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バガヴァッド・ギーター第3章第1節

2010.10.06 Wednesday

अर्जुन उवाच ।
arjuna uvāca |
アルジュナ ウヴァーチャ
アルジュナは言った


arjunas【男性・単数・主格】[~は、~が]アルジュナ
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は]言った、話した

ज्यायसी चेत् कर्मणस् ते
jyāyasī cet karmaṇas te
ジャーヤシー チェート カルマナス テー
もし行為より優れているならば、あなたの


jyāyasī【女性・単数・主格、比較級、jyāyas】より有力な、より強い;より優れた、より良い、より大きい;より老いた;より尊ぶべき、より顕著な
ced【接続詞】そして、;時に;~もまた、さえも;もし~ならば
karmaṇas【中性・単数・従格、karman】[~から、~より]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
te【単数・属格、二人称代名詞 tvadの附帯形】[~の、~にとって]あなた

मता बुद्धिर्जनार्दन ।
matā buddhirjanārdana |
マター ブッデルジャナールダナ
考えられた知性が、クリシュナよ


matā【女性・単数・主格、過去受動分詞 √man】と考えられた、見なされた、思われた、評価された;承認された、認可された、十分に考慮された;(属格)によって尊重された、尊敬された、好遇された
buddhis【女性・単数・主格】[~は、~が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
janārdana【男性・単数・呼格】ジャナールダナよ。クリシュナの別名。名前は「人を悩ます者」の意。

तत्किं कर्मणि घोरे मां
tatkiṁ karmaṇi ghore māṁ
タットキン カルマニ ゴーレー マーン
どうして、私を恐ろしい行為に


tat【中性・単数・主格、副詞 tad】そこに;彼方に;そのように、その時に、すなわち
kim【中性・単数・主格、疑問代名詞 kim】何、誰、なぜ、どんな、どのように
karmaṇi【中性・単数・処格】[~において、~のなかで]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
ghore【中性・単数・処格、ghora】畏怖すべき、崇高なる;恐怖すべき、(苦痛等の)激しい
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私

नियोजयसि केशव ॥
niyojayasi keśava ||
ニヨージャヤシ ケーシャヴァ
あなたは駆り立てるのか、クリシュナよ


niyojayasi【二人称・単数・パラスマイパダ・現在・使役活用 ni√yuj】[あなたは]軛でつなぐ、(処格)に軛でつなぐ;(処格)に付着する・固定する;~することを指令・激励・要求する;~することを強制する・強いる;(職務)に任命する
keśava【男性・単数・呼格】ケーシャヴァよ。クリシュナの別名。名前は「美しい(長い)髪をもつ者」の意。

अर्जुन उवाच ।
ज्यायसी चेत्कर्मणस्ते मता बुद्धिर्जनार्दन ।
तत्किं कर्मणि घोरे मां नियोजयसि केशव ॥ १ ॥

arjuna uvāca |
jyāyasī cetkarmaṇaste matā buddhirjanārdana |
tatkiṁ karmaṇi ghore māṁ niyojayasi keśava || 1 ||
アルジュナは尋ねました。
「クリシュナよ、知性が行為より優れていると考えられるならば、
どうして私を恐ろしい行為に駆り立てるのでしょうか。

あうんの瞑想

2010.10.03 Sunday

お互いの息がぴったり合うとき、あうんの呼吸といわれます。
この「あうん(阿吽)」という言葉はよく聞きますが、これがサンスクリット語に由来するというのは、あまり知られていないかもしれません。

聖音オームを3つの音に分解すると「ア・ウ・ム」になり、「あ・う・ん」との間に大きな共通点が見えますが、一般的な説明によると、あうんの言葉は「アー・フーン」のマントラに由来しているとされています。

チベット仏教では、仏教における三業である身語意(身口意)を清めるマントラとして、「オーム・アー・フーン」(ॐ आ हूं :om ā hūṁ)が用いられ、単独で唱えられたり、また他のマントラの前に置かれて唱えられることもよくあります。

「オーム」は、身体にあらわれるすべての動作をあらわす身業を清める音として、
「アー」は、言語に関する口の動作をあらわす語業を清める音として、
「フーン」は、心や意識のはたらきに関する意業を清める音として、用いられます。

以下に、「オーム・アー・フーム」の瞑想法について、「Lama Yeshe Wisdom Archive」よりご紹介いたします[1]。

瞑想するときは、常にリラックスしていましょう。あなたが普段しているように、楽な姿勢で座り、呼吸のエネルギーが自然に流れるようにします。
そのとき、「私は瞑想をしている」と考える必要はありません。「私は謙虚です」とも、「私には自信がある」とも考える必要はありません。何も考えず、ただありのままであれば良いのです。

瞑想

身体の浄化

あなたが楽だと思うところに手を置き、目を閉じます。頭の中に白い「オーム」を、喉に赤い「アー」を、そして胸に青い「フーム」をイメージします。これらの文字から光が放射されていることをイメージしましょう。チベット語あるいはサンスクリット語でこれらの文字をイメージすることができなければ、英語や他の言語でもかまいません。

まず、頭の中の白いオームに集中します。この白いオームが、仏陀や菩薩の神聖な身体の清らかなエネルギーであることを意識します。

「オーム」と声に出して、その音から白く輝く光が放射されていることをイメージします。そして、それがあなたの霊的な中心経路を降りていき、至福に満ちた白い光の放射で、全身が満たされることをイメージします。
すべての思考と、身体の不浄なエネルギーが清められ、浄化されていきます。

頭からつま先まで、至福に満ちた白く輝く光のエネルギーで、完全に満たされていることをイメージすることが大切です。白い光で満たされて、至福であることを感じてみましょう。2~3分間、「オーム」と唱え続けて瞑想し、心身の浄化を行います。

復唱を止めるときも、何もすることなく、何も考える必要もありません。じっとして、心を開き、善悪を考えず、何にも反応せず、心中の雑談から自由になり、ただ頭の中にある光の意識に集中しましょう。
ありのままでいてください。怠慢にならず、気を散らさず、期待せずに、意識を広げて自由になります。

自己を知ることは、ゼロすなわちエゴのない無の体験へと導きます。この自己認識を知って、自身を解放させましょう。

言葉の浄化

夕焼けのような赤の「アー」を、喉のチャクラのところでイメージします。そしてこの赤い「アー」が、仏陀や菩薩の清らかな言葉であることを意識します。

2~3分間、「アー」と声に出して、その音から赤く輝く光が放射されていることをイメージします。そして、それがあなたの霊的な中心経路を降りていき、至福に満ちた赤い光の放射で、全身が満たされることをイメージします。
すべての思考と、身体の不浄なエネルギーが清められ、浄化されていきます。

また復唱を止める時は、自分の心に集中するだけで、何の期待や意識をせずに、ただありのままでいましょう。

自己という区別なく、至高存在と一体になる体験をし、ゼロ・無・空が真理であり実在であることを理解しましょう。これによって、実在(霊魂)を理解するのためのエネルギーが増加します。この体験は、あなたが目覚めて体験しているこの空想的な感官の世界よりも、より現実的なものです。

瞑想をしているとき、コントロールできない雑念が生じたとき、あなただけではなく、感情をもつ存在はすべて、あなたと同じように心がコントロールできない状態にあるのだと理解してください。この理解によって、心が落ち着き、生きとし生けるものすべてに対する慈愛が芽生えます。
こうして、コントロールできない雑念は、他者への愛を育むためのエネルギーとなります。その場合には、慈愛の意識をあなたの心へ向けましょう。

さて、これまで2種類の瞑想を行いました。あなたの心に対して意識を向ける方法と、雑念が生じたときに、あなたの心に対して慈愛の意識を向けることです。この2つの方法を交互に行いましょう。

そうすれば、愛と慈しみが、あなたの心中に満月のように現れるでしょう。

心の浄化

あなたの満月のような心の中に、青く輝く「フーム」をイメージします。その青い「フーム」は、仏陀や菩薩すべての一元的智慧であると意識しましょう。あなたの心は、純粋で穏やかに落ち着いて、輝く月光と「フーム」によって開かれています。無限の青い光が、「フーム」から放射されています。あらゆる偏狭な考え、優柔不断な思い、雑念は消え去ります。

月と「フーム」から放射される青く輝く光は、あなたの全身を満たします。そして、あなたの身体は、至福に包まれます。光で満たされると、偏狭的な考え、二元的な概念の居場所はもうありません。同時に、2~3分間、「フーム」と声に出してみましょう。それから、あなたの意識のような無限の青い光が、実在(霊的)世界のすべてを包み込んでいくことを感じてみてください。あなたの強い意識が、実在(霊的)世界のすべてを包み込みます。期待も憶測もせずに、ただ感じ、ありのままでいましょう。

まとめ

この瞑想を通じて達成できる重要な体験が2つあります。ひとつは、智慧であり、もうひとつはメソッドです。
智慧の体験とは、あなた自身の心の自己認識です。
メソッドの体験とは、あなたの気が紛れたとき、そのコントロールの欠如を、慈愛の心を育むためのエネルギーとして利用することです。そうして、再び集中力を取り戻して、智慧の体験に留まることができます。
要するに、うまく集中できるときは、意識を智慧に向かわせ、集中力が落ちたときは、慈愛の心を育むことを意識します。

「オーム・アー・フーム」のマントラの詠唱はとても有益です。長いマントラを唱える時間がない人でも、この短いマントラなら唱えることができます。そして、このマントラは、他のすべてのマントラを代表するマントラなのです。特に「オーム」と唱えるとき、自己認識が活性化され、あなたの心が内部から覚醒します。

この瞑想の目的は、無知の深い眠りから、私たちを覚醒することです。それは、いつもの空想的な現実世界ではなく、実在(霊的)世界への覚醒です。マントラは、広範な実在に作用するため、とても有効なものです。


出典
[1]Lama Thubten Yeshe, "OM AH HUM Meditation", http://www.lamayeshe.com/index.php?sect=article&id=45#

バガヴァッド・ギーター第2章第72節

2010.10.02 Saturday

एषा ब्राह्मी स्थितिः पार्थ
eṣā brāhmī sthitiḥ pārtha
エーシャー ブラーフミー スティティヒ パールタ
アルジュナよ、これがブラフマンの境地(寂静の境地、解脱)である


eṣā【女性・単数・主格、指示代名詞 etad】これは、これが
brāhmī【女性・単数・主格、brāhmī】ブラフマンに関する;霊的な;神聖な、神的の;梵の
sthitis【女性・単数・主格、sthiti】立つこと;滞在すること;休息の地、住所;地位、階級、高位、威厳;状態、条件;慣例、習慣、制度
pārtha【男性・単数・呼格】プリターの息子よ。アルジュナのこと。

नैनां प्राप्य विमुह्यति ।
naināṁ prāpya vimuhyati |
ナイナーン プラーピヤ ヴィムッヒヤティ
それに到達すれば、迷うことはない


na【否定辞】~でない
enām【女性・単数・対格、指示代名詞 enad】[~に、~を]彼女、それ
prāpya【絶対分詞 pra√āp】到達して、会して、邂逅して、見出して;獲得して、娶って;蒙って
vimuhyati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 vī√muh】[彼は、それは]困惑する、知覚を失う、失神する

स्थित्वा ऽस्याम् अन्तकाले ऽपि
sthitvā 'syām antakāle 'pi
スティトヴァー スヤーム アンタカーレー ピ
さらに臨終のときも、この(境地)にあり続ければ


sthitvā【絶対分詞 √sthā】立って;静止して、留まって;滞在して、住して、存在し続けて
asyām【女性・単数・処格、指示代名詞 idam】[~において、~のなかで]これ、この
antakāle【男性・単数・処格、antakāla】[~において、~のなかで]死、死亡の時刻;世界の終末
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお

ब्रह्मनिर्वाणम् ऋच्छति ॥
brahmanirvāṇam ṛcchati ||
ブラフマニルヴァーナム リッチャティ
ブラフマンにおける涅槃(究極の解脱)に達する


brahmanirvāṇam【中性・単数・対格、brahmanirvāṇa】[~に、~を]ブラフマン(梵)の中に帰入すること、ブラフマンにおける涅槃、梵涅槃
※バラモン教におけるbrahmanと仏教におけるnirvāṇaとの合成語、梵への没入。(辻直四郎注)
※生前に解脱してもなお身体が残っている。死後に完全に解脱し、輪廻から脱すると考えられたようである。(上村勝彦注)
ṛcchati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √ṛ】[彼は、それは]動かす;起きる;出会う;達する、得る、取る、獲得する

एषा ब्राह्मी स्थितिः पार्थ नैनां प्राप्य विमुह्यति ।
स्थित्वाऽस्यामन्तकालेऽपि ब्रह्मनिर्वाणमृच्छति ॥ ७२ ॥

eṣā brāhmī sthitiḥ pārtha naināṁ prāpya vimuhyati |
sthitvā'syāmantakāle'pi brahmanirvāṇamṛcchati || 72 ||
アルジュナよ、これがブラフマンの境地である。そこに到達すれば、迷うことはない。
臨終のときも、この境地にあり続ければ、ブラフマンにおける涅槃(究極の解脱)に達する。

バガヴァッド・ギーター第2章第71節

2010.10.01 Friday

विहाय कामान् यः सर्वान्
vihāya kāmān yaḥ sarvān
ヴィハーヤ カーマーン ヤハ サルヴァーン
すべての欲望を捨てて、


vihāya【絶対分詞 vi√hā】捨てて、投げ捨てて、処分して
kāmān【男性・複数・対格】[~を、~に]願望、欲望;愛、快楽;利益;性愛;愛の神
yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~である人
sarvān【男性・複数・対格】すべての、一切の

पुमांश्चरति निःस्पृहः ।
pumāṁścarati niḥspṛhaḥ |
プマーンシュチャラティ ニヒスプリハハ
愛執なく行動する人は


pumān【男性・単数・主格、puṁs】[~は、~が]男、男性;人間;召使い;(最高位の)霊
carati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √car】[彼は、それは]動く、行く、歩む、さまよう、徘徊する、広がる、延びる;食べる;行動する、行為する
niḥspṛhas【男性・単数・主格、niḥspṛha】欲望のない、欲しない;(処格)に対して無関心な;(従格)から離脱する

निर्ममो निरहंकारः
nirmamo nirahaṁkāraḥ
ニルマモー ニラハンカーラハ
利己心なく、我意なく


nirmamas【男性・単数・主格、nirmama】自己に留意しない、自我のない、利己心を離れた;(処格)を意に介しない;(世俗を)超脱した
nirahaṁkāras【男性・単数・主格、nirahaṁkāra】自我がない、利己心の束縛を離れた;自負がない、傲慢がない、謙遜な

स शान्तिम् अधिगच्छति ॥
sa śāntim adhigacchati ||
サ シャーンティム アディガッチャティ
彼は寂静に達する


sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
śāntim【女性・単数・対格】[~を、~に]心の静穏、心の平和;(火が)消えること;平和、好運、繁栄;寂静、寂滅;涅槃
adhigacchati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 adhi√gam】[彼は、それは]~に行く、近づく、達する;入手する、獲得する;娶る、結婚する;見出す、発見する;完成する

विहाय कामान् यः सर्वान् पुमांश्चरति निःस्पृहः ।
निर्ममो निरहंकारः स शान्तिमधिगच्छति ॥ ७१ ॥

vihāya kāmān yaḥ sarvān pumāṁścarati niḥspṛhaḥ |
nirmamo nirahaṁkāraḥ sa śāntimadhigacchati || 71 ||
すべての欲望を捨てて、愛執なく、利己心なく、
我意なく行動する人は、心の平安を手にする。

バガヴァッド・ギーター第2章第70節

2010.09.30 Thursday

आपूर्यमाणम् अचलप्रतिष्ठं
āpūryamāṇam acalapratiṣṭhaṁ
アープーリヤマーナム アチャラプラティシュタン
満たされながらも、不動で安定している


āpūryamāṇam【男性・単数・対格・受動態、現在分詞 ā√pṛ】満たされている、増加する、充満している
acala【男性】不動の、動じない、動かない
pratiṣṭham【男性・単数・対格、pratistha】不動の、固定した、しっかりした、立っている、止まっている、安定している
→acalapratiṣṭham【男性・単数・対格、所有複合語】不動で安定している

समुद्रम् आपः प्रविशन्ति यद्वत् ।
samudram āpaḥ praviśanti yadvat |
サムドラム アーパハ プラヴィシャンティ ヤドヴァット
海に、水が流れ込むのと同じように


samudram【男性・単数・対格、samudra】[~を、~に]水の集まり、天界の水;海、大洋
āpas【女性・複数・主格、ap】[~は、~が]水
praviśanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在、pra√viś】[彼らは、それらは](対格、処格)に入る;~に登る;(心など)を占有する;(舞台に)登場する;(対格)に達する;(供物を)受け取る、享受する
yadvat【副詞】そのように[tadvatの相関詞]

तद्वत् कामा यं प्रविशन्ति सर्वे
tadvat kāmā yaṁ praviśanti sarve
タドヴァット カーマ- ヤン プラヴィシャンティ サルヴェー
そのように、あらゆる欲望が(彼に)入っても


tadvat【副詞】この方法にて、そのように[yadvatの相関詞]
kāmās【男性・複数・主格、kāma】[~は、~が]~に対する願望、欲望;愛、快楽;利益;性愛;愛の神
yam【男性・単数・対格、関係代名詞 yad】以下のsasを受ける関係代名詞
praviśanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在、pra√viś】[彼らは、それらは](対格、処格)に入る;~に登る;(心など)を占有する;(舞台に)登場する;(対格)に達する;(供物を)受け取る、享受する
sarve【男性・複数・主格】すべての、一切の、あらゆる

स शान्तिम् आप्नोति न कामकामी ॥
sa śāntim āpnoti na kāmakāmī ||
サ シャーンティム アープノーティ ナ カーマカーミー
彼は寂静に達する。欲望を貪り求める人はそうではない。


sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
śāntim【女性・単数・対格】[~を、~に]心の静穏、心の平和;(火が)消えること;平和、好運、繁栄;寂静、寂滅;涅槃
āpnoti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √āp】[彼は、それは]到達する、獲得する、成し遂げる;遭遇する、蒙る、関係する、耐え忍ぶ;起こる
na【否定辞】~でない
kāmakāmī【男性・単数・主格、kāmakāmin】[~は、~が]すべての種類の欲望を有する(人)、欲望を欲しいままにする(人)

आपूर्यमाणमचलप्रतिष्ठं समुद्रमापः प्रविशन्ति यद्वत् ।
तद्वत्कामा यं प्रविशन्ति सर्वे स शान्तिमाप्नोति न कामकामी ॥ ७० ॥

āpūryamāṇamacalapratiṣṭhaṁ samudramāpaḥ praviśanti yadvat |
tadvatkāmā yaṁ praviśanti sarve sa śāntimāpnoti na kāmakāmī || 70 ||
海に水が流れ込むとき、海は満たされながらも、動じることはない。
それと同じように、あらゆる欲望が彼の中に入っても、彼の心は平安に達する。
欲望を貪り求める人はそうではない。


※この詩節は、トリシュトゥブ(11音節×4行)の韻律になります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227