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タージマハルの秘密の風水的仕掛け

2011.11.18 Friday

1995年だったと記憶していますが、通っていたヨーガ教室のインドツアーで「デリー・アーグラー・ジャイプール」のゴールデントライアングルを訪れました。
ヴァーラーナスィーと並んで北インド旅行の王道の地域です。
アーグラーには、有名なタージマハルがあります。インドに全く興味のない方でも、映像等で白いエキゾチックな建物を見たことがあると思います。
タージマハルはイスラム風の建築ですが、この建物は17世紀に、有名なムガール帝国の王・シャージャハーンが亡き愛する王妃ムムターズマハルのために22年の歳月を費やして造った廟です。
そして本来はヤムナー川を挟んだ反対側に同じ形の黒い建物を建て、自らの廟とする計画だったのですが、息子に幽閉され計画はかなわず、失意のうちにこの世を去りました。
幽閉されていたアグーラー城の部屋のバルコニーから、今でもタージマハルの美しい姿が臨めます。
なお、タージマハルという名前はムムターズマハルの愛称から来ています。

タージマハルに到着する前に、ヨーガの師から、タージマハルに風水的仕掛けがあるという話をお聞きしていました。
当時の私は、ヴァーストゥ(インド風水)のことは知らなかったのですが、とても興味を持ちました。

到着して初めて見るタージマハルの美しさに私は圧倒されました。建物はシンメトリーで大変美しく輝いていました。

中を散策中にヨーガの師が、様々な風水的仕掛けの話をして下さいました。
その中で参道の中心とタージマハルの建物の中心が7cmずれていることを指摘されました。かつて自ら実際に計測したしたそうです。

これだけ美しく左右対称な建物なのに、参道と建物がわずかにずれているのはやはり不思議です。
おそらくこれは日本の日光の東照宮の陽明門の柱が1本だけ逆さになっているのと同じなのだと思います。

完全なものは、もうそれ以上の進歩はなく、あとは崩れるだけという考え方です。
タージマハルもそうした考えの元、あえてわざとずらして造られたのだと思います。
ムガールという名称はモンゴルに由来し、そして宗教はイスラム教ですが、ヒンドゥー教と融和政策をとっていた時代が長かったと聞きます。
またそのためか、インド占星術における宝石処方(腕輪)もこのころ王族はやっていたと聞いたことがあります。
このやり方がヴァーストゥに由来するものかどうか門外漢の私にはわかりませんが、人類に共通した知恵のようにも思えますので、ヴァーストゥの技術だったのかもしれません。
いずれにせよタージマハルの風水的仕掛けにロマンを感じます。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238

デオ・プラヤーグ ガンジス川上流・聖地ツアー
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神への経路

2011.11.15 Tuesday

ヒマラヤ山脈の麓に源を発するガンジス川は、広大なインドの大地を抜けベンガル湾へと出た後、世界を繋ぐ海と一体になります。穏やかに、そして時に激しく流れるガンジス川の側ではいつの時も、人々が祈り、神に思いを捧げ、その真摯な行いが変わることのない神聖な流れを生み出していました。

インドでは、人々の多くが川を「ナディ」と呼びます。「流れ」や「経路」という意味を持ち合わせるこのナディは、私たちの身体の中にも存在し、それは生命エネルギーであるプラーナを身体中に行き渡らせる「経路」として大切な役割を担っています。ムーラダーラ・チャクラに眠るクンダリニーが目覚め、サハスラーラへと向かうその道筋も、このナディの他にありません。ナディは、ヨーガの修練の中で最高の境地へと至るために欠かかすことのできない重要な存在です。

生命エネルギーであるプラーナはその名の通り、人々に生きるための活力を与えます。一方で、私たちを悩ませる感覚器官を働かせる力でもあり、心の作用を生みだす力、そのものでもあるとされています。そんなプラーナは、ヨーガの修練で目覚めたクンダリニーの上昇によって同じようにナディを昇り、そしてサハスラーラに達した時、ブラフマ・ランドラと呼ばれる頭の中の梵洞、神の穴へと飲み込まれていくと言います。

感覚器官を働かせるプラーナがその神の下に収まれば、生きるエネルギーに満たされながらも感覚器官は穏やかに静まっていきます。それは、ただその「存在」を喜ぶ三昧の境地そのものであり、その境地を得た者は、「生きながらにして解脱した者」と伝えられるほどです。神と一体になった生きるエネルギーは、人々に迷いや混乱を決して与えることはありません。

ガンジス川の神聖な流れを思い浮かべると、いつもこのヨーガの大切な教えを思い出します。人々の祈りや思いに包まれた神聖な川の流れは雄大で 、静かに海へと飲み込まれ、大本と一体となり消えていきます。いつも神と共にある人々の心が、揺るがず確かなものであるように、日々の生活を祈りとし、行いの全てを神に捧げることで、肉体と精神の双方が浄化され、自分の内に神へと近づくための聖なる流れを生み出していくに違いありません。その先にあるものは、大本との一体です。

祈ることや思いを捧げること、神へと近づきながら精神性を育むあらゆる行いは、自分自身を神聖なものとする術に他ないのだと、今改めて気付かされています。

(文章:ひるま)

千の花弁

2011.11.08 Tuesday

永遠の至福を得ることは、いつの時代においても人々が願ってやまない事柄の一つです。インドでは長い間、私たちの身体の奥深くで眠るクンダリニーの力によってその至福を得ようと、精神的な探求を続ける多くの人々がヨーガの行いを試みてきました。

身体の中に点在する六つのチャクラは、クンダリニーを上昇させようとそれぞれの場所でそれぞれの力を使いながら秘かに活動を続けています。そして、ヨーガの行いで活性化されたチャクラによって上昇したクンダリニーは、やがて六つのチャクラを超え、私たちの頭のてっぺんにある「サハスラーラ」へと辿り着きます。

普段、自我に包まれた私たちは、まるで閉じた蓮の花のつぼみの様に本来の美しさを覆い隠し、そこにある至福さえも見失っています。一方で、サハスラーラが「千の花弁」の意味を表すように、私たちの頭のてっぺんで満開に開いた数え切れないほどのその花弁の美しさは、自我から解き放たれ、ただそこに存在する意識に気づいた、まさに永遠の至福を物語っているように感じさせます。

ヨーガは、私たちの中に完全な自由と本来の姿を示します。特定のアーサナや瞑想法はチャクラを浄化し活力を与え、それぞれの持つ本来の力を携えながら私たちを自我から解放し真実へと向かうための正しい道筋を示していきます。その道中で与えられる様々な気づきは、私たちを精神性の道へと引き止め、人々を迷わせ束縛する物質的な至福を決して覚えさせることはありません。

瞑想を含むあらゆるヨーガの行いを続ける中で、小宇宙である自らの身体の内でクンダリニーが上昇しサハスラーラへと辿りつく時、人々はこの宇宙を支配する基本原理を知ります。それこそが目覚めであり、全体との合一であり、私たちの意識が永遠の至福そのものである神と一体となる時です。

遠い昔から、人々はクンダリニーが眠りから目覚めることを待ち続けています。一人一人の目覚めは、この全体世界の目覚めです。自らの至福の中に在る満開に咲く花のように、ヨーガを通じて世界が永遠の至福の中に安住することを願ってやみません。

(文章:ひるま)

インド占星術から考える性同一性障害

2011.11.08 Tuesday

インドでは性同一性障害者(主に男性)には「ヒジュラ(両性具有)」というカースト(身分)与えられ古来より、結婚式などで、踊ることによる生業を与えられているそうです。
そしてある意味で普通の人?より神に近い部分があるとも考えられています。

サラリーマン時代、性同一性障害の部下がいました。今までの人生を相当苦労したであろうこの方は、生まれつきの性別は女性です。
ある日本社から「新しい男性の新入社員がそちらに配属になる。」という連絡がありました。
そして、配属前日に再び本社から「男性ではなく女性だった。」という連絡が入ったのです。なんでも履歴書には女性の欄に○がついていたにも関わらず、面接官は見た目で男だと勘違いしてしてしまったようなのです。
当日現れた「彼女」は男性用のスーツに身を包み、靴も男性用でした。手もかなり大きく女性には見えませんでした。かなりイケメンの若い男性という感じでした。聞くところによると、彼女の父親が亡くなった時も、担当医に「男なのだから泣くな。」と一括されたそうです。さらにこの日も女子更衣室に入ったところ男性と間違えられ、悲鳴が上がったそうです。
この「彼女」はやはり(異性として!?)女性が好きなのですが、大変良い性格で、職場では良く頑張って働いてくれました。私もなるべく男性と同じ扱いを心がけました。
そのためか信頼関係が生まれ、私が仕事を止めてヨーガの指導者になったあとも、パートナー(女性)と一緒に家に遊びに来てくれたこともありました。

この彼女の出生図を観ると、配偶者やパートナーの部屋である7室に4つの惑星が集中しています。そしてそのうちの2つの星が深く傷ついています。
それが人生のテーマである可能性を物語っています。
女性性を表す金星がムーラトリコーナ(力を持って)で、マラヴィヤ・ヨーガ(美や学識、異性に好かれる配置)を形成してはいますが、太陽の働きによりキャンセルされています。
男性を表す木星は非常に傷ついており、7室にアスペクト(力を投げかける)をしています。
木星と金星にかなり特徴のある出生図だと思いました。
女性の性同一性障害は男性のそれに比べて少ないと言われていますが、もっとたくさんの例があれば性同一性障害のヨーガ(星の結びつき)のようなものがはっきりわかるかもしれません。

「彼女」は、今は知人のいないある地方都市に恋人と一緒に住み、法律的にも肉体的にも男性になるため、一生懸命働きお金を貯めているそうです。
偏見などの苦労に打ち勝ち、素晴らしい未来を勝ち取ることをお祈りしたいです。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
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デオ・プラヤーグ ガンジス川上流・聖地ツアー
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グルの声

2011.10.28 Friday

ヨーガの修練によって肉体が完全なものとなる時、私たちは物質を生みだす五大元素を超えていくと言います。それは、五大元素を思いのままに操ることであり、物質であるこの肉体を支配することを意味します。

第三の眼とも言われる六番目のチャクラ、「アージニャー・チャクラ」には五大元素は存在しません。そこにあるのは「虚空」です。そして、深い瞑想でその虚空へと入り込む時、内なるグルの声に出会うとヨーガの教えは伝えています。そんなアージニャー・チャクラには「命令」の意味があり、その名の通り、チャクラの司令塔として内なるグルの声を受けながら全身へと命令を伝達しています。

インドの文化の中でグルは神そのものです。私たちの内に潜むグルを見出すことは、内なる神を呼び覚ますことであり、そこから与えられる命令は霊的指示の他にありません。神の指示もまた自分の内から生み出されものであり、それはいつの時も、私たちをより高い意識へと導こうとしています。

地・水・火・風・空という要素を持つそれぞれのチャクラの中で感じる働きを超え、何もない虚空のチャクラを瞑想することは、まさに、肉体を超えたところにある「意識」へと向かう手段そのものでした。このチャクラに集中したヨーガの行いは、感覚や思考を通して見ていた自分を超えていくものであり、ふと、自分とは形のないものだと感じた瞬間があったのも、この虚空を瞑想していた時だったように思います。

形を備える物質の次元でのあらゆる経験は様々な波風を立てながら、私たちを常に大きく揺らし続けています。真摯にヨーガの行いを続ける中でその経験を浄化していく時、第三の眼は開かれ内なるグルの声に導かれながら、私たちは感覚や思考に揺さぶられることのない、その奥深くにある究極の境地へと向かっていくに違いありません。

虚空の中にはあるものは、ゼロであり無です。そこには、欲望やそれに根ざす過去の行い、無意識など、私たちを束縛するものも存在しません。物質を超えたところには、究極の境地へと導く神の教えであり、グルの声、内なる神が安住しているのだと、ヨーガの教えは伝えているような気がします。

(文章:ひるま)
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