つ女神です。そんなサラスワティー女神はブラフマー神の妃として、知識や知性を象徴する女神として崇められる存在です。

ブラフマー神はヒンドゥー教の三大神の一人であり、創造を司る神として知られています。言い伝えでは、ブラフマー神が世界を創造する際、無秩序で混沌とした状態が続いていたと言われます。世界に平安をもたらすにはどうしたらいいかブラフマー神が考えていると、それには正しい知識が必要であると女神が答え、その象徴であるサラスワティー女神が生まれたと言われています。

サラスワティー女神(知識)なしでは、世界は混乱し無秩序に陥ったままでした。それは、私たち自身の内なる世界においても同じです。正しい知識や知性がない限り、私たちは常に混乱し、迷いや疑いに苛まれなければなりません。

また一説には、ブラフマー神は現れたサラスワティー女神のあまりの美しさに惚れ込み、その美しさを常に見ていられるよう、4方向に自分自身の顔(4つの顔)を持つようになったと言われています。サラスワティー女神は、感覚の喜びを満たすために創造を行うブラフマー神から遠ざかろうとしますが、ブラフマー神は諦めずに5つ目の顔を生じさせ、いつしか大きなエゴを持つようになり、終いにはシヴァ神に5つ目の顔を切り落とされてしまいます。

私たちの人生はさまざまな創造の積み重ねです。感覚の喜びを満たすために人生を歩み続ける過程では、さまざまな混乱や無秩序が生じ、ブラフマー神のように大きな苦難を経験せねばなりません。

純粋に正しい知識を持つことは、創造の積み重ねである人生において、適切な喜びを授かるために欠かすことのできないものです。この吉兆な時、自分自身の内でサラスワティー女神の存在を礼拝し、正しい知識を深めることができるよう日々の中で学びを続けていきたいと感じています。皆さまもどうぞ良いヴァサント・パンチャミーをお迎えください。

(文章:ひるま)

神々とのご縁

2015.01.19 Monday

インドで訪れたバガラームキ女神の寺院は、入り口から下にくだったところにある洞窟(現在は寺の建物の中にあります)にお祀りされていました。
このように入口から下ったところに祀られているケースは、実は日本の神社にも少ないながら見受けられますが、(今回のツアーには、そういう研究をされておられる方が参加しておられ、その方に聞いたところ、)大変古い歴史を持つ神様の祀り方なのだそうです。
参拝後、寺院の庭を歩いていて、自分があまりにこの場に馴染んでいることに、驚きました。上記の研究者の方によれば、バガラームキーの原型になる神様は、実はシベリアが起源だというお話を聞いて驚愕したのですが、この地で長らく礼拝されているということは、ヒマラヤの端のこの地の波動に馴染む神様だったということなのだと感じました。私もこの地の波動が好きなので、気持ちよさを感じたのだと思います。

ところでバガラームキーと聞くと、よく似た性質の神様のカーリー女神を思い出します。
前回(2013年)のインドツアーでは、ベンガル地方の2つのカーリーの寺を巡ったのですが、私は1つの寺で気分が悪くなってしまい、ご本尊を見ることすらできませんでした。
今考えれば、カーリー女神は、私にはご縁の薄い神様だったのかもしれません。今回のバガラームキー寺院の気持よさと比較すると、そう感じます。

実は今回バガラームキーツアーには、10人を軽く超える申し込みがありました。しかし結局ツアーに参加したのは、私以外に7人の方だけでした。
占星術的にもそういうことが言えますが、結局それぞれの方に合う性質の神様(ご縁の深い神様)は違うのだろうということです。特にバガラームキー(やカーリー)のような「アクの強い神様」は、合う人合わない人をはっきりさせ、合う人だけを御前に呼んだりするように感じます。

しかし、今回行けなかった方々にも、必ず別のご縁の深い、魅力的な神様がいるのだろうと、思います。そう、行けた人が「素晴らしく」、行けなかった人が「残念」なのではなく、本質的には、皆さまが「神々との素晴らしい縁がある」のです。

前回カーリーに拒否!?された私が今回バガラームキーに巡り合ったように、神との縁を強く願う全ての方の元に、ご縁の深い神様は必ず舞い降りてくる、そう信じて疑いません。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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