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バガヴァッド・ギーター第2章第69節

2010.09.29 Wednesday

या निशा सर्वभूतानां
yā niśā sarvabhūtānāṁ
ヤー ニシャー サルヴァブーターナーン
一切万物の夜


yā【女性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~であるとき
niśā【女性・単数・主格】[~は、~が]夜;夢
sarvabhūtānām【中性・複数・属格、sarvabhūta】[~の、~にとって]一切の存在物、万物、一切衆生

तस्यां जागर्ति संयमी ।
tasyāṁ jāgarti saṁyamī |
タッスヤーン ジャーガルティ サンミャミー
(その夜)において、自己を制する人は目覚める


tasyām【女性・単数・処格、指示代名詞 tad】[~において、~のなかで]それ、その、あれ、あの、彼女
jāgarti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √jāgṛ】[彼は、それは]覚める、覚醒する、用心する
saṁyamī【男性・単数・主格、saṁyamin】[~は、~が]激情を抑制している(人)、自己を制御した(人)

यस्यां जागरति भूतानि
yasyāṁ jāgarati bhūtāni
ヤッスヤーン ジャーガラティ ブーターニ
万物が目覚めるとき


yasyām【女性・単数・処格、関係代名詞 yad】~であるもの、~であるとき
jāgarati【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √jāgṛ】[彼らは、それらは]覚める、覚醒する、用心する
bhūtāni【中性・複数・主格、bhūta】[~は、~が]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界

सा निशा पश्यतो मुनेः ॥
sā niśā paśyato muneḥ ||
サー ニシャー パッシャトー ムネーヘ
それは(真理を)知る聖者の夜である


sā【女性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]それ、その、あれ、あの、彼女
niśā【女性・単数・主格】[~は、~が]夜;夢
paśyatas【男性・単数・属格、現在分詞 √paś】見ている、眺めている、知っている、理解している、識別している、予見している、認めている、観察している
munes【男性・単数・属格、muni】[~の、~にとって]霊感を得た人;賢人、予言者、苦行者、隠者、沈黙の誓約をした者

या निशा सर्वभूतानां तस्यां जागर्ति संयमी ।
यस्यां जागरति भूतानि सा निशा पश्यतो मुनेः ॥ ६९ ॥

yā niśā sarvabhūtānāṁ tasyāṁ jāgarti saṁyamī |
yasyāṁ jāgarati bhūtāni sā niśā paśyato muneḥ || 69 ||
一切万物の夜において、自己を制する人は目覚める。
万物が目覚めるとき、それは真理を知る聖者の夜である。


※愚者は感官により感官の対象を追求するが、聖者は感官を対象から収めて真理を追究する。このように、愚者の活動と聖者の活動は正反対であるということを暗示している。(上村勝彦注)

バガヴァッド・ギーター第2章第68節

2010.09.28 Tuesday

तस्माद् यस्य महाबाहो
tasmād yasya mahābāho
タスマード ヤッスヤ マハーバーホー
それゆえ、アルジュナよ


tasmāt【男性・中性・単数・従格、指示代名詞 tad】それ故に、そのために、したがって、だから、その結果
yasya【男性・単数・属格、関係代名詞 yad】[~の、~にとって]~であるもの、~である人、~であるとき
mahābāho【男性・単数・呼格】強大な腕力を持つ者よ、長い腕を持つ者よ、強い臂を持つ者よ。ここではアルジュナのこと。

निगृहीतानि सर्वशः ।
nigṛhītāni sarvaśaḥ |
ニグリヒーターニ サルヴァシャハ
完全に抑制された(時、あるいは人)


nigṛhītāni【中性・複数・主格、過去受動分詞 ni√grah】抑制された、保留された、捉えられた、捕らわれた、阻止された
sarvaśas【副詞】全体に、集団で、完全に、一斉に

इन्द्रियाणीन्द्रियार्थेभ्यस्
indriyāṇīndriyārthebhyas
インドリヤーニーンドリヤールテービヤス
感官が感官の対象から


indriyāṇi【中性・複数・主格、indriya】[~は、~が]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
indriya【中性】神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
arthebhyas【男性・複数・従格、artha】[~から、~より]仕事;目的;原因、動機;意味;利得;財産、富、金銭;物、事、事物;場合
→indriyārthebhyas【男性・複数・従格、限定複合語】感官の対象から、感覚器官の対象より

तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥
tasya prajñā pratiṣṭhitā ||
タッスヤ プラジュニャー プラティシュティター
その人の智慧は確立している


tasya【男性・中性・単数・属格】[~の、~にとって]彼、それ、その、あれ、あの
prajñā【女性・単数・主格】[~は、~が]識別、判断、知能、了解;智慧、知
pratiṣṭhitā【女性・単数・主格、過去受動分詞】(処格)に立っている・配置された・座った・位置した・留まる・ある・熟達した;確立した、証明された;安住した、悩まされない

तस्माद्यस्य महाबाहो निगृहीतानि सर्वशः ।
इन्द्रियाणीन्द्रियार्थेभ्यस् तस्य प्रज्ञाप्रतिष्टिता ॥ ६८ ॥

tasmādyasya mahābāho nigṛhītāni sarvaśaḥ |
indriyāṇīndriyārthebhyas tasya prajñāpratiṣṭitā || 68 ||
それゆえ、アルジュナよ、感官をその対象から
完全に切り離す人、その人の智慧は確立している。

バガヴァッド・ギーター第2章第67節

2010.09.27 Monday

इन्द्रियाणां हि चरतां
indriyāṇāṁ hi caratāṁ
インドリヤーナーン ヒ チャラターン
実に、揺れ動く感官に


indriyāṇām【中性・複数・属格、indriya】[~の、~にとって]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
caratām【男性・複数・属格、現在分詞 √car】動いている、行っている、歩いている、さまよっている、徘徊している;近づいている、向かっている

यन् मनो ऽनुविधीयते ।
yan mano 'nuvidhīyate |
ヤン マノー ヌヴィディーヤテー
なびく心は


yat【中性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~であるとき
manas【中性・単数・主格】[~は、~が]心、内的器官、知性、理性、精神、良心、思考、意向、気分
anuvidhīyate【三人称・単数・現在・受動活用、anu-vi√dhā】…に従う、(対格、属格)によって導かれる

तदस्य हरति प्रज्ञां
tadasya harati prajñāṁ
タダッスヤ ハラティ プラジュニャーン
それは、彼の智慧を奪い去る


tat【中性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]それ、あれ
asya【男性・中性・単数・属格、指示代名詞 idam】[~の、~にとって]これ、この、彼
harati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √hṛ】[彼は、それは]圧倒する、支配する、連れ去る、取り去る、運び去る、奪い去る;魅惑する;破壊する
prajñām【女性・単数・対格】[~を、~に]識別、判断、知能、了解;智慧、知

वायुर् नावम् इवाम्भसि ॥
vāyur nāvam ivāmbhasi ||
ヴァーユル ナーヴァム イヴァーンバシ
水上において、風が舟を(奪い去るのと)同じように


vāyus【男性・単数・主格、vāyu】[~は、~が]風、空気;風の神
nāvam【女性・単数・対格、nāva】[~を、~に]船、ボート
iva【副詞】~のように、~と同様に、言わば
ambhasi【中性・単数・処格、ambhas】[~において、~のなかで]水;天上の水

इन्द्रियाणां हि चरतां यन्मनोऽनुविधीयते ।
तदस्य हरति प्रज्ञां वायुर्नावमिवाम्भसि ॥ ६७ ॥

indriyāṇāṁ hi caratāṁ yanmano'nuvidhīyate |
tadasya harati prajñāṁ vāyurnāvamivāmbhasi || 67 ||
実に、揺れ動く感官になびく心は、彼の智慧を奪い去る。
あたかも、風が水上の舟を奪い去るように。

バガヴァッド・ギーター第2章第66節

2010.09.26 Sunday

नास्ति बुद्धिर् अयुक्तस्य
nāsti buddhir ayuktasya
ナースティ ブッディル アユクタッスヤ
専心しない人に知性はなく


na【否定辞】~でない
asti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[それは]ある、存在する、実在する
buddhis【女性・単数・主格】[~は、~が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
ayuktasya【男性・単数・属格】[~の、~にとって]専心しない、心統一しない;不注意な;不適当な;専念しない;集中しない

न चायुक्तस्य भावना ।
na cāyuktasya bhāvanā |
ナ チャーユクタッスヤ バーヴァナー
専心しない人に瞑想はない


na【否定辞】~でない
ca【接続詞】そして、また、~と
ayuktasya【男性・単数・属格】[~の、~にとって]専心しない、心統一しない;不注意な;不適当な;専念しない;集中しない
bhāvanā【女性・単数・主格】[~は、~が]定めること、決定すること、証明;静慮、瞑想;正しい観念、正しい概念
※bhāvanā(瞑想):シャンカラは、「アートマンの認識に専念すること」と解する。シュリーダラはbhāvanāをdhyānaと解し、「bhāvanāによってbuddhiは自己(アートマン)において確立する」と述べる。(上村勝彦注)

न चाभावयतः शान्तिर्
na cābhāvayataḥ śāntir
ナ チャーバーヴァヤタハ シャーンティル
瞑想しない人に心の平安はない


na【否定辞】~でない
ca【接続詞】そして、また、~と
abhāvayatas【男性・単数・属格】[~の、~にとって]…を考慮に入れない、…について目算を立てない、瞑想しない、静慮しない
śāntis【女性・単数・主格】[~は、~が]心の静穏、心の平和;(火が)消えること;平和、好運、繁栄;寂静、寂滅;涅槃

अशान्तस्य कुतः सुखम् ॥
aśāntasya kutaḥ sukham ||
アシャーンタッスヤ クタハ スカム
心が平安でない人に、どうして幸福があるだろうか


aśāntasya【男性・単数・属格】[~の、~にとって]心が静穏でない、心が平和でない、寂静でない
kutas【疑問副詞】誰から、どこから、何故に、どんなふうに、いわんや~をや
sukham【中性・単数・対格】[~を、~に]安楽、歓喜、幸福、享楽、繁栄、成功

नास्ति बुद्धिरयुक्तस्य न चायुक्तस्य भावना ।
न चाभावयतः शान्तिरशान्तस्य कुतः सुखम् ॥ ६६ ॥

nāsti buddhirayuktasya na cāyuktasya bhāvanā |
na cābhāvayataḥ śāntiraśāntasya kutaḥ sukham || 66 ||
専心しない人には知性なく、専心しない人には瞑想もない。
瞑想しない人に心の平安はない。心が平安でない人に、どうして幸福があるだろうか。

バガヴァッド・ギーター第2章第65節

2010.09.25 Saturday

प्रसादे सर्वदुःखानां
prasāde sarvaduḥkhānāṁ
プラサーデ- サルヴァドゥフカーナーン
平安において、すべての苦しみの


prasāde【男性・単数・処格、prasāda】[~において、~のなかで]光輝;平静、平安;愉快、上機嫌;助力、援助;恵み深い施物;偶像に捧げられた食物;師匠の食の残余
sarva【中性】すべての、一切の、あらゆる
duḥkhānāṁ【中性・複数・属格、duḥkha】[~の、~にとって]不安、心配、苦痛、悲しみ、悲哀、困難、苦しみ

हानिर् अस्योपजायते ।
hānir asyopajāyate |
ハーニル アッショーパジャーヤテー
彼にとって、消滅が生じる


hānis【女性・単数・主格】[~は、~が]断念、放棄;取り去ること;不十分なこと;破滅;失敗;休止、消失、欠如、非存在
asya【男性・単数・属格、指示代名詞 idam】[~の、~にとって]これ、この、彼
upajāyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 upa√jan】[彼は、それは]生じる、生まれる;起こる、現れる;存在する

प्रसन्नचेतसो ह्याशु
prasannacetaso hyāśu
プラサンナチェータソー ヒヤーシュ
なぜならば、心が安らかな人の(知性は)、速やかに


prasanna【過去受動分詞、pra√sad】明瞭な、輝く;明晰なる(理解)、明白な(知覚);正しい(想定);静穏な(感覚);優しい(言葉)
cetasas【男性・単数・属格、cetas】[~の、~にとって】様子;光輝;自覚;知能;感官;心、精神、意志
→prasannacetasas【男性・単数・属格、所有複合語】心の静まった人の、心の安らいだ人の、心の静穏な人の
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
āśu【副詞】速やかに、直ちに

बुद्धिः पर्यवतिष्ठते ॥
buddhiḥ paryavatiṣṭhate ||
ブッディヒ パリヤヴァティシュタテー
知性は確立するから


buddhis【女性・単数・主格】[~は、~が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
paryavatiṣṭhate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 pari-ava√sthā】[彼は、それは](心が)落ち着く、確固となる;遍満する

प्रसादे सर्वदुःखानां हानिरस्योपजायते ।
प्रसन्नचेतसो ह्याशु बुद्धिः पर्यवतिष्ठते ॥ ६५ ॥

prasāde sarvaduḥkhānāṁ hānirasyopajāyate |
prasannacetaso hyāśu buddhiḥ paryavatiṣṭhate || 65 ||
平安において、彼のすべての苦しみは消滅する。
なぜならば、心が安らかな人の知性は、速やかに確立するから。
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