カレンダー

<< April 2017 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30
  

カテゴリー

コメント

記事一覧

Feed

生命の露

2011.10.25 Tuesday

地・水・火・風・空。あらゆる物質の根源として存在するこの五元素は、宇宙を生み出すと共に、私たちの体の中にも同様に存在し、物質であるこの肉体を創造しながら維持しているとインドの古い教えが伝えています。その教えはまた、私たちの体が小宇宙であり、世界にあるものはすべて私たちの体の中にも存在していると述べています。

それは、月と太陽も同じです。脊椎を一つの山に見立て、その山の中腹である喉の上方に月が、下腹部に太陽があり、そして、月からはいつも不死の甘露が生み出され、私たちに生命をもたらしているのだと言います。

月から滴り落ちるその生命の露は、何もせずにいれば、下方にあるマニプーラ・チャクラである太陽へと落ちて消滅し、老いや衰えが生じます。それ故、滴り落ちる生命の露が太陽の内に飲み込まれぬよう上方へと留めるべく、様々なヨーガの術が行われます。五番目のチャクラである「ヴィシュッダ・チャクラ」こそがその露が留まる場所であり、私たちの体を小宇宙とし、その小さな世界の中で神と繋がるべく行われるヨーガにおいて、ヴィシュッダ・チャクラに集中した行いは欠かすことのできないものの一つです。

あらゆるヨーガの行いを通して「清浄」を意味するヴィシュッダ・チャクラの内で保たれたその生命の露は、浄化され純粋なものとなり、空の要素を持つこのチャクラのエネルギーによって、道程を踏み外さぬよう全身へと行き渡ってゆきます。

ヨーガの行いをこの清浄の輪に捧げ瞑想を続ける時、浄化された生命の露が体を巡る感覚は、心にもまたその清浄さを覚えさせ、偽りや嘘さえも近寄ることを許しませんでした。体も心も純粋な浄化されたエネルギーとなった時、思考からも、行動からも、言葉からも、虚偽や錯覚は生じないのだと、ヨーガの教えを身を持って感じたことを覚えています。その教えが言うように、ヨーガの行いは真実そのものであり、生も死をも超えたところにある究極の境地へと私たちの意識を向かわせていきます。

私たちの体、その小さな世界の中で、真実を証明するための働きがいつの時も行われています。生命の露が今も自分の内で生みだされていること、そして、永遠で不変の真理に気づくべく、今日もヨーガの行いを続けています。

(文章:ひるま)

インド占星術における火星と太陽の話

2011.10.25 Tuesday

知り合いにある合気道家がいます。段位やイニシャルを記載するとすぐにわかってしまうほど、その世界では有名な人なので、伏せさせていただきます。
この若さでこれだけの段位を持つ人は、おそらく世界に一人だと思われます。
インド占星術的に観た場合、火星は闘争を表します。今まで私が見てきた格闘家は、火星が強い方が多かったです。また武道家も例外ではなく火星が強い方が多いように思います。
この方は、合気道の段位も素晴らしいのですが、公式の試合のない合気道の中で、その実戦での強さも他の合気道家を寄せ付けないほどだという話を耳にしたことがあります。たしかに「力を使わない」と言われる合気道の人でありながら、その肉体は分厚い筋肉に覆われています。こんな肉体で合気道独特の繊細な技を使われたら、敵う人は少ないでしょう。

この合気道家のホロスコープを拝見したのですが、火星は減衰(力を失う場所)の星座にいます。しかもニーチャバンガ(減衰のキャンセル)はされていません。そして太陽は、ムーラトリコーナ(力を得る場所)の星座でかつケーンドラ(守護の場所)にいます。

火星が減衰しているために、逆に強さに憧れ、修行を積み、それを克服し強くなったと考えることはできると思います。しかし減衰した火星でその世界を代表するような強さを獲得するのは難しいと思います。

ですので(無意識に)合気道という武道を選んだところに太陽の強さが表れていると感じます。合気道は、宇宙(の魂)と一体化することにより、無敵になり、ひいては闘争をなくすというコンセプトがあると、私は思っています。インド占星術的にいう宇宙の中心である太陽(魂の表示体でもあります)が強いこの方が、合気道を選び大家になられたのは、やはりそういう運命だったと思わざるをえません。
ちなみにこの方はかつて柔道・空手などもやっており、かなりの腕前だったようです。しかし合気道家の道を選ばれました。

この一つの例だけで結論を出すのは、乱暴な話ですが、インド占星術を通して見ると、もしかしたら日本の合気道という武道が、太陽とかかわりがあるかなり特殊な武道のひとつである可能性があるのかも知れません。

蛇足ですが、実はこの方はラーフという星と強い月が同じ星座の中にいます。強い月とラーフのコンジャンクション(同居)は霊感やサイキックな力を表します。太陽は強いとはいえ、高揚(最高の強さを得る)しているわけではありません。この方の神がかり的な強さは、太陽の力に加えてこのコンビネーションにも関係しているのかもしれません。

星を通して人を観るのは、神の配剤を、少しだけ覗かせていただいている気がします。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238

デオ・プラヤーグ ガンジス川上流・聖地ツアー
‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥

ディーワーリー

2011.10.15 Saturday

秋の夜空に延々と打ち上がる花火と子どもたちが鳴らし合う爆竹、そして祝福の声が木霊する喧騒の中で、人々は甘いお菓子を分かち合いながら光を灯し、神を待ちます。雑多な生活の中の聖域は言葉にならないほど美しいものでした。

10月に入ると、インドでは街も人もいつも以上に忙しなく活気が溢れるように感じます。インド全体が一年中で最も熱気に包まれる、宗教を超えた最大のお祭り「ディーワーリー」が待ち受けているからです。

宗教が混在するインドでも、このディーワーリーは新たな年の始まりとして多くの人が共に祝福し合います。日本の師走がそうであるように、インドでもこの新年を迎えるにあたり人々はまず家の大掃除に取り掛かります。外壁や屋根までもが塗り替えられ、靴や洋服など全てを新調し、知人や友人、お世話になった人への贈り物を準備します。ディーワーリーに欠かせない甘いお菓子に至っては、何十キロという単位で購入するなど、この時期のインドに溢れる活気にはいつも驚かされるばかりです。

ディーワーリーは文化や地域によって違いはありながらも、ヴィシュヌ神の化身であるラーマが14年間の追放を経て王国へと戻ることを祝福する日です。また、秋の収穫にも重なり、富と幸運の女神であるラクシュミを盛大に称えます。

「光の祭典」と呼ばれるように、このディーワーリーの日ほど光を感じることはありません。王国へと戻るラーマが道に迷わぬよう、それぞれの家庭は明かりを灯してその道筋を照らします。新調された家々は美しく装飾がなされ、神を迎える灯し火で街はいつも以上に明るく、そして何より喜びを共有する人々の明るい笑顔が溢れています。光に包まれた家々は、ラクシュミーを招き入れるためにこの日ばかりは扉を閉めません。神のために光が灯り、扉が開かれ、人々が喜びを分かち合っています。

新月の夜に祝福されるディーワーリーの日は、完全なその暗闇の中で、ディヤと呼ばれる器の中で灯る無数の小さな灯りが世界を照らします。この日ばかりは、どんな人の顔にも悲嘆や苦難を見ませんでした。神という光を自分の内に見出し、そこから溢れ出る喜びによって照らし出された世界、そしてその真実の姿に、究極の教えを見たような気がします。

悪に対する善の勝利を祝福する日でもあるこの夜に、暗闇から光へと、そして幻想から真実へと、私たちが進むべく道筋が照らされます。その道を見失わぬよう、神そのものである光を灯す祭典が今年ももうすぐやってきます。

(文章:ひるま)

※2011年は10月26日がディーワーリーとなります。

心の行方

2011.10.15 Saturday

体にも心にも浄化を促すヨーガの行いを真摯に続ければ、ある時、体の中で発する美妙な音を聞くことができるようになると、ヨーガの教えは伝えています。そして、その音に心を定め、決して離れることなく瞑想に努めれば、いつしか心は音の中に消滅していくのだと言います。(ハタ・ヨーガ・プラディーピカー四章)

その音がある場所、それが風の要素を持つ四番目のチャクラ、「アナーハタ・チャクラ」です。「破られない」という意味を持つこのチャクラは胸の奥深くで、心臓がその鼓動を止めないように、妙音を奏で続けています。また、「心の座」とも言われるように、ここは情が溢れ愛が満ちる場所でもあります。

アナーハタ・チャクラの瞑想法の中で語られる、「音と一体となる時に心は消滅する」という教えを深く理解したある物語があります。ライラと言う女性を愛し続けたある若者が、その愛に狂いマジュヌーン(狂人)と呼ばれるようになる古典の悲恋物語、「ライラとマジュヌーン」。インドでも誰もが知るように有名な愛の物語です。

さまざまな形でその愛のあり方が描かれるこの物語について、あるスワミジはこう物語ってくれました。「ライラを片時も忘れることなく、いつの時も、いつの時も思い続けたマジュヌーンの心は、いつしかライラと一体となり、自分がライラだと言いながら消えていった」と。

この物語は自己を超えた愛を示し、それはまた、ヨーガの中で語られる究極の境地「三昧」の他ありません。心がある対象に完全に定まった時、「私」という主観は全く無いかのように感じるものだと言われます。ライラは神と同じです。ライラを愛するように、常に神を想い愛することで「私」は神の中へと消えていきます。神と一体になる時です。

インドでは、音は宇宙の根本原理だとも伝えられています。決して破られることはない、始りもなく終わりもないその音は、私たちの胸の奥、愛で満たされたその場所で今も鳴り響いています。その音の中へと深く入り込み「私」が消滅する時、宇宙の根本原理である最高のものと一体となることを可能にしていきます。自分自身が愛であり、神であり、大切なものそのものであると、その時気づくことができるに違いありません。

(文章:ひるま)

宝石の都市

2011.10.10 Monday

「七つの層に分かれた地下世界の最低層には、無数の宝石が眠っている」と、ヒンドゥー教の古い教えが伝えています。太陽という光が届かない場所にあっても、ここに住む者たちが身につける宝石で輝くこの世界は、富と幸福に満ち、その美しさは上界の世界を凌ぐと伝えられるほどです。

そんな場所が、私たちの体の中にも存在しています。「宝石の都市」と言う名を持つ三番目のチャクラ、それが「マニプーラ・チャクラ」です。火の要素を持ち、臍の奥深くにあると伝えられるこのチャクラは、太陽があらゆる生命にエネルギーを注ぐように、黄金色に輝きながら私たちの中心で生命活動を司っています。

太陽神経叢に対応するマニプーラ・チャクラは、太陽が銀河系の中心でその均衡をとり続けるのと同様、私たちの中心であり、まさにエネルギーの宝庫です。それ故、このエネルギーの中心が滞り、ぶれて均衡を失うことは、あらゆる不の要素を体中に巡らすことを意味します。いつしか、欲に乱され、意志を見失い、「生きる」というシンプルなエネルギーにさえ濁りが生じ、不安や緊張が体とそして精神をも覆い尽くしていきます。

かのヨーガ・スートラも、「臍に綜制を行えば、体内の組織についての知識を得る(三章二九節)」と述べています。自分自身の体と向き合うヨーガの行いの中で常に感じるものは、静と動、伸縮と伸長、そして強さと柔軟性といった相対のものの間で、均衡を取りながら生みだされる中心のエネルギーであり、重心のある所です。そこを感じる時、不安や緊張は体からも心からも静かに消え失せていきます。

自分の中心である場所を瞑想することは、内側にある隠された輝く宝を見つけ出すような喜ばしい感覚でした。そしてその宝は、「自分」というものに他ありません。安らぎと充足感。そして生きるという強い意志。ここは、私たちの完全な至福の中心であり、精神の向上を維持する場所そのものでもあるのです。

私たちの臍の奥深くでは、命の炎が途切れることなく燃え続けています。それは宝石のように輝きながら内の世界を照らし、その明るさは外界の世界にも勝るものに違いありません。「それが真実かどうか、自分の内側を見つめてみなさい。」そう言われたことを今でもはっきりと覚えています。

(文章:ひるま)

‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
10月までの毎週火曜日に、Body&foot salon Hatiにおいて、ヨーガ・クラスとSeeds-Indiaの絵はがきの販売を行っております。

日時:10月までの毎週火曜日の限定のクラスです。
講師:ひるま
時間:10:00-11:30, 17:00-18:30, 19:00-20:30
料金:各1500円(クラス費の一部をSEEDS-INDIAへ寄付させて頂きます)
人数:各クラス5人
場所:【Body&foot salon Hati】埼玉県入間市河原町1-25 和田ビル1F
西武池袋線 入間市駅徒歩1分(南口ロータリーの左手 ブックオフさんの隣のビル1階)

*インドの伝統的なハタヨガに従い、深い呼吸法を取り入れます。
*クラスは日本語と英語で行われます。(英語のお勉強にもどうぞ!)
*5人までの少人数のクラスのため、事前予約をお願いいたします。

詳しくは以下のホームページをご覧ください↓
http://shanti-rupa.com/
‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227