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バガヴァッド・ギーター第4章第19章

2012.02.23 Thursday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

यस्य सर्वे समारम्भाः
yasya sarve samārambhāḥ
ヤッスヤ サルヴェー サマーラムバーハ
そのすべての活動が


yasya【男性・単数・属格、関係代名詞 yad】[~の、~にとって]~であるもの、~である人、~であるとき
sarve【男性・複数・主格 sarva】すべての、一切の、あらゆる
samārambhās【男性・複数・主格 samārambha】[~らは、~らが]事業、企て、計画、仕事、活動;進取の気性、冒険心;初め、開始

कामसंकल्पवर्जिताः ।
kāmasaṁkalpavarjitāḥ |
カーマサンカルパヴァルジターハ
欲望と願望を離れた人たち


kāma【男性】~に対する願望、欲望;愛、快楽;利益;性愛;愛の神
saṁkalpa【男性】(意manasの)決心・意志・目的・はっきりした意図・決定・欲望;(合成語として)=単に望むだけで、欲望に従って、特定の目的のために
varjitās【男性・複数・主格 varjita√vṛjの過去受動分詞)】避けられた等;(具格)を欠いた・に不足する・を逃れた;除かれた、除く、除外する
→kāmasaṁkalpavarjitās【男性・複数・主格、所有複合語】[~らは、~らが]欲望と意図(願望)を離れた人

ज्ञानाग्निदग्धकर्माणं
jñānāgnidagdhakarmāṇaṁ
ジュニャーナーグニダグダカルマーナン
業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人を


jñāna【中性】知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
agni【男性】火;火災;アグニ神
dagdha√dahの過去受動分詞】焼かれた、焼尽した;苦痛を与えられた、悲嘆・飢餓に苦しめられた、悩まされた;致命的の;悲惨な、憐れな、無益の;呪われた、罪を定められた
karmāṇam【男性・単数・対格 karman】[~に、~を]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
→jñānāgnidagdhakarmāṇam【男性・単数・対格、所有複合語】[~に、~を]業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人

तम् आहुः पण्डितं बुधाः ॥
tam āhuḥ paṇḍitaṁ budhāḥ ||
タム アーフフ パンディタン ブダーハ
知者たちは彼をパンディット(賢い人)と呼ぶ


tam【男性・単数・対格、指示代名詞 tad】[~に、~を]これ、あれ、彼
āhus【三人称・複数・パラスマイパダ・完了 √ah】[彼らは~した、それらは~した]話す、言う;表示する、呼ぶ、宣言する
paṇḍitam【男性・単数・対格 paṇḍita】[~に、~を]学者、学問のある人、賢い人;パンディット 【形容詞】学問のある;賢い、怜悧な;教養ある、~に巧みな
budhās【男性・複数・主格 budha】[~らは、~らが]知者、賢人、聖者;神;[ソーマの子の名]水星;[諸神の名] 【形容詞】理解力のある、怜悧な、賢い

यस्य सर्वे समारम्भाः कामसंकल्पवर्जिताः ।
ज्ञानाग्निदग्धकर्माणं तमाहुः पण्डितं बुधाः ॥१९॥

yasya sarve samārambhāḥ kāmasaṁkalpavarjitāḥ |
jñānāgnidagdhakarmāṇaṁ tamāhuḥ paṇḍitaṁ budhāḥ ||19||
すべての活動が欲望と願望を離れ、業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人たちを、
知者たちはパンディット(賢い人)と呼ぶ。

バガヴァッド・ギーター第4章第18節

2012.02.22 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

कर्मण्यकर्म यः पश्येद्
karmaṇyakarma yaḥ paśyed
カルマニヤカルマ ヤハ パッシェード
行為のなかに無為を見るべき人


karmaṇi【中性・複数・処格 karman】[~において、~のなかで]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
akarma【中性・単数・対格 akarman】[~に、~を]無為、無行為、非動作、無作;何もしないこと
yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】[~は、~が]~であるもの、~である人
paśyed【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 √paś】[彼は~だろう、彼は~するべき]見る、視力を有する;眺める、視る;観察する、注意する;凝視する、傍観者である、傍観する;人と会う、訪ねる、出頭する;経験する、獲得する;見出す

अकर्मणि च कर्म यः ।
akarmaṇi ca karma yaḥ |
アカルマニ チャ カルマ ヤハ
また無為のなかに行為を(見るべき)人


akarmaṇi【中性・単数・処格 akarman】[~において、~のなかで]無為、無行為、非動作、無作;何もしないこと
ca【接続詞】そして、また、~と
karma【中性・単数・対格 karman】[~に、~を]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
yas【男性・単数・主格、関係代名詞 yad】[~は、~が]~であるもの、~である人

स बुद्धिमान् मनुष्येषु
sa buddhimān manuṣyeṣu
サ ブッディマーン マヌッシェース
彼は人々のなかにおいて知性ある人である


sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
buddhimān【男性・単数・主格 buddhimat】理解力のある;鋭敏な、賢い
manuṣyeṣu【男性・複数・処格 manuṣya】[~らにおいて、~らのなかで]人間;男;夫;人類の祖先

स युक्तः कृत्स्नकर्मकृत् ॥
sa yuktaḥ kṛtsnakarmakṛt ||
サ ユクタハ クリツスナカルマクリット
彼は専心して一切の行為をなす人である


sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[~は、~が]これ、あれ、彼
yuktas【男性・単数・主格 yukta√yujの過去受動分詞)】くびき(軛)につながれた、(処格)に従事した、~に専心した;(具格)に忙殺された、~に専念した;(処格)に熱中した;集中した
kṛtsna【形容詞】全部の、全体の、完全な
karmakṛt【中性・単数・主格 karmakṛt】精勤な、巧みな;一切の行為をなす人

कर्मण्यकर्म यः पश्येदकर्मणि च कर्म यः ।
स बुद्धिमान्मनुष्येषु स युक्तः कृत्स्नकर्मकृत् ॥१८॥

karmaṇyakarma yaḥ paśyedakarmaṇi ca karma yaḥ |
sa buddhimānmanuṣyeṣu sa yuktaḥ kṛtsnakarmakṛt ||18||
行為のなかに無為を、無為のなかに行為を見る人は、
人中の知者であり、専心して一切の行為をなす人である。

バガヴァッド・ギーター第4章第17節

2012.02.22 Wednesday

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

कर्मणो ह्यपि बोद्धव्यं
karmaṇo hyapi boddhavyaṁ
カルマノー ヒヤピ ボーッダヴィヤン
実に、行為についても知られるべきである


karmaṇas【中性・単数・属格 karman】[~の、~にとって]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
hi【不変化辞】なぜならば、~のために;真に、確かに、実に
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき

बोद्धव्यं च विकर्मणः ।
boddhavyaṁ ca vikarmaṇaḥ |
ボーッダヴィヤン チャ ヴィカルマナハ
また非行についても知られるべきである


boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき
ca【接続詞】そして、また、~と
vikarmaṇas【中性・単数・属格 vikarman】[~の、~にとって]不法な行為・義務、非行、悪行

अकर्मणश्च बोद्धव्यं
akarmaṇaśca boddhavyaṁ
アカルマナシュチャ ボーッダヴィヤン
そして無為についても知られるべきである


akarmaṇas【中性・単数・属格 akarman】[~の、~にとって]無為、無行為、非動作、無作;何もしないこと
ca【接続詞】そして、また、~と
boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき

गहना कर्मणो गतिः ॥
gahanā karmaṇo gatiḥ ||
ガハナー カルマノー ガティヒ
行為の道は深遠である


gahanā【女性・単数・主格 gahana】深い;濃い、稠密である;不透質の、貫きがたい;理解しがたい
karmaṇas【中性・単数・属格 karman】[~の、~にとって]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
gatis【女性・単数・主格 gati】[~は、~が]行くこと、前進、動作、行動、飛行;退去、出発;行進、進行;成功;~の獲得;路、進路;出口;根源、根底;手段、方法、可能性;策略;避難所;状態、状況、条件、位置;性質;幸福;輪廻、人間の運命;風習

कर्मणो ह्यपि बोद्धव्यं बोद्धव्यं च विकर्मणः ।
अकर्मणश्च बोद्धव्यं गहना कर्मणो गतिः ॥१७॥

karmaṇo hyapi boddhavyaṁ boddhavyaṁ ca vikarmaṇaḥ |
akarmaṇaśca boddhavyaṁ gahanā karmaṇo gatiḥ ||17||
実に、行為について知るべきである。また非行についても知るべきである。
そして無為についても知るべきである。行為の道は深遠であるから。

スピリチュアルな世界

2012.02.20 Monday

インドの各地には、それぞれの神に馴染みのある地が数多く存在します。例えばヴリンダーヴァンは、クリシュナ神が幼少期を過ごした聖地として、そしてここリシケシはヨーガの聖地であるとともに、ニーラカンタというシヴァ神のお寺があることからも、街にはシヴァ神のマントラが絶え間なく流れ続けてます。

土着の神々や信仰が取り入れられながら形成されてきたヒンドゥー教は、太陽や月、山や川を始めとする自然から生じる神々を深く崇拝し、今のこの時に至るまで、その深い信仰が失われることはありません。その目には見えない崇高なものと深く繋がる人々が生み出すこの特別な雰囲気は、訪れる人々をさらなる深みへと引き込み、ここでの生活そのものがまさに魂と向き合うスピリチュアルなものへと変化を遂げてゆきます。

そんな神聖な場所に身を置きながら強く感じることは、宗教とスピリチュアリティというものが別のものであり、ウパニシャッドなどのインド思想に示されるように、それはあくまでも自分自身と目には見えない超自然的な存在との繋がりを感じるものだということがあります。そしてそれが特定の人々だけに起こることでは決してなく、魂を持つ誰もが経験する潜在的なものであるのだと人々の姿を見て思い知らされています。

目には見えない世界に入り込むことは、時に難しく捉えられることがあっても、そこにしっかりと足を踏み入れる時にふと出会う、人生の意味、生命の尊さ、愛や思いやりは、物質以上の充足を私たちに与え続けます。人の欲から生み出されるこの物質に支配された世界の中で、自分の本来の姿を見るのがその時だと思えてなりません。

スピリチュアリティは神秘的な体験や、何か特別な経験を意味するわけでは無く、古い時代に誰もが祈っていたように、私たちの中心に備わる一番大切で崇高な部分を見つめ直すだけのシンプルなものにすぎないのだと感じます。インドの人々が今この時も日常の生活を祈りと共に過ごす姿、そしてこの神々が溢れる地がそう教えてくれるような気がしています。

(文章:ひるま)

素晴らしいパンデット2

2012.02.20 Monday

3年ぶりに合ったパンデットは、私たちのためにスペシャルなプージャをしくれました。
魂をいれるプージャが終わった後、パンデットは祠の棚の上に置いてあった数珠を私の首にかけてくれました。ナヴァクラハ(9惑星)の数珠です。
そして数百年前から安置されている御神体にかかっていた数珠を取って、私の連れの女性にかけました。
彼女がかけられたのは、明らかに私にかけてくれた数珠よりも素晴らしく祝福された数珠でした。
プージャ前に、私がグル(先生)でこの方はシッシャ(生徒)だと説明したのに、生徒(女性)の方に素晴らしく祝福された数珠をかけたのです。
普通は必ずグルの方に素晴らしいアイテムを渡すはずです。といいますか御神体にかかっていた数珠を、普通の人にかけるはずはありません。

彼は「わかっているだろう。」という感じで私に笑いかけ、私も笑顔を返しました。
話は変わりますが、昨年私のところでヨーガを学んで下さっている女性が、マントラに興味をもってインドのヴァラナシに1ヶ月マントラの勉強に行きました。
彼女はその時に、マントラの先生である老パンデットに「弟子にならないか?」と言われたそうです。
彼女がそれを受け入れると、翌日の入門式に10社を超えるマスコミが取材に来たそうです。後に私も彼女の写真が1面トップに掲載されている新聞を拝見しました。
実は外国人女性がヴェーダの正式な学習者になるというのは、インドの歴史上、非常に珍しいことなのです。
老パンデットは彼女の素質を見抜いて、長年の慣習を破ってまで、弟子にしたのです。
ちなみに彼女は「聖者」としての出生図を持つ人なのです。

今回パンデットの元に同行したこの女性は、上記の正式なヴェーダ学習者になった女性の友人で、私のところでヨーガを学ぶ一般の主婦なのですが、実はインド占星術で観るとやはり「聖者」と言っていい魂を持つ方なのです。
このパンデットも、明らかにこの女性が素晴らしい魂を持つと見抜いたのです。

私自身も修行者としての出生図を持って生まれていますが、決して聖者ではありません。
しかし私の元に来て下さる方の中には、「聖者」ようなの出生図を持つ方が複数おられます。インド占星術は非常に正確にそういう部分を映し出します。
私は、ヨーガという技術はお教えしているものの、実は大切な何かを参加されている皆様にお教えいただいているのかもしれません。

若きパンデットには明らかにそれがわかったのだと思います。素晴らしい体験でした。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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