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ヒマラヤ修行の思い出3

2012.01.11 Wednesday

ゴームクで瞑想をすると非常に深く入ることができます。

私にはヒマラヤ修行中に瞑想していると、空や空間を走るラインのようなものがよく感じられることがあります。これを観察していると意識の通ったあとのようなものであることに気付きました。

瞑想法には様々なテクニックが存在しますが、意識を遠くに飛ばしたり、時間をさかのぼったりするテクニックも存在します。それらは観想法と言われるものなどの延長線上にあると私は思います。

もしかしたらこのラインは、そのような観想法や意識を拡大させるような系統のテクニックを使うヨーギーがいて、その人がとばした意識の残像なのかもしれません。
別に瞑想法を使っていなくても意識力が強い場合、残留想念は残ることがあると思いますが、たとえば東京都内のようなところでは、大勢の人の意識が飛び交っているので、古い意識の残骸は、すぐにたくさんの意識にまぎれたりかき消されたりしてしまいます(といいますか、私のレベルではつかめなくなってしまいます。)。

ヒマラヤの高地は圧倒的に生活している人が少ないため、残像がの残りやすいのかも知れません。またはそのテクニックを使った行者の意識力の強さも大きく関係しているのだと思います。本当に強い意識力を持つ行者のものであれば、長い間残り続けるのかもしれません。

瞑想中にそのとばした意識のラインに自分の意識を合わせると、なかなか面白い体験ができました。自分では体験したことのないような体験ができるのです。ラインの中には宇宙の果てまで続いているようにすら感じられるものもありました。

よくヨーガの師に「瞑想を使えば宇宙の果てまでだって瞬時に行ける。」という話を聞いた記憶がありますが、実際にそういうことを試していた行者がヒマラヤにいたのかもしれません。

これはあくまで私個人が感じたものです。この体験を読んでくださっている方に押しつけるつもりはありませんし、逆に非常に瞑想能力の高い方であれば「幼稚なコラムだ。」と感じるかもしれません。新年のコラム故、少し浮世離れしていることをご容赦ください。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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バガヴァッド・ギーター第4章第6節

2012.01.11 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अजो ऽपि सन्न् अव्ययात्मा
ajo 'pi sann avyayātmā
アジョー ピ サン アヴィヤヤートマー
不生であり、本性不変であり


ajas【男性・単数・主格、a√janからの派生語aja】不生の、永遠の、初より存在する
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
san【男性・単数・主格・現在分詞 √as】[~している]ある、存在する;起こる;発する;住する
avyaya【男性】不滅の、不変の;慳貪の
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[~は、~が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→avyayātmā【男性・単数・主格、同格限定複合語】[~は、~が]不変の本性、不滅の自己

भूतानाम् ईश्वरो ऽपि सन् ।
bhūtānām īśvaro 'pi san |
ブーターナーム イーシュヴァロー ピ サン
万物の主である


bhūtānām【中性・複数・属格 bhūta】[~の、~にとって]存在物[神・人・動物および植物を含む];被創造物;万物;世界
īśvaras【男性・主格・単数 īśvara】[~は、~が](属格、処格)の所有者;支配者、主、王、候;顕官、富豪;夫;最高神
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
san【男性・単数・主格・現在分詞 √as】[~している]ある、存在する;起こる;発する;住する

प्रकृतिं स्वाम् अधिष्ठाय
prakṛtiṁ svām adhiṣṭhāya
プラクリティン スヴァーム アディシュターヤ
自己の根本原質(プラクリティ)に依存して


prakṛtim【女性・単数・対格 prakṛti】[~に、~を]本来(または自然)の形体・状態;性質、素質、傾向、気分;基本形態、型、標準、規則;自然;(自然の)始原的構成要素[それから他のすべてが展開される]、根本原質;(国家の)構成要素
svām【女性・単数・対格 sva】自身の、私の、汝の、彼の、彼女の、我々の、君達の、彼らの
adhiṣṭhāya【絶対分詞 adhi√sthā】[~して、~してから](対格、処格)の上に立つ、足で踏む、登る;住む、居住する、占める;の先頭に立つ、導く、案内する、支配する、統治する;に頼って、によって

संभवाम्यात्ममायया ॥
saṁbhavāmyātmamāyayā ||
サンバヴァーミヤートママーヤヤー
自己の幻力(マーヤー)によって出現する


saṁbhavāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 sam√bhū】[私は~]~と出会う、~と合体する;集合する;起こる、飛び出す、生じる、生まれる;見出される、存在する、ある
ātma【男性 ātman】気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
māyayā【女性・単数・具格 māyā】[~によって、~をもって]術、不可思議の力;策略、計略、狡計;詭計、詐欺;手品、妖術;幻像、幻想;幻影
→ātmamāyayā【女性・単数・具格、限定複合語】[~によって、~をもって]自己の幻力、自己の不可思議の力

अजोऽपि सन्नव्ययात्मा भूतानामीश्वरोऽपि सन् ।
प्रकृतिं स्वामधिष्ठाय संभवाम्यात्ममायया ॥६॥

ajo'pi sannavyayātmā bhūtānāmīśvaro'pi san |
prakṛtiṁ svāmadhiṣṭhāya saṁbhavāmyātmamāyayā ||6||
私は不生であり、その本性は変わることなく、万物の主であるが、
自己の根本原質(プラクリティ)に依存して、自己の幻力(マーヤー)によって出現する。

年末年始のご案内

2011.12.31 Saturday

今年は震災や経済危機など、困難を伴う年となりました。
インドのサンヴァツサラと呼ばれる60年周期の暦では、今年はカラ(khara)の年にあたります。
カラとは、サンスクリット語で「苦難、有害」等の意味があります。
今年は、まさにカラを象徴する年となってしまいました。
しかし、2012~14年にかけては、ナンダナ(歓喜)、ヴィジャヤ(勝利)の年と続きます。
皆さまにとって、来年がナンダナ(歓喜)に象徴されるような善き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Samvatsara

※年末年始休暇中のご注文につきましては、1月6日以後順次発送させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

インドの車窓から

2011.12.31 Saturday

今、私はインドを北から南まで一気に縦断する旅の中にいます。北インドのリシケシを離れ、南インドのケララを訪れるべく、約3000キロの移動です。移り変わるインドの姿を目にしていると、変化に富んだ美しく広大な風景に心を奪われ、この地に惹かれる理由を改めて実感しています。

列車の窓から見える風景は、インドの持つ多様性を細かく描きながら、人々の生きる瞬間を色濃くしっかりと映し出しています。川沿いに暮らす人々、畑を耕し牛の世話をする人々、都市では車やバイクがめまぐるしく動き、大きな建物が街を覆う、ただその何気ない日々の生活が、迫り来るように生き生きと伝わってくるのは、この土地の持つエネルギーの他に違いありません。

きっと誰もが祈っていた古い時代から、物が溢れ今この時代に失われつつあるその精神性が、この時までもしっかりと生きていること、その祈りや想いが生み出す活力は、偽りのない真のエネルギーです。その世界の中で繰り広げられる究極なまでの聖と俗、富と貧、そして生と死が入り混じる社会の姿は、人間の持つ美しさや醜さをありのままに表し続けています。

その相反するものの中で、この社会が均衡を保ちながら存在するのは、誰しもの内に変わらない真実があるように、この世界の中心に人々を一つに繋ぐ崇高な存在があるからだということも、それは忘れずに伝えています。そんな世界に身を置きながら、幸せや不幸、喜びや悲しみ、愛や憎しみという対立するものの間で揺れ動く自分自身の姿を見る時、何か大切なものにはっと呼び覚まされるような気持ちを抱いて止みません。

真実であり絶対的なもの、そこに近づいていく術を見せるインドの姿を今こうして流れゆく風景として眺めながら、しっかりと自分の内にある変わらない偉大な存在を今ここで感じています。そして、大きな変化があった年を終え、新たな道の中で人々の意識が一つに繋がるよう、この日々の移り変わりを想い、これから始まる一年が素晴らしいものとなるよう心から祈っています。

(文章:ひるま)

【マントラ学習】サルヴェー バヴァントゥ スキナハ

2011.12.31 Saturday

सर्वे भवन्तु सुखिनः
sarve bhavantu sukhinaḥ
サルヴェー バヴァントゥ スキナハ
一切万物が幸福であれ


sarve【男性・複数・主格 sarva】[~ものたちは、~ものたちが](形容詞の名詞的用法)すべての、一切の、各々の;全体の
bhavantu【三人称・複数・パラスマイパダ・命令法 √bhū】[彼らは~せよ、それらは~せよ]ある、存在する、~となる;生じる
sukhinas【男性・複数・主格 sukhin】幸福な、楽しい、嬉しい、快適な、愉快な;繁栄する

सर्वे सन्तु निरामयाः
sarve santu nirāmayāḥ
サルヴェー サントゥ ニラーマヤーハ
一切万物が健康であれ


sarve【男性・複数・主格 sarva】[~ものたちは、~ものたちが](形容詞の名詞的用法)すべての、一切の、各々の;全体の
santu【三人称・複数・パラスマイパダ・命令法 √as】[彼らは~せよ、それらは~せよ]ある、存在する;起こる;発する;住する
nirāmayās【男性・複数・主格 nirāmaya】[~は、~が]健康、幸福、安泰 【形容詞】健康な、壮健な;健康によい;不自由のない;確実な

सर्वे भद्राणि पश्यन्तु
sarve bhadrāṇi paśyantu
サルヴェー バドラーニ パッシャントゥ
一切万物が祝福を得よ


sarve【男性・複数・主格 sarva】[~ものたちは、~ものたちが](形容詞の名詞的用法)すべての、一切の、各々の;全体の
bhadrāṇi【中性・複数・対格 bhadra】[~に、~を]幸福、祝福、好都合 【形容詞】祝福された、吉兆の;麗しい、美しい;よい;幸福な、好都合な
paśyantu【三人称・複数・パラスマイパダ・命令法 √paś】[彼らは~せよ、それらは~せよ]見る、視力を有する;眺める、視る;観察する、注意する;凝視する、傍観者である、傍観する;人と会う、訪ねる、出頭する;経験する、獲得する;見出す

मा कश्चित् दुःखभाग् भवेत्
mā kaścit duḥkhabhāg bhavet
マー カシュチット ドゥフカバーグ バヴェートゥ
誰もが悲哀にくれることのないように


【禁止の副詞・接続詞】~するな、~することのないように
kaścit【男性・単数・主格、不定代名詞、kim + cit】[~は、~が]誰か、誰かある人
duḥkha【中性】不安、心配、苦痛、悲しみ、悲哀、困難、苦しみ
bhāk【男性・単数・主格 bhāj】~にあずかる、参与する;所有する、有する、享受する;実行する、~に専念する;~の一部を成す、~に属する;~と関係した
→duḥkhabhāk【男性・単数・主格 duḥkhabhāj = duḥkhabhāgin】[~もの(こと)は、~もの(こと)が](形容詞の名詞的用法)不幸に巡り会う、不運な
bhavet【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 √bhū】[それ(彼)は~だろう、それ(彼)は~するべき]ある、存在する、~となる;生じる

सर्वे भवन्तु सुखिनः ।
सर्वे सन्तु निरामयाः ।
सर्वे भद्राणि पश्यन्तु ।
मा कश्चित् दुःखभाग्भवेत् ॥

sarve bhavantu sukhinaḥ |
sarve santu nirāmayāḥ |
sarve bhadrāṇi paśyantu |
mā kaścit duḥkhabhāgbhavet ||
一切万物が幸福であれ
一切万物が健康であれ
一切万物が祝福を得よ
誰もが悲哀にくれることのないように
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