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バガヴァッド・ギーター第2章第24節

2010.04.06 Tuesday

अच्छेद्यो ऽयम् अदाह्यो ऽयम्
acchedyo 'yam adāhyo 'yam
アッチェーディヨー ヤム アダーヒヨー ヤム
これは切られず、これは焼かれず


acchedyas【男性・単数・主格、未来受動分詞(動詞的形容詞、義務分詞) a√chid】切られず;断たれず;刺されず;破壊されず
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが
adāhyas【男性・単数・主格、未来受動分詞(動詞的形容詞、義務分詞) a√dah】焼かれず;焦がされず;破壊されず
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが

अक्लेद्यो ऽशोष्य एव च ।
akledyo 'śoṣya eva ca |
アクレーディヨー ショーシャ エーヴァ チャ
また濡らされず、乾かされず


akledyas【男性・単数・主格、未来受動分詞(動詞的形容詞、義務分詞) a√klid】濡らされず、湿らされず
aśoṣyas【男性・単数・主格、未来受動分詞(動詞的形容詞、義務分詞) a√śuṣ】乾かされず
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ca【接続詞】そして、また、~と

नित्यः सर्वगतः स्थाणुर्
nityaḥ sarvagataḥ sthāṇur
ニッティヤハ サルヴァガタハ スターヌル
常住、遍在、堅固なもの


nityas【男性・単数・主格】常住の、恒久の、永久の、不易の、不壊の
sarvagatas【男性・単数・主格】すべてに行き渡っている;普遍的に行き渡っている;遍在の
sthāṇus【男性・単数・主格】しっかり立っている、静止している、動かない、固定の;堅固な、頑丈な;不変の

अचलो ऽयं सनातनः॥
acalo 'yaṁ sanātanaḥ ||
アチャロー ヤン サナータナハ
これは不動、永遠のもの


acalas【男性・単数・主格】不動の
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが
sanātanas【男性・単数・主格】永続する、永遠の、永久の、恒常の

अच्छेद्योऽयमदाह्योऽयमक्लेद्योऽशोष्य एव च ।
नित्यः सर्वगतः स्थाणुरचलोऽयं सनातनः ॥ २४ ॥

acchedyo'yamadāhyo'yamakledyo'śoṣya eva ca |
nityaḥ sarvagataḥ sthāṇuracalo'yaṁ sanātanaḥ || 24 ||
これは切られず、焼かれず、濡らされず、乾かされない。
常住にして遍在し、堅固、不動、永遠のものである。

バガヴァッド・ギーター第2章第23節

2010.04.05 Monday

नैनं छिन्दन्ति शस्त्राणि
nainaṁ chindanti śastrāṇi
ナイナン チンダンティ シャストラーニ
刀剣もそれを切らず


na【否定辞】~でない
enam【男性・単数・対格、指示代名詞 enad】彼を、それを
cindanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √chid】[それらは]切る、切り落とす、切り倒す;断つ;刺し通す;破壊する
śastrāṇi【中性・複数・主格】武器は、刀剣は

नैनं दहति पावकः ।
nainaṁ dahati pāvakaḥ |
ナイナン ダハティ パーヴァカハ
火もそれを焼かない


na【否定辞】~でない
enam【男性・単数・対格、指示代名詞 enad】彼を、それを
dahati【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √dah】[それらは]焼く;焦がす;破壊する;苦しませる、悩ます、悲しませる
pāvakas【男性・単数・主格】火は;アグニ神は

न चैनं क्लेदयन्त्यापो
na cainaṁ kledayantyāpo
ナ チャイナン クレーダヤンティヤーポー
また水もそれを濡らさず


na【否定辞】~でない
ca【接続詞】そして、また、~と
enam【男性・単数・対格、指示代名詞 enad】彼を、それを
kledayanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在・使役活用 √klid】[それらは]濡らす、湿らす;不潔にする、汚す
āpas【女性・複数・主格、ap】水は

न शोषयति मारुतः ॥
na śoṣayati mārutaḥ ||
ナ ショーシャヤティ マールタハ
風も乾かさない


na【否定辞】~でない
śoṣayati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在・使役活用 √śuṣ】[それは]しおれさせる、干上がらす、乾かす
mārutaḥ【男性・単数・主格】風は、空気は;風の神は;生気は;呼吸は

नैनं छिन्दन्ति शस्त्राणि नैनं दहति पावकः ।
न चैनं क्लेदयन्त्यापो न शोषयति मारुतः ॥ २३ ॥

nainaṁ chindanti śastrāṇi nainaṁ dahati pāvakaḥ |
na cainaṁ kledayantyāpo na śoṣayati mārutaḥ || 23 ||
刀剣もそれを切らず、火もそれを焼かない。
また水もそれを濡らさず、風も乾かさない。

バガヴァッド・ギーター第2章第22節

2010.04.03 Saturday

वासांसि जीर्णानि यथा विहाय
vāsāṁsi jīrṇāni yathā vihāya
ヴァーサーンシ ジールナーニ ヤター ヴィハーヤ
古い衣服を捨てて


vāsāṁsi【中性・複数・対格】衣服を、服を、衣類を
jīrṇāni【中性・複数・対格】古い、使い古した、擦り切れた
yathā【接続詞】~のように、あたかも~のように(tathāとともに)
vihāya【絶対分詞 vi√hā】捨てて、投げ捨てて、処分して

नवानि गृह्णाति नरो ऽपराणि ।
navāni gṛhṇāti naro 'parāṇi |
ナヴァーニ グリフナーティ ナロー パラーニ
他の新しいものを人が着るように


navāni【中性・複数・対格】新しい、新鮮な、最近の、若い
gṛhṇāti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √grah】[彼は]手に入れる、取る;(衣服を)着る
naras【男性・単数・主格】人が、男性が
aparāṇi【中性・複数・対格】他の、その他の、もう一方の、別の

तथा शरीराणि विहाय जीर्णान्य्
tathā śarīrāṇi vihāya jīrṇāny
タター シャリーラーニ ヴィハーヤ ジールナーニ
同様に、古い身体を捨てて


tathā【副詞】そのように、同様に;そして、また
śarīrāṇi【中性・複数・対格】身体を、肉体を
vihāya【絶対分詞 vi√hā】捨てて、投げ捨てて、処分して
jīrṇāni【中性・複数・対格】古い、使い古した、擦り切れた

अन्यानि संयाति नवानि देही ॥
anyāni saṁyāti navāni dehī ||
アンニャーニ サンヤーティ ナヴァーニ デーヒー
他の新しいものに、個我は入る


anyāni【中性・複数・対格】他の、その他の、異なる;~以外の
saṁyāti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 sam√yā】[彼は]行く、旅する;会う、一緒になる、相伴う、和合する
navāni【中性・複数・対格】新しい、新鮮な、最近の、若い
dehī【男性・単数・主格】人間は;(肉体をそなえた)精神は、魂は;個我は、自我は

वासांसि जीर्णानि यथा विहाय नवानि गृह्णाति नरोऽपराणि ।
तथा शरीराणि विहाय जीर्णान्यन्यानि संयाति नवानि देही ॥ २२ ॥

vāsāṁsi jīrṇāni yathā vihāya navāni gṛhṇāti naro'parāṇi |
tathā śarīrāṇi vihāya jīrṇānyanyāni saṁyāti navāni dehī || 22 ||
人が古い衣服を捨てて、他の新しい衣服を着るように、
個我は古い身体を捨てて、他の新しい身体に入る。


※この詩節は、トリシュトゥブの韻律になります。

バガヴァッド・ギーター第2章第21節

2010.04.02 Friday

वेदाविनाशिनं नित्यं
vedāvināśinaṁ nityaṁ
ヴェーダーヴィナーシナン ニッティヤン
不滅、常住のものと知る者


veda【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vid】(ここでは現在形の意味で用いて)[彼は]知る
avināśinam【男性・単数・対格、a-vi√naśからの派生語avināśin】不滅の、不壊の、滅びないことの
nityam【男性・単数・対格】常住の、恒久の、永久の、不易の、不壊の

य एनम् अजम् अव्ययम् ।
ya enam ajam avyayam |
ヤ エーナム アジャム アヴィヤヤム
それを不生、不変のものと


yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの
enam【男性・単数・対格、指示代名詞 enad】彼を、それを
ajam【男性・単数・対格】不生の、永遠の、初より存在する
avyayam【男性・単数・対格】不滅の、不変の;慳貪の

कथं स पुरुषः पार्थ
kathaṁ sa puruṣaḥ pārtha
カタン サ プルシャハ パールタ
その人は、いかにして、アルジュナよ


katham【副詞】どうして、いかにして
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】これは、あれは、彼は
puruṣas【男性・単数・主格】人は;人間は;霊魂は;個人の本体は、普遍的霊魂は、最高精神は
pārtha【男性・単数・呼格】プリターの息子よ。アルジュナのこと。

कं घातयति हन्ति कम् ॥
kaṁ ghātayati hanti kam ||
カン ガータヤティ ハンティ カム
誰に殺させ、誰を殺すか


kam【男性・単数・対格、疑問代名詞 kim】誰に、何に
ghātayati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在、使役活用 √han】[彼は、それは]殺させる、殺害させる
hanti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √han】[彼は、それは]殺す、殺害する
kam【男性・単数・対格、疑問代名詞 kim】誰を、何を

वेदाविनाशिनं नित्यं य एनमजमव्ययम् ।
कथं स पुरुषः पार्थ कं घातयति हन्ति कम् ॥ २१ ॥

vedāvināśinaṁ nityaṁ ya enamajamavyayam |
kathaṁ sa puruṣaḥ pārtha kaṁ ghātayati hanti kam || 21 ||
それを不滅、常住、不生、不変であると知る人が、
誰に殺させ、誰を殺すということがあるだろうか、アルジュナよ。

バガヴァッド・ギーター第2章第20節

2010.03.31 Wednesday

न जायते म्रियते वा कदाचिन्
na jāyate mriyate vā kadācin
ナ ジャーヤテー ムリヤテー ヴァー カダーチン
それはかつて生じたことなく、またいつか死ぬこともない


na【否定辞】~でない
jāyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √jan】[彼は、それは]生じる、生まれる、起きる
mriyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √mṛ】[彼は、それは]死ぬ、死亡する
vā【接続詞】あるいは、また
kadācit【副詞】いつか、ある時、かつて、時々

नायं भूत्वा भविता वा न भूयः ।
nāyaṁ bhūtvā bhavitā vā na bhūyaḥ |
ナーヤン ブートヴァー バヴィター ヴァー ナ ブーヤハ
さらにこれが存在して、後に無くなることもない


na【否定辞】~でない
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが
bhūtvā【絶対分詞 √bhū】あって、存在して
bhavitā【三人称・単数・複合未来 √bhū】[彼は、それは]あるだろう、なるだろう、存在するだろう
vā【接続詞】あるいは、また
na【否定辞】~でない
bhūyas【中性・単数・主格】さらに、その他に、なお一層;再び、新たに

अजो नित्यः शाश्वतो ऽयं पुराणो
ajo nityaḥ śāśvato 'yaṁ purāṇo
アジョー ニッティヤハ シャーシュヴァトー ヤン プラーノー
不生、常住、永遠、太古のこれは


ajas【男性・単数・主格、a√janからの派生語aja】不生の、永遠の、初より存在する
nityas【男性・単数・主格】常住の、恒久の、永久の、不易の、不壊の
śāśvatas【男性・単数・主格】永遠の、不変の、不断の、恒久の
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが
purāṇas【男性・単数・主格】古代に属する、初期の、昔の、太古の、古い

न हन्यते हन्यमाने शरीरे ॥
na hanyate hanyamāne śarīre ||
ナ ハンニャテー ハンニャマーネー シャリーレー
身体が殺されても、それは殺されない


na【否定辞】~でない
hanyate【三人称・単数・現在・受動活用 √han】[彼は、それは]殺される、殺害される
hanyamāne【男性・単数・処格・受動態・現在分詞、√han】殺されている、殺害されている
śarīre【男性・単数・処格】身体において

न जायते म्रियते वा कदाचिन् नायं भूत्वा भविता वा न भूयः ।
अजो नित्यः शाश्वतोऽयं पुराणो न हन्यते हन्यमाने शरीरे ॥ २० ॥

na jāyate mriyate vā kadācin nāyaṁ bhūtvā bhavitā vā na bhūyaḥ |
ajo nityaḥ śāśvato'yaṁ purāṇo na hanyate hanyamāne śarīre || 20 ||
それはかつて生じたことなく、またいつか死ぬこともない。
さらにこれが存在して、後に無くなることもない。
不生、常住、永遠、太古のこれは、身体が殺されても、殺されない。


※この詩節は、トリシュトゥブ(11音節×4行)の韻律になります。
この詩節は、解釈が難しい詩節のひとつで、特に二行目の絶対分詞bhūtvāを巡って、さまざまな解釈が行われています。
この点については、今西順吉著「『バガヴァッド・ギーター』(II,20)注解」(国際仏教学大学院大学研究紀要第11号、pp.267-310、2007)で詳細な考察がなされています。
国立情報学研究所のサイトで無料でご覧いただけます)
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