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ヨギの存在

2011.04.25 Monday

ヨギは、その存在だけで平和を生み出すといいます。肉体的、精神的な深いプラクティスを通して得られるコントロールされた強さと柔軟性は、周囲に脅威を与えることがありません。そして、多くのヨギがいるここリシケシがそうであるように、彼らは社会に穏やかなエネルギーの流れを作り出すと言われています。

例えば、「バンダ」というヨーガのプラクティス。筋肉を引き締めることによって、体の中のエネルギーの流れをコントロールする、とても大切な役割を持つこのバンダは、いつだって欠かすことができません。

サンスクリット語で「締める」や「止める」を意味するバンダには、もともと「壁」という意味があり、それはダムの役割に例えられます。ダムは、大切な資源である水の周りに壁を作ることで、洪水を防いだり、水を供給したりと、私たちの暮らしを守るために様々な働きを行っています。

バンダを行うことは、私たちの体の中にこの働きが起こることを意味します。会陰部、腹部、喉元の3つのポイントを引き締めて保持するこのバンダは、その働きがきちんと行われると、体の中を巡るエネルギーが制御され、沸き出る感情や体に起こる様々な感覚がしっかりとコントロールされるようになると言われています。そうでなければ、体の中のエネルギーが洪水のようにあふれ出てしまうのです。

人間の心の現れであり、個々の意識の集合体であると言われるこの社会。私たちの心の歪みは、大きな歪みとなってこの社会に現れます。それぞれの持つエネルギーをうまく、そして良い方向へと用いることで、社会はいくらでも良い方向へと向かっていきます。私たち一人一人が平穏でいることが、この社会を幸せで満たす最もシンプルな方法なのかもしれません。

自分の内側を見つめるヨーガのプラクティスは、自分自身を大切にいたわることであり、それは、今隣にいる人、家族、友人、そして社会を癒すとても大切な手段ともなり得ます。辛く、大変な時こそ、自分自身をいたわる時間と場所を与えてあげる。それは、とても小さなことであっても、確実に社会へと大きな変化を与えるはずです。

(文章:ひるま)

生きる術

2011.04.25 Monday

インドでは先日、春のナヴァラートリを終えたばかりです。ヒンドゥー教の三女神、ドゥルガー、 ラクシュミー、サラスワティーを三日間ずつ讃えるナヴァラートリ。この九日間は、それぞれの女神が持つ側面に沿って祈りを捧げ、断食をし、自分自身を見つめ直す大切な時とされています。私はこの間、南インドのケララ州を訪れ、少し違った観点からインドを学ぶ九日間を過ごしていました。

以前からお世話になっているNGOを訪れるための今回のケララ州への訪問。大震災の後、私たち日本の人々の心はとても大きく深い傷を負いました。しかし、傷を負ったのは日本の人々だけではありません。「いつも助けてくれる日本にこんなことが起こるなんて。」 と、その傷は深くここケララの人々にも残っています。自分の心が傷つくと、エゴは小さくなり人の優しさや大切なものがより一層強く見えてくるといいます。この時ばかりは、お互いを想う気持ちをいつも以上に感じざるを得ませんでした。

ケララ州というのは、インド国内において幼児死亡率は最も低く、平均寿命は最長、識字率もほぼ100%と、生活水準がとても高い州として知られています。しかし、授かった命を大切に育み、長生きをし、誰もが読み書きをできる、その生きていく上での基本的な欲求が満たされる一方で、産業がないために、経済的、物質面では決して豊かとはいえません。

私はいつも、このケララの人々の生活に学ぶことが多くあります。いずれは消えてなくなる物質というものに縛られない、「生きる」というシンプルで、最も大切な生活の術。そこから生み出される、穏やかな時間の流れと、人々の心。貧困という問題は見過ごすことはできないけれども、その中にある光をケララの人々は決して忘れてはいません。

どこにいても、問題はいつも存在します。しかし、それと向き合うことが社会であり、日々の生活であり、それを通して向上していくことが私たちの人生なのかもしれません。神は乗り越えられない試練は与えないと言います。自分自身を見つめ、不浄なものを消し去り、魂を清める。そして新たなスタートを切るには大切な時期であるとされるナヴァラートリを、今年は今の日本に重ねて見ていました。

そして、自分のことのように日本を想うケララの人々に「私たちは大丈夫」そう伝えました。これを機に、ますます強く優しい心を持つ人々が増えていくことを、心から願っています。

(文章:ひるま)

占星術的な処方1・宝石について

2011.04.25 Monday

もしインド占星術で運命を鑑定してもらった場合、その運命に対して何か対処をする場合と、しない場合があると思います。

対処をする場合は、多彩な選択肢があります。ざっと考えてもヨーガや瞑想で自ら運命の改善を図る場合、マントラや占星術の古典に記されたストートラを唱えたりする場合、ヤジュニャ(プージャやホーマ)をしてもらう場合、マニ(宝石)を身につけたりする場合、ルドラークシャを身につけたりする場合などです。

インド占星術の古典に書かれている対処法は、マントラの読誦とダーン(慈善活動)だけであるということですので、後にたくさんの対処法が生まれたことになります。対処法使用の是非や新しい対処法に対する是非は別の機会にするとしまして、宝石の処方について考えてみたいと思います。
宝石のついた指輪をしているインド人をよく見かけます。インドにおいてもそうですし、近年日本に大勢増えたインドの方々を見てもそうです。
日本人や欧米人と違い、インド人(のヒンドゥー教徒)はおしゃれで宝石を身につけることはあまりありません。ほとんどが占星術の処方に基づいて着けています。
ですから、インドの人が身につけている宝石をみれば、その人がどの星を強化しているのかがわかります。ただ、この宝石による処方は占星術家によって全く異なる場合が結構あります。私はインド占星術を学び始めたころ、インドで何人もの占星術家に鑑定してもらいましたが、宝石による処方の場合、全く同じ処方をされたことはあまりありませんでした。

少し専門的な話になりますが、上昇宮の位置によって幸運をもたらす星というのはある程度決まってきます。上記の占星術家たちは、腕がいい分、それをベースにしてオリジナリティを加えてくることが多かったです。

ところで、宝石処方のアイテムのとして9つの石全部を入れたアイテムもあります。「全部を強化すればいいや。」という発想から生まれたものかもしれませんが、なかなか面白い発想だと思います。全部を強化するので特別な場合を除いては誰がつけても大丈夫なように思います。

ちなみに、宝石を使用する場合、占星術的な効き目に寿命があるという占星術家もいます。この辺は見解が分かれるのですが、たとえば金星の石のであるダイヤモンドの場合11年の寿命と聞いたことがあります。

私は宝石処方の専門家ではありませんが、奥が深いなと常々感じております。

※次回はルドラークシャや他の処方について書かせていただきます。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス

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マントラの威力

2011.04.06 Wednesday

マントラ(真言)を唱えるというのは、インドでは一般的な行為です。特にヒンドゥー教徒にとっては日常の生活の中で、欠かせない方が多いと思います。もちろんインド占星術の処方でもマントラはよく使われます。
インド人が、グル(先生)や僧侶から、自分に合ったマントラをもらったり、あるいはそのマントラにパワーを込めてもらったりするのは、一般的ですが、本来マントラは普遍的なものであり、人類全ての人がその恩恵にあずかれる権利を持っていると、私は考えます。
今回はマントラの威力についての実体験を一つお話させていただきます。私には20年近く唱え続けているマントラがあります。そのマントラを唱え続けて、数年たったころの話です。

当時私はサラリーマンとして働いていました。ある時私と同い年で私よりも仕事のキャリアが長い方が、私の部下として転勤してきました。私もやりずらい部分がありましたが、その方はもっと嫌だったと思います。なるべく協力してして仕事をやろうとしたのですが、その方とは事あるごとに衝突しました。
弱り果てましたが、何も方策が見つかりませんでした。そんな時ふと思いったって、普段唱えているマントラの回数を2倍にしてみたのです。
すると、その後3日ほどでその方に再転勤の話が持ち上がり、別の勤務先に栄転という形で転勤していきました。当時私のいた企業では、一度転勤してくると数年間はそこにとどまるのが普通でした。その方は結局1月ほどで再転勤されたのですが、ちょっと考えられない状況だったのです。当時私のダシャー(星の影響期)は困難を伴うもので、そのような幸運?なことが起こるとは考えられない状況でした。

私はこれは唱えていたマントラの威力によるものだと確信しています。お互いに傷つくことなく問題が解決したというのはマントラに込められた叡智の素晴らしさを物語っていると思います。
マントラは自分で唱えられなければ、CDなどで聞いてもある程度の効果は期待できます。
このメルマガを読まれている方の中には、普段からマントラを唱えられていてその聖なる恩恵を受けておられる方も多数いらっしゃると思います。今現在唱えておられない方で、マントラにご興味のある方には、唱えたり聞いたりされることをお勧めします。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

夜明け前

2011.04.06 Wednesday

ここリシケシでヨーガの教えに従った生活を送っていると、自分の体が自然の一部のようにその中に溶け込んでいることに気がつきます。季節の移り変わり、太陽が昇って沈むまでのその一日の流れにさえ、体はしっかりと従おうとしています。ヨーガの生活を通じ、体も心も浄化されていく中で、普段は気がつかないような小さなことがくっきりと見えてくるのです。

プージャを終えた後、司祭に言われたことがありました。「自然は私たちの母体です。何か悪いものが体に入れば、それが熱や痛みとなって外へ出ようとするように、私たちが何か間違えを起こせば、自然は的確にそれを教えようとします。私たちは、いつも自然とともにあるのです。」

インドにいると、その大きな力の中に生かされていると気づくことが度々あります。静かに流れ続けるガンジス河、延々と続くヒマラヤ山脈、そしてその麓を吹き荒れる風。どんなに寒い冬が来ても、こうして太陽はしっかりと照り、全ての不純物を浄化していく。混沌としたこの社会の中で、自然だけは整然とその流れを止めることはありません。神の領域はとてつもなく偉大です。

この大自然を前に、私たちにできることは僅かばかりです。祈り、敬い、そしてその流れに従いながら、謙虚に日々の生活を努めること。

全てには意味があるといいます。世界の至る所で災難が相次ぎ、そして今なぜ、日本でこのような大震災が起きたのか。なぜ、私たちが今この時に存在するのか。それぞれには果たすべく役割があり、使命があり、今、それに気づくべき時に来ているのです。瞑想を主とし、全てとの合一を究極の目標とするヨーガがこうして世界中に広まるのも、人間が本能的に気づきを求め、変わらなければならないという思いを感じているからに違いありません。

この世は私たちの心の現れだと言われるように、この世界に存在するものは全て、私たちの中に存在しています。今、世界は変化を、皆の幸せを求めています。私たちが幸せでいなければ、世界は変わりません。残された私たちは、今こそ、笑顔でこの時を乗り越えなくてはなりません。

暗いのは夜明け前。もうすぐ、夜が明けようとしていることを、私の体も感じているような気がします。

(文章:ひるま)
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