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バガヴァッド・ギーター第2章第61節

2010.07.14 Wednesday

तानि सर्वाणि संयम्य
tāni sarvāṇi saṁyamya
ターニ サルヴァーニ サンミャンミャ
それらすべての(感官)を制御して


tāni【中性・複数・対格、指示代名詞 tad】[~を、~に]それら、あれら、彼ら、彼女ら
sarvāṇi【中性・複数・対格】すべての、一切の、各々の;全体の
saṁyamya【絶対分詞 sam√yam】保持して、引き締めて;抑止して制御して;束縛して;閉じて;阻止して、抑圧して、注視して;制止して、服従させて

युक्त आसीत मत्परः ।
yukta āsīta matparaḥ |
ユクタ アーシータ マットパラハ
専心して、私に専念して坐すべき


yuktas【男性・単数・主格、過去受動分詞 √yuj】くびき(軛)につながれた、(処格)に従事した、~に専心した;(具格)に忙殺された、~に専念した;(処格)に熱中した;集中した
※matparaのあとでは、yukta=bhakta「誠信を具えて」と訳してもよい。(辻直四郎注)
āsīta【三人称・単数・アートマネーパダ・願望法 √ās】[彼は~だろう、彼は~するべき]坐す;住する、止まる;住居を構う;屯営する;休む、留まる、横たわる
mat【一人称・単数・従格、人称代名詞 mad】私から、私より
paras【男性・単数・主格】~を主要なものとする、~を目的とする、~に熱中する、~に深く感動する
→matparas【男性・単数・主格】私に専念する、私に専向する
※matpara:ここで初めて、「私」(クリシュナ)に専念すべきことが説かれる。(上村勝彦注)

वशे हि यस्येन्द्रियाणि
vaśe hi yasyendriyāṇi
ヴァシェー ヒ ヤッスェーンドリヤーニ
なぜならば、感官を制御する


vaśe【男性・単数・処格、vaśa】[~において、~のなかで]意志、願望、欲望;力、支配、権威、主権【形容詞】~に従う、~の勢力下にある、~に征服された
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
yasya【男性・単数・属格、関係代名詞 yad】[~の、~にとって]~であるもの、~である人
indriyāṇi【中性・複数・主格、indriya】[~は、~が]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚

तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥
tasya prajñā pratiṣṭhitā ||
タッスヤ プラジュニャー プラティシュティター
その人の智慧は確立するから


tasya【男性・中性・単数・属格】[~の、~にとって]彼、それ、その、あれ、あの
prajñā【女性・単数・主格】[~は、~が]識別、判断、知能、了解;智慧、知
pratiṣṭhitā【女性・単数・主格、過去受動分詞】(処格)に立っている・配置された・座った・位置した・留まる・ある・熟達した;確立した、証明された;安住した、悩まされない

तानि सर्वाणि संयम्य युक्त आसीत मत्परः ।
वशे हि यस्येन्द्रियाणि तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥ ६१ ॥

tāni sarvāṇi saṁyamya yukta āsīta matparaḥ |
vaśe hi yasyendriyāṇi tasya prajñā pratiṣṭhitā || 61 ||
それらすべての感官を制御して、専心し、私に専念して坐すべきである。
なぜならば、感官を制御する人の智慧は確立するから。

バガヴァッド・ギーター第2章第60節

2010.07.13 Tuesday

यततो ह्यपि कौन्तेय
yatato hyapi kaunteya
ヤタトー ヒヤピ カウンテーヤ
実にアルジュナよ、努力している


yatatas【男性・単数・属格、現在分詞 √yat】努力している、~しようと努めている、~に専念している、~を切望している
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
kaunteya【男性・単数・呼格】クンティーの息子よ。アルジュナの別名。

पुरुषस्य विपश्चितः ।
puruṣasya vipaścitaḥ |
プルシャッスヤ ヴィパシュチタハ
賢い人にとって


puruṣasya【男性・単数・属格、puruṣa】[~の、~にとって]人;人間;霊魂;個人の本体、普遍的霊魂、最高精神
vipaścitas【男性・単数・属格、vipaścit】[霊感(vipas)を知る(cit)]霊感を受けた;賢い、造詣の深い、学問のある

इन्द्रियाणि प्रमाथीनि
indriyāṇi pramāthīni
インドリヤーニ プラマーティーニ
かき乱す感官は


indriyāṇi【中性・複数・主格、indriya】[~は、~が]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
pramāthīni【中性・複数・主格、pramāthin】切断する;攪乱する、扇動する、悩乱させる、苦しめる

हरन्ति प्रसभं मनः ॥
haranti prasabhaṁ manaḥ ||
ハランティ プラサバン マナハ
力ずくで心を奪い去る


haranti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √hṛ】[彼らは、それらは]圧倒する、支配する、連れ去る、取り去る、運び去る、奪い去る;魅惑する;破壊する
prasabham【副詞】強いて;激しく、乱暴に;非常に、きわめて;執拗に
manas【中性・単数・対格】[~を、~に]心、内的器官、知性、理性、精神、良心、思考、意向、気分

यततो ह्यपि कौन्तेय पुरुषस्य विपश्चितः ।
इन्द्रियाणि प्रमाथीनि हरन्ति प्रसभं मनः ॥ ६० ॥

yatato hyapi kaunteya puruṣasya vipaścitaḥ |
indriyāṇi pramāthīni haranti prasabhaṁ manaḥ || 60 ||
実にアルジュナよ、賢い人が努力しても、
かき乱す感官は、力ずくでその心を奪い去る。

バガヴァッド・ギーター第2章第59節

2010.07.12 Monday

विषया विनिवर्तन्ते
viṣayā vinivartante
ヴィシャヤー ヴィニヴァルタンテー
感官の対象は消滅する


viṣayās【男性・複数・主格】活動領域;範囲、限界、区域、届く範囲;感覚の対象;感官の対象;目的、標的
vinivartante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 vi-ni√vṛt】[彼らは、それらは]戻る、帰る;(従格)をやめる、を断念する;退く、去る、やむ、消える

निराहारस्य देहिनः ।
nirāhārasya dehinaḥ |
ニラーハーラッスヤ デーヒナハ
断食する人にとって


nirāhārasya【男性・単数・属格、nirāhāra】[~の、~にとって]断食【形容詞】食事を断った、食べるべきものをもたない
dehinas【男性・単数・属格、dehin】[~の、~にとって]生物;人間;(肉体をそなえた)精神、魂;個我、自我

रसवर्जं रसो ऽप्यस्य
rasavarjaṁ raso 'pyasya
ラサヴァルジャン ラソー ピヤッスヤ
味を除いて。しかし味も、彼にとって


rasavarjam【副詞】味を除いて
rasas【男性・単数・主格】味、風味;味覚の対象物;味覚器官、舌;に対する賞味・嗜好・愛好・親愛;欲望;愛情;快楽、喜び;魅惑;情趣、情緒、情感
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
asya【男性・単数・属格、指示代名詞 idam】[~の、~にとって]これ、この、彼

परं दृष्ट्वा निवर्तते ॥
paraṁ dṛṣṭvā nivartate ||
パラン ドリシュトヴァー ニヴァルタテー
最高の存在を見て、消滅する


param【男性・単数・体格、para】最高の;より優れた、より高い、より良い、より悪い;最上の、卓越した、最善の
dṛṣṭvā【絶対分詞 √dṛś】見て、注視して
nivartate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 ni√vṛt】[彼らは、それらは]戻る、帰る;やめる、沈黙する;やむ、終わる、消える

विषया विनिवर्तन्ते निराहारस्य देहिनः ।
रसवर्जं रसोऽप्यस्य परं दृष्ट्वा निवर्तते ॥ ५९ ॥

viṣayā vinivartante nirāhārasya dehinaḥ |
rasavarjaṁ raso'pyasya paraṁ dṛṣṭvā nivartate || 59 ||
断食する人にとって、味以外の感官の対象は消滅する。
しかし最高の存在を見るとき、味もまた消滅する。

バガヴァッド・ギーター第2章第58節

2010.07.11 Sunday

यदा संहरते चायं
yadā saṁharate cāyaṁ
ヤダー サンハラテー チャーヤン
これが収めるとき


yadā【接続詞】~である時、~する時
saṁharate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 sam√hṛ】[彼は、それは]一緒にする、集める;寄せ集めて1つにする、(手足を)縮める;(感覚器官を)引っ込める
ca【接続詞】そして、また、~と
ayam【男性・単数・主格、指示代名詞 idam】これは、これが

कूर्मो ऽङ्गानीव सर्वशः ।
kūrmo 'ṅgānīva sarvaśaḥ |
クールモー ンガーニーヴァ サルヴァシャハ
亀が手足を完全に(収める)ように


kūrmas【男性・単数・主格】亀が
aṅgāni【中性・複数・対格、aṅga】[~を、~に]肢、支分、部分、男根、身体;要素;第二次的の部分
iva【副詞】~のように、~と同様に、言わば
sarvaśas【副詞】全体に、集団で、完全に、一斉に

इन्द्रियाणीन्द्रियार्थेभ्यस्
indriyāṇīndriyārthebhyas
インドリヤーニーンドリヤールテービヤス
感官を感官の対象から


indriyāṇi【中性・複数・対格、indriya】[~を、~に]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
indriya【中性】神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
arthebhyas【男性・複数・従格】[~から、~より]仕事;目的;原因、動機;意味;利得;財産、富、金銭;物、事、事物;場合
→indriyārthebhyas【男性・複数・従格、限定複合語】感官の対象から、感覚器官の対象より

तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥
tasya prajñā pratiṣṭhitā ||
タッスヤ プラジュニャー プラティシュティター
その人の智慧は確立している


tasya【男性・中性・単数・属格】[~の、~にとって]彼、それ、その、あれ、あの
prajñā【女性・単数・主格】[~は、~が]識別、判断、知能、了解;智慧、知
pratiṣṭhitā【女性・単数・主格、過去受動分詞】(処格)に立っている・配置された・座った・位置した・留まる・ある・熟達した;確立した、証明された;安住した、悩まされない

यदा संहरते चायं कूर्मोऽङ्गानीव सर्वशः ।
इन्द्रियाणीन्द्रियार्थेभ्यस्तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥ ५८ ॥

yadā saṁharate cāyaṁ kūrmo'ṅgānīva sarvaśaḥ |
indriyāṇīndriyārthebhyastasya prajñā pratiṣṭhitā || 58 ||
亀が手足を完全に収めるように、感官を感官の対象から
完全に収めるとき、その人の智慧は確立している。

バガヴァッド・ギーター第2章第57節

2010.07.04 Sunday

यः सर्वत्रानभिस्नेहस्
yaḥ sarvatrānabhisnehas
ヤハ サルヴァットラーナビスネーハス
すべてのものに対して愛着なく


yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~である人
sarvatra【副詞】すべての点において、すべての場合に、常に
abhisnehas【男性・単数・主格】(処格)に対して欲望のない、愛着のない

तत्तत् प्राप्य शुभाशुभम् ।
tattat prāpya śubhāśubham |
タットタット プラーピヤ シュバーシュバム
さまざまな善悪のものに出会っても


tad tad【中性・単数・主格、指示代名詞 tad】あれやこれや、いろいろなもの、さまざまな、種々の
prāpya【絶対分詞 pra√āp】到達して、会して、邂逅して、見出して;獲得して、娶って;蒙って
śubhāśubham【中性・単数・対格、並列複合語、śubha + aśubham】[~を、~に]善悪、禍福

नाभिनन्दति न द्वेष्टि
nābhinandati na dveṣṭi
ナービナンダティ ナ ドヴェーシュティ
喜ばず、憎まない(人)


na【否定辞】~でない
abhinandati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 abhi√nand】[彼は、それは](対格)に満足を感じる、~を喜ぶ、~を楽しむ、~に興じる、~に嬉しい顔をする;欲する、求める
na【否定辞】~でない
dveṣṭi【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √dviṣ】[彼は、それは]~を嫌う、~を敵視する、~に憎悪を示す、~を憎む;~と争う、~の相手となる

तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥
tasya prajñā pratiṣṭhitā ||
タッスヤ プラジュニャー プラティシュティター
その人の智慧は確立している


tasya【男性・中性・単数・属格】[~の、~にとって]彼、それ、その、あれ、あの
prajñā【女性・単数・主格】[~は、~が]識別、判断、知能、了解;智慧、知
pratiṣṭhitā【女性・単数・主格、過去受動分詞】(処格)に立っている・配置された・座った・位置した・留まる・ある・熟達した;確立した、証明された;安住した、悩まされない

यः सर्वत्रानभिस्नेहस्तत्तत्प्राप्य शुभाशुभम् ।
नाभिनन्दति न द्वेष्टि तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥ ५७ ॥

yaḥ sarvatrānabhisnehastattatprāpya śubhāśubham |
nābhinandati na dveṣṭi tasya prajñā pratiṣṭhitā || 57 ||
すべてのものに対して愛着なく、さまざまな善悪のものに出会っても、
喜びも憎しみもしない人、その人の智慧は確立している。
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