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バガヴァッド・ギーター第3章第14節

2011.01.22 Saturday

अन्नाद् भवन्ति भूतानि
annād bhavanti bhūtāni
アンナード バヴァンティ ブーターニ
万物は食物から生じ


annāt【中性・単数・従格、anna】[~から、~より]食物(特に)米;米穀
bhavanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在、√bhū】[それらは~、彼らは~]ある、存在する、~となる;生じる
bhūtāni【中性・複数・主格、bhūta】[~は、~が]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界

पर्जन्याद् अन्नसंभवः ।
parjanyād annasaṁbhavaḥ |
パルジャニヤード アンナサンバヴァハ
食物は雨から生じる


parjanyāt【男性・単数・従格、parjanya】[~から、~より]雨雲;雨;雨神(ときにインドラ神と同一視される)
anna【中性】食物(特に)米;米穀
saṁbhavas【男性・単数・主格、saṁbhava】生み出すこと、出生、起源、根源:【形容詞】~に起源する、~から生ずる、~から作られる
→annasaṁbhavas【男性・単数・主格、所有複合語 anna-saṁbhava】[~は、~が]食物の生成、食物の根源

यज्ञाद् भवति पर्जन्यो
yajñād bhavati parjanyo
ヤジュニャード バヴァティ パルジャニヨー
雨は祭祀から生じ


yajñāt【男性・単数・従格、yajña】[~から、~より](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式
bhavati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在、√bhū】[それは~、彼は~]ある、存在する、~となる;生じる
parjanyas【男性・単数・主格、parjanya】[~は、~が]雨雲;雨;雨神(ときにインドラ神と同一視される)

यज्ञः कर्मसमुद्भवः ॥
yajñaḥ karmasamudbhavaḥ ||
ヤジュニャハ カルマサムッドバヴァハ
祭祀は行為から生じる


yajñas【男性・単数・主格、yajña】[~は、~が](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式
karma【中性】行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
samudbhavas【男性・単数・主格、sam-udbhava】産出、起源;現れること:【形容詞】から生ずる、から造られる、~の源泉である
→karmasamudbhavas【男性・単数・主格、所有複合語 karma-samudbhava】行為の所産、【形容詞】行為から生じる

अन्नाद्भवन्ति भूतानि पर्जन्यादन्नसंभवः ।
यज्ञाद्भवति पर्जन्यो यज्ञः कर्मसमुद्भवः ॥ १४ ॥

annādbhavanti bhūtāni parjanyādannasaṁbhavaḥ |
yajñādbhavati parjanyo yajñaḥ karmasamudbhavaḥ || 14 ||
万物は食物から生じ、食物は雨から生じる。
雨は祭祀から生じ、祭祀は行為から生じる。

神聖な空間へ至る道

2011.01.17 Monday

日本を出発し、デリーに到着したのは元旦の夜でした。新しいデリーの空港には、巨大なムドラー(手印)が壁一面に掲げられ、そのあまりのきれいさと大きさに驚き、ここは本当にインドだろうかと戻って来たことを実感するのにずいぶん時間がかかりました。それでも、ムドラーに迎えられた半年ぶりのインドの香りは、長時間のフライトの疲れも吹っ飛ぶくらい、懐かしく、そして嬉しく、半年分の荷物が詰まったバックパックの重みさえ忘れるほどでした。

デリーからは、すぐにリシケシを目指します。新しい空港に降り立つのは初めてだったので、何人もの人にISBT(バススタンド)行きのバスを尋ねてまわります。インドでは度々あるのでもう慣れたものなのですが、何故か返ってくる答えがみな違うのです。分からないなら分からないと言ってくれれば済むのに、みんなが適当な場所を告げるので迷いに迷い、やっとバスを見つけ乗車。到着したISBTでは騙されないように注意しながら、どうにかリシケシ行きのデラックスバスのチケットを手にしました。深夜のバスに乗り込んでデリーを出発し、大好きなこの場所、リシケシに到着したのは翌朝のこと。変わらない神聖さに長旅の緊張がほどけていきます。

半年振りのリシケシは、凍てつくような寒さに包まれていました。早朝の濃い霧の中に浮かぶ寺院がそれはもう幻想的で、この場所が醸し出すその神々しさに体も心もすーっと引き込まれていきます。真冬のガンジス川はまさにエメラルドグリーン。アシュラムからはマントラが聞こえ、お香の香りが漂い、寺院の鐘が鳴り響きます。祈りの儀式に火が灯され、街中が光に包まれていました。牛たちがゆっくりと歩み、修行僧が瞑想を続けています。

 私がここを訪れるようになったのは、ヨガがきっかけでした。インドには以前からちょくちょく遊びに来てはいたものの、本来のヨガがどういうものなのかを知るべく、なんとなく訪れたこの場所に惹きつけられ、今では一年のうち半年をここで過ごしています。いつの間にか自分の部屋ができ、いつも母親のように世話をしてくれる友人ができました。精神的な豊かさがあふれているこの場所だからこそ、物がなくても何の不安も感じず、物がないからこそ身軽に、ここの生活を楽しんでいます。

インドの生活は、本当に面白い。一瞬一瞬を逃したくないくらい、毎日に起こる出来事に踊らされながら、今ここにいられることに感謝をする毎日です。ここでの生活は始まったばかり。これからの半年が楽しみで仕方ありません。

(文章:ひるま)

聖なる周期

2010.12.31 Friday

今年もいよいよ終わりに近づいていますが、一年間、皆さまにはいろいろとお世話になり誠にありがとうございました。
大晦日には、実家に帰省し、ゆっくり過ごされている方も多いかと思いますが、一年の疲れを十分に癒し、よいお年を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。

大晦日には、108回の除夜の鐘が恒例ですが、今回は、吉兆数とも言われる108や1008について、以前取り上げたブログとは別の角度から見ていきたいと思います。

私たちとは切っても切り離すことのできない間柄の「時間」には、この吉兆数の倍数で示される周期が存在します。ここでは、108や1008を単位とした時間について、ご紹介していきたいと思います。

まず、時間の最小単位として「秒」を見てみましょう。
108秒を100倍すると、10,800秒で、これは3時間となります。
3時間は、1日24時間の8分の1の長さで、3時間単位で生活リズムを整えると、生活にメリハリが出てきやすくなると思います。
授業や試験をはじめ、映画、テレビ、公演など、長くても3時間を目処に行われる催し物も多いかと思います。

次に、「分」で見てみましょう。
1,008分を10倍すると、10,080分で、これは7日間となります。
1週間をひとつの周期として生活することは、もはや私たちの生活リズムと切り離すことはできません。
1週間を10,080分間と考えてみると、1週間も神聖なものに思えてきますね。

次に、「時」で見てみましょう。
1,008時間を日にちに換算すると、42日間となります。
42日間は、1マンダラに相当すると言われます。
1マンダラとは、ジャパや願掛けなどによる行為が成就する期間といわれています。そのため、マントラ行や、願掛けを行う場合、少なくとも42日間は続ける必要があるといわれています。

次に、「日」で見てみましょう。
108を10倍した1,080日は、およそ3年間となります。
3年間は、人間の成長過程で重要な単位です。教育課程においても、3~6歳までは幼児教育、6~12歳までは初等教育、12~15歳までは中等教育、15~18歳までは高等教育というように、3年単位で行われます。
石の上にも三年、茨の中にも三年の辛抱などの諺もあるように、何か物事を始めたら、少なくとも1,080日間は辛抱することも必要なのでしょうね。

最後に、「月」で見てみましょう。
月を年に換算すると、1,008ヶ月は84年間、1,080ヶ月は90年間となります。こうしてみると、人生の最大の1周期は、およそ1,008ヶ月~1,080ヶ月と見ることができるかもしれません。

以上は、108や1008を用いた数遊びに過ぎないかも知れませんが、中途半端な数と思われる108や1008が、見方を変えると、実は区切りの良い数になっていることに驚かされます。
実は、私たちが求めてやまない真理も、この吉兆数のように、普段は気がつかない物事の裡に悠然と存在しているのかもしれません。

この1年間、お世話になり誠にありがとうございました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

ヨーガで世界平和

2010.12.25 Saturday

12月25日、インドではクリスマスも休日となります。10億を超える人口を抱える大国だけあって、インドには休日が多くあります。というのは、ヒンドゥー教やイスラム教、キリスト教やジャイナ教など、異なる宗教に属する人々が多くいるため、それぞれの宗教の祝日がすべてお休みとなっているからです。

ヨーガの世界では、「全ては一つ」という考えのもとに、宗教などが問われることはありません。リシケシの世界的に有名なあるアシュラムでは、常に国を超えて人々が集まっています。クリスマスの夜も、そうでした。

セレモニーが行われていたその夜は、インドらしいお祈りや、海外からアシュラムを訪れている人々によるそれぞれの国の出し物などで、大きなホールは熱気に包まれていました。12月後半の寒さも感じさせないその熱気の中で、ジョン・レノンのハッピークリスマスをBGMに、世界平和を願う写真が大きく映し出される場面がありました。それまでの賑やかな雰囲気とは打って変わって、皆がただじっと座り祈るように映像を見つめるその瞬間のシャンティ(平安)なエネルギーの流れは、きっとその場の誰もが感じていたに違いないくらい大きなもので、思い返せば今でも鮮明に蘇ってきます。

こうして皆が一つになって出すエネルギーや意識の流れは大きな変化を生みだし、それは良い意味でも悪い意味でも伝染するように広まっていきます。マザー・テレサが「反戦集会には行かないけれど、平和集会には行くわ」と述べ、ジョン・レノンがハッピークリスマスの中で「望めば戦争は終わる」と歌ったその意味を、はっきりと理解することができました。

セレモニーが終わって外へ出るとそこは極寒の世界。帰る道すがら体は冷えるのに、その夜の暖かいエネルギーはずっと残ったままで、不思議と寒さは感じませんでした。ヨギは存在そのものがシャンティなエネルギーとなると、ある僧に言われたことを思い出しながら、クリスマスの夜が明けていきました。大国のインド、教えられることがたくさんあります。

(文章:ひるま)

神様からの贈り物

2010.12.23 Thursday

インドのゆったりとした時間に流されて部屋の外を眺めていると、スクーターの両脇にドラム缶のようなものを括りつけて颯爽とやってくる人が見えます。遠くの方でも、ラッパを鳴らしながらやってくるので、すぐにそれが牛乳売りのおじさんだと分かります。お店などでももちろん買えますが、このように毎日売りに来てくれるので、空いている容器を見つけて急いでおじさんを追いかけます。

 菜食のインドの人々にとって、乳製品は栄養価のある大切な食材です。インドの生活に欠かせないチャイだけではなく、ヨーグルトやパニールなど乳製品を使った料理が豊富で、そのアレンジの仕方もさまざま、飽きることがありません。そして牛は神聖な生き物として崇められているため、そのお乳は神様からの贈り物のように大切にされています。中でも、よく耳にするのが「ギー」。大量の牛乳を精製して精製して、さらに精製した後にできあがる、不純物が完全に取り除かれた純度の高いバターです。それ故、アーユルヴェーダでは薬としても使用され、アールティやプージャなどの儀式では、このギーが神様へと捧げられます。ギーへの賛歌もあるほどです。

 アーユルヴェーダのパンチャカルマ(5つのステップで体を浄化していく療法)を受けていた時のこと、「ギーは混じり気のない純粋なエネルギーで、それは私たちの生命エネルギーと同じである」と、あるドクターに言われたことがありました。私たちの体は、食物を代謝しながら血や肉や骨を生み出し、最後に生命=エネルギーを生み出します。それはギーの精製過程と一緒で、代謝が上手く行われれば体に不純物は残らず、純粋なエネルギーが生まれると言うのです。

 生き生きとしたエネルギーが溢れるよう、自分の体は常にきれいにしておきなさい、それは神様が宿る場所でもあるとパンチャカルマの最後にドクターは言いました。全ては自分の中にあると言うのです。

 話好きの優しいドクターはよく、ギーの入ったチャイを飲みながらそんな深い話をしてくれました。神様からの贈り物で、尚且つ純粋なこのエネルギーを体に入れることは、インドの人々にとってとても大切なことのようです。

(文章:ひるま)
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