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自由を求めて

2012.01.28 Saturday

62年前の1月26日、インドにて共和国憲法が発行され、初めてインドは主権国家となります。自由を手にするために払われた多大な犠牲と、人々が歩み続けた苦難の道を想うこの日、更なる国の進歩を願い、この大国が一丸となって祈りに包まれていました。

自由を手にするために当時流された血と涙は、私たちが身を置くこの社会からはきっと想像もつかないほどのものであったに違いありません。そして今、このインドの社会に身を置きながら、「人生そのものが自由を得るためのステップである」という教えを改めて思い起こし、日々の行い一つ一つが気づきと共にあるよう、その瞬間に十分に留まることを努めています。

精神世界の中で意味される自由とは、肉体や物という束縛から解放された、究極の状態「意識」であることにあります。例えば、自分自身の存在に満足すること、その「ただ在る」ということこそが、終わりのない至福であり、限りのない自由です。それは実に単純でありながら、最も難しいことでもあるが故に、人々はその探求の道をそれぞれの人生の中で歩み続けています。

スワミジが述べるように、今と言う瞬間に留まる事は、歩みを止め、ただじっとしていることを意味するわけではありません。社会に身を置きながら生活をする私たちにとって、それは、人生の中で苦しみや喜びを経験しながら、その瞬間の中で変わらない至福が自分の内を満たしていることに気づくことであり、それこそがどんなものにも代えられない自由であると、ここでの生活がいつも教えてくれるような気がします。

私たちはいつの時も、自由を勝ち取るために奮闘しながら、苦しみ、悲しみ、喜び、幸せという沸き起こる感覚に溺れ、無意識のうちに自分自身を限定し、束縛する行いを繰り返しています。新たな束縛を生み出さないためにも、一瞬一瞬が気づきに満ちたものとなるよう自分の内に既に存在する自由を見つめる時間が、ここでは何よりも貴重なものです。どんなものにも束縛されない自由は、今、そしてここにあるということ、インドの人々の自由を喜ぶ姿を見て、この時に改めてそれを確認しています。

(文章:ひるま)

バガヴァッド・ギーター第4章第11節

2012.01.27 Friday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

ये यथा मां प्रपद्यन्ते
ye yathā māṁ prapadyante
イェー ヤター マーン プラパディヤンテー
人々がいかなる方法で私に帰依しようとも


ye【男性・複数・主格、関係代名詞 yad】~であるところの、~であるもの、~である人
yathā【接続詞】~のように、あたかも~のように(tathāとともに)
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私
prapadyante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 pra√pad】[彼らは~、それらは~]入る;(路に)踏み入る;(対格)に来る、~へ赴く、~へ通う;(対格)の助力を求める、~の保護を求める;(ある状態)に入る、~を受ける、~を経験する;到達する

तांस् तथैव भजाम्यहम् ।
tāṁs tathaiva bhajāmyaham |
ターンス タタイヴァ バジャーミヤハム
私は同じように彼らを愛する


tān【男性・複数・対格、指示代名詞 tad】[~らに、~らを]これ、あれ、彼
tathā【副詞】そのように、同様に;そして、また
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
bhajāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √bhaj】[私は~]分配する、分かつ;実行する、従う、守る;好意を示す;愛する;尊敬する、崇め尊ぶ、崇拝する
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私

मम वर्त्मानुवर्तन्ते
mama vartmānuvartante
ママ ヴァルトマーヌヴァルタンテー
彼らは私の道に従う


mama【単数・属格、一人称代名詞 mad】[~の、~にとって]私
vartma【中性・単数・対格 vartman】[~に、~を]轍、軌道;径、道、路、進路;まぶた
anuvartante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 anu√vṛt】[彼らは~、それらは~]従う、追う;~に執着する、~に導かれる;機嫌をとる、満足させる;~に依存する;~の後ろに従う、続いてくる;続く

मनुष्याः पार्थ सर्वशः ॥
manuṣyāḥ pārtha sarvaśaḥ ||
人々は一斉に、アルジュナよ


manuṣyās【男性・複数・主格 manuṣya】[~らは、~らが]人間;男;夫;人類の祖先
pārtha【男性・単数・呼格】[~よ]プリターの息子。アルジュナのこと。
sarvaśas【副詞】全体に、集団で、完全に、一斉に

ये यथा मां प्रपद्यन्ते तांस्तथैव भजाम्यहम् ।
मम वर्त्मानुवर्तन्ते मनुष्याः पार्थ सर्वशः ॥११॥

ye yathā māṁ prapadyante tāṁstathaiva bhajāmyaham |
mama vartmānuvartante manuṣyāḥ pārtha sarvaśaḥ ||11||
人々がいかなる方法で私に帰依しようと、私は同じように彼らを愛する。
人々はみな、私の道に従う。アルジュナよ。

バガヴァッド・ギーター第4章第10節

2012.01.26 Thursday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

वीतरागभयक्रोधा
vītarāgabhayakrodhā
ヴィータラーガバヤクローダー
欲望、恐怖、怒りを離れ


vīta【過去受動分詞 vi√i】去った、消えた、失われた
rāga【男性】激しい欲望、情熱、愛、愛情、同情
bhaya【中性】恐れ、驚き、恐怖、心配、不安
krodhās【男性・複数・主格 krodha】怒り、激怒、憤怒、激情
→vītarāgabhayakrodhā【男性・複数・主格、所有複合語】欲望、恐怖、怒りを離れた

मन्मया माम् उपाश्रिताः ।
manmayā mām upāśritāḥ |
マンマヤー マーム ウパーシュリターハ
私に専念し、私に献身する


manmayā【男性・複数・主格 manmaya】私からなる、私のような、私のことばかり考える
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私
upāśritās【男性・複数・主格 upāśritaupa-ā-√śriの過去受動分詞)】(対格)に寄りかかる、に休む;(対格)に避難した;しばしば通った・に到達した・に留まる;(対格)に頼った・献身した

बहवो ज्ञानतपसा
bahavo jñānatapasā
バハヴォー ジュニャーナタパサー
多くの人々は、知識の苦行によって


bahavas【男性・複数・主格 bahu】[~らは、~らが]豊富な、多量の;多数の、反覆された、たびたびの;(具格)に富んだ、(具格)の多くある
jñānatapasā【中性・単数・具格、限定複合語 jñānatapas】[~によって、~をもって]知識を得るための苦行、知識の修練

पूता मद्भावम् आगताः ॥
pūtā madbhāvam āgatāḥ ||
プーター マドバーヴァム アーガターハ
浄められ、私の状態に達する


pūtā【男性・複数・主格 pūta√pūの過去受動分詞)】清められた、清浄にされた、清浄な;脱穀された
madbhāvam【男性・単数・対格 madbhāva】[~に、~を]私の本性;私の状態;私の存在
āgatās【男性・複数・主格 āgataā-√gamの過去受動分詞)】~に達した、~に来た;世に来た、生まれた;帰った

वीतरागभयक्रोधा मन्मया मामुपाश्रिताः ।
बहवो ज्ञानतपसा पूता मद्भावमागताः ॥१०॥

vītarāgabhayakrodhā manmayā māmupāśritāḥ |
bahavo jñānatapasā pūtā madbhāvamāgatāḥ ||10||
欲望、恐怖、怒りを離れ、私に専念し、私に献身する多くの人々は、
知識の苦行によって浄められ、私の状態に達する。

バガヴァッド・ギーター第4章第9節

2012.01.25 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

जन्म कर्म च मे दिव्यम्
janma karma ca me divyam
ジャンマ カルマ チャ メー ディヴィヤム
私の神聖な出生と行為を


janma【中性・単数・対格 janman】[~に、~を]誕生、起源、産出;生命、存在;誕生地;父;生物、実在;種族、家族;種類;性質;再生;方法;水
karma【中性・単数・対格 karman】[~に、~を]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
ca【接続詞】そして、また、~と
me【単数・属格、一人称代名詞 mad(mamaの附帯形)】[~の、~にとって]私
divyam【中性・単数・対格 divya】天上の;神聖な;超自然の;魔術の;天界の;壮大な

एवं यो वेत्ति तत्त्वतः ।
evaṁ yo vetti tattvataḥ |
エーヴァン ヨー ヴェーッティ タットヴァタハ
このように如実に知る者は


evam【副詞】このように、こんなふうに、そんなふうに
yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】~であるもの、~である人
vetti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √vid】[彼は~]知る、理解する、思う
tattvatas(=tattvena)【副詞】実際は;真実に;正確に;全く;如実に

त्यक्त्वा देहं पुनर्जन्म
tyaktvā dehaṁ punarjanma
ティヤクトヴァー デーハン プナルジャンマ
肉体を捨てた後、再生を


tyaktvā【絶対分詞 √tyaj】[~して、~してから]罷る、見捨てる;棄てる;手放す;遺棄する;(場所より)去る;(人を)避ける;放置する、放つ;断念する、離れる、捨てる、護る
deham【中性・単数・対格 deha】[~に、~を]身体;塊;形;型;大きさ、かさ(嵩);人、個人;形または姿を持つもの
punarjanma【中性・単数・対格 punarjanman】[~に、~を]再生、更正;輪廻

नैति माम् एति सो ऽर्जुन ॥
naiti mām eti so 'rjuna ||
ナイティ マーム エーティ ソー ルジュナ
せず、私のもとへ来る、アルジュナよ


na【否定辞】~でない
eti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √i】[彼は~、それは~]行く、来る;到達する、遭う;去る、過ぎる
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[~を、~に]私
eti【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √i】[彼は~、それは~]行く、来る;到達する、遭う;去る、過ぎる
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
arjuna【男性・単数・呼格 arjuna】[~よ]アルジュナ

जन्म कर्म च मे दिव्यमेवं यो वेत्ति तत्त्वतः ।
त्यक्त्वा देहं पुनर्जन्म नैति माम् एति सोऽर्जुन ॥९॥

janma karma ca me divyamevaṁ yo vetti tattvataḥ |
tyaktvā dehaṁ punarjanma naiti mām eti so'rjuna ||9||
私の神聖な出生と行為を、このように如実に知る者は、
肉体を捨てた後、再び生まれることなく私のもとへ来る、アルジュナよ。

バガヴァッド・ギーター第4章第8節

2012.01.24 Tuesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

परित्राणाय साधूनां
paritrāṇāya sādhūnāṁ
パリットラーナーヤ サードゥーナーン
善人の救済のために


paritrāṇāya【中性・単数・為格 paritrāṇa】[~に、~のために](従格)からの保存・保護・援助・救済;庇護、避難;(属格)に対する予防法
sādhūnām【男性・複数・属格 sādhu】[~たちの、~たちにとって](人間について)高貴な、有徳な、善良な;よい、有徳な、ふさわしいまたは尊敬すべき人間;聖人、仙人;宝石商

विनाशाय च दुष्कृताम् ।
vināśāya ca duṣkṛtām |
ヴィナーシャーヤ チャ ドゥシュクリターム
また悪人の滅亡のために


vināśāya【男性・単数・為格 vināśa】[~に、~のために]消失、中止、喪失;分解、破壊、滅亡
ca【接続詞】そして、また、~と
duṣkṛtām【男性・複数・属格 duṣkṛt】[~たちの、~たちにとって]悪い行為をなす者、犯罪者

धर्मसंस्थापनार्थाय
dharmasaṁsthāpanārthāya
ダルマサンスターパナールターヤ
正義を樹立するために


dharma【男性】秩序、慣例、習慣、風習、法則、既定;規則;義務;得、美徳、善行;宗教;教説;正義;公正;法律;性質、性格、本質、属性
saṁsthāpana【複数・使役名詞 saṁ√sthā】立たせる、留まらせる;確立する、樹立する
arthāya【男性・単数・為格 artha】[~に、~のために]目的;原因、動機;利益、使用、利用、有用;褒美、利得;財産、富、金;物、事、事物
→dharmasaṁsthāpanārthāya【男性・単数・為格、限定複合語】[~に、~のために]美徳を確立させる目的、正義を樹立させること

संभवामि युगे युगे ॥
saṁbhavāmi yuge yuge ||
サンバヴァーミ ユゲー ユゲー
私は世期ごとに出現する


saṁbhavāmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 sam√bhū】[私は~]~と出会う、~と合体する;集合する;起こる、飛び出す、生じる、生まれる;見出される、存在する、ある
yuge【中性・単数・処格 yuga】[~において、~のなかで]軛;一対、夫婦;(一文章を形成する)二詩節;人類;世代、生涯;宇宙の年紀
→yuge yuge:時代ごとに、世期ごとに、代々

परित्राणाय साधूनां विनाशाय च दुष्कृताम् ।
धर्मसंस्थापनार्थाय संभवामि युगे युगे ॥८॥

paritrāṇāya sādhūnāṁ vināśāya ca duṣkṛtām |
dharmasaṁsthāpanārthāya saṁbhavāmi yuge yuge ||8||
善人を救済するため、悪人を滅ぼすため、
そして正義を樹立するために、私は世期ごとに出現する。
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